
とうらぶの旅 7月 in 京都
目的:①実休光忠再現刀を本能寺で見てくる。
②推しの所蔵元に貢いでくる。
③万屋本舗に行ってみる。
①実休光忠再現刀・薬研藤四郎再現刀@本能寺

実休さん・薬研くんで記念撮影

商店街の中に急に現れる本能寺。
ポスターがなかったら見落としていたかもしれない。
展示は入ってすぐの建物2階
実休光忠再現刀は正面突き当りに展示。
思っていたより細身で小振りな太刀という印象。少し前に見たのが山鳥毛(太い・でかい・厚い)だったからかな。この刀に18カ所の切り込みが入ったのかと思うと、折れなかったことが不思議なぐらい。
他の長船派の刀は見ていたけれど、初・光忠。聞いていた通り刃紋は華やか。……うん、もう少し知識が欲しい。
再現刀が展示してあるすぐ横、部屋の隅に再現刀に触れるコーナーが設置してあった。入口にある手書きの注意書きの凄みが強い。これから触ろうとしているのは切れなくても刀だぞ、危ないからな、という圧。
実際に手に持ってみると、予想よりも重たい。
写真を撮ってもらったときのように持ち上げれば何とか持てるけれど、実際に構えてみると手にずっしりと鋼の重みがかかる。これを振って戦えというのは中々厳しい。片手では無理。無理だぞ実休さん。



薬研藤四郎再現刀は手で持てるサイズのアクリルケースに入った状態で、展示室入り口横の机の上にポンと置いてあった。かなり無造作に、ポンと。最初どこにあるのか全く分からなかった。
椅子に座って、机の前に貼られている鑑賞の仕方を読みながら、備え付けのルーペも使いつつまじまじと観察。
きれいな直刃。あと短刀にしては結構大きい。
短刀って女子が両手を合わせれば収まってしまいそうなものも多いけれど、あれは男性の手でもはみ出ると思う。
その他にも、数振の刀や刀装具が展示してあった。どれもかなり近くで見られる印象。
展示の仕方で面白かったのは、ケースに目のシールが貼ってあったこと。
その穴を覗くと、ちょうど刀の刃紋だとかがわかりやすい角度・高さになっている親切仕様。ものすごく嬉しい。
ただ一つ、身長160㎝でも覗き込む体勢はきつかった。ものによっては完全にしゃがみ込むものもあり。タイミングよく人がほとんどいなかったのでガッツリしゃがんで全振分堪能してきたけれど、混んでいるときや身長の高い方だとちょっと見るのは大変かもしれない。
②京都国立博物館・前田珈琲
せっかく京都まで来たならばと、推しの一振である笹貫の所蔵元である京博へ。今回、刀の展示はないようだったので、メインの目的は併設の前田珈琲でお茶をすること。


雨でアクスタでの撮影は断念
前田珈琲でAIMIとトラりんパフェを注文。
AIMIはかなり甘いミルクティー。混ぜずに飲むと下のほうがシロップ並みの甘さ。これだけでデザートになりそう。
トラりんパフェは中にシフォンケーキ・チョコアイス・コーヒーゼリーが入っていた。ほろ苦でちょっと大人なパフェ。シフォンケーキのおかげで食べ応えがしっかり。
今回初めてアクスタと写真を撮ってみたけれど、一人だったのもあって最初とんでもなく恥ずかしかった。それでも、推しが自分の見ている景色の中にいるのはテンションが上がる。ものすごく上がる。
また今度の旅行でも写真が撮れたらいいな。……次はもうちょっと上手く。

博物館の展示は新収品と茶碗がメインのようで、興味のあるところをふらふらと。
3F・茶碗は知っている作者・焼き物の名前がちらほら見つけられて面白かった。京博はケースと展示品との距離が少しあるので、刀用に持ってきた単眼鏡が大活躍。京博のキャプションは丁寧で読みやすいので好き。
2F・新収品は物語の絵巻物と刀をサラッと見てきた程度。1Fはもはや駆け抜けたも同然。巨物恐怖症気味の人間と博物館の相性はすこぶる悪い。
雨のせいか、この日はお客さんの数が多い印象。展示室に常に人が出たり入ったり。1Fの休憩用ベンチはほぼ満員だった。
外国の方もかなりいて、観光客が戻ってきているのを実感。
1月の笹貫をほぼ独占状態で張り付くように見られたのは、本当に運がよかった。
③刀剣乱舞万屋本舗 京都支店
せっかく京都(ry、駅前の京都アバンティに入っている刀剣乱舞万屋本舗へ。
毎日Twitterで見て知ってはいても、三日月宗近のお出迎えにビビる審神者。

目的だった跪坐アクスタを無事購入。
当たり前だけれど、店全部がとうらぶグッズなことに圧倒されて帰ってきた。
店横で展示していた刀は山姥切国広・写しと小夜左文字関連の短刀。
写しの写し……、と思いながら観察。


感想
今回は天気予報が雨だったため、かなりスケジュールに余裕を持たせての行程。結果的にゆっくりと刀を見て回れたのでよかった。
本能寺で、思いがけず審神者さんとお話できて楽しかった。自分以外の審神者さんとお話ししたのは、実はこれが初めて。
次の旅行は本作長義 以下略 @徳川美術館の予定。
初の愛知。とても楽しみ。
果たして迷子にならずに帰ってこられるのか。
余談
帰る前に、京都駅にて
・アラビアの真珠(ホットコーヒー)・フレンチトースト@イノダコーヒ
コーヒーはかなり濃いめ。ストレートで飲むと苦みが強い。ネットで見たおすすめの通りミルクを入れると飲みやすくなった。
フレンチトースト、と書いてはあったけれど、あれは揚げパンだと思う。
砂糖が上からたっぷり。それでもパン自体は軽い食感でぺろりと食べられた。
夕方のためか店内はかなり混んでいて、慌ただしい印象。

・笹寿司
1月に京都へ笹貫を見に行った帰りに買い損ねたリベンジ。
蓋を開けた瞬間、笹の強い香り。
小鯛は酢飯との間に塩昆布。鮭はネタの上にレモンの薄切り。アナゴは甘めのタレがしっかりかかっている。
どれも醤油なしで食べられるように味付けされているのは、移動中に食べやすいようになのかな。
