インスタ初心者絵描きさんのためのフォロワーを増やすヒント
私は別名義でInstagramとThreadsでイラストを公開してるんですが、Threadsでたまに見かけるのが、始めたばかりでフォロワーに伸び悩んでいるという投稿。
フォロワー数がすべてじゃないとわかってても伸びないと自信もなくなるし、気になってしまいますよね。
この記事ではInstagramを始めたばかりでフォロワーが伸び悩んでいる絵描きさんのためにちょっとでも手助けになればと思い、検索しては先駆者たちの実践法のブログを読み漁り、Threadsに関しては完全に私の経験だけですが、私が実践したことを書き綴ったものです。
あくまで、InstagramとThreads始めたての絵描きさん向けであり、それ以外のジャンルやSNSでやってる人には当てはまりません。
実践した結果どうだったのか、など合わせて参考になればと思います。
また本記事は何万、何十万単位の数のフォロワー数を目指している人には向きません。そのレベルに行くにはプロとして活動している人でも難しいです。なぜなら単純に絵が上手い＝フォロワー数ではないからです。誰が見ても好ましく他にない絵柄や技法か、大衆受けするゆるい絵を毎日投稿すれば、ネットの記事に取り上げられてバズる可能性もありますが……稀です。
これはすこしでも多くの人に自分のイラストを届けたい、見てもらいたいと思っているInstagram始めたての人のための記事です。
読む場合はまず個人の主観も含まれていることを前提にご理解ください。
すぐに結果が出るものではなくコツコツ継続的に実践していくことが大事です。
旬のタグは日々移り変わると思うので、特にThreads関連のものは鮮度があるうちに試してみてください。
⚠️前置きはいいよ！という人は上の目次から各項目へ飛んでください。
本記事を書いた理由
私がInstagramを始めたのは2年ほど前ですがその頃は投稿頻度も少なく、ストーリーやリール動画はまったく投稿せずフィード投稿のみで、あまりフォロワーを増やそうという努力をしてませんでした。それまでSNS自体やったことがなく、勝手がわからないままだったというのもあります。
が、これじゃSNSやってる意味がないなと思い、
リール動画やストーリーのことを検索して調べて、他のイラストレーターへのフォローやいいねを始めました。
フォロワーがすべてではないと思いつつも、単純に世の中の傾向として数字の大きさを気にする人が多いので、やはり少ないとなんとなーくかっこがつかない気がしてしまいます。
以前Threadsのイラストレーターさんの投稿で、お仕事先からフォロワー数を聞かれたという投稿を見かけたことがあります
もちろんフォロワー数が多ければ多いほど企業様に見つけてもらえて仕事のオファーが来るわけではありません。SNSで仕事は取れません。
（取れる人もいるかもしれませんが、そういうのは稀）
ただ、そういう業界の人の中にも、フォロワー数というわかりやすい数字を判断材料にする人もいるのです。
本記事を書いたのは、Threadsで「Instagramを見てもらえない！」という投稿をよく目にすることがあったからです。
よく見ると、絵はとてもかわいかったり、個性的だったりするのに、まだ始めたてのアカウントで、フォロワーがたくさんいる人のほとんどが実践していることをやっていない。
すごくもったいないなと思ったんです。
私もまだフォロワー数が少ないのでエラソーなことは言えませんが（ _ _ ）”
インターネットを検索して記事を読み漁り、以下を実践。月に二、三回くらいの更新頻度だったころから6ヶ月で、フォロワー数＋約150人増えました。
この数字は決して多い方ではありません。伸び方としてはバズりもないごく普通のアカウントの伸び方しょう。でも最初からコンスタントに更新していったアカウントに比べれば、更新がほぼ無い状態から持ち直したにしてはよくやったほうです（自分で言うのも何だけど）
あとこれはどんなアカウントでも言えることですがアカウント作ったら早めにしておきたいこととして、
できるだけ早めに二段階認証しておくことをおすすめします。
Threadsでハンドメイド作品を載せている方なども含め、乗っ取り被害に遭ったという人がいて、アカウントを復元するのに苦労したという話を何度か見かけたことがあるので、自分は大丈夫と思わずに対策しときましょう。
SMSだと携帯番号変更しちゃったとき届かなくなって面倒なので認証アプリがおすすめ。
せっかく育てたアカウントが乗っ取られたら大変ですからね。
実践したこと
私が実践したのは主に
定期的な投稿
フォロー、いいねする
ハッシュタグに気をつける
Threadsをやる
です。
ごく当たり前のことですね。
とっくに実践してるよ！と思われるかもしれません。
しかしどれも頻度が肝心かなと思います。
たとえばちょっとしたことですが、絵は1日に何度もあげるより、1日に一回ずつにして連日投稿した方がいいです。
ストックがあるからといって1日にまとめてあげるのはおすすめしません。
なぜなのかも含めて後で解説します。
・定期的な投稿
これも当然と言えば当然。動きのないアカウントは誰の目にも止まりません。
投稿の頻度は高ければ高いほどいいです。
できれば毎日投稿するのが望ましいですが、さすがに毎日は無理！という人もいるでしょう。私も無理です。
シンプルで描くのに時間がかからないような絵なら、毎日投稿したほうがいいです。
これだけで（絵柄にもよるかもしれませんが）フォロワーが伸びやすいと思います。
私は描き上がるのに時間がかかる絵はリール投稿でメイキング動画を作って間を持たせます。
新規フォロワーさん向けに、これまで描いた絵をまとめて動画にして紹介したりするのもいいかもしれません。
また、リール動画は短い方がいいです。最大90秒ですが、あまり長いと離脱しやすいです。所感として10秒以内が良さそうです。長くても15秒未満。
フィードやリールの投稿できない間はストーリーをアップしたり、他のイラストレーターの投稿（できれば似た系統、ジャンル）にいいねやフォローを積極的にしていく。
フォロワーが少ないうちは投稿が人目に触れる機会が少ないので、他のユーザーをフォローしたりいいねやコメントを残すなど、外部に働きかけると、そのユーザーのフォロワーのタイムラインに自分の絵も流れやすく、フォローしたユーザーが自分のアカウントを見に来ていいねしてくれることも。フォロバを返してくれる人もいます。
これは所感ですが日本人はフォロバ率が多いようです。似たジャンルでフォロバしてくれそうな絵描きさんをフォローするのもいいでしょう。必ずフォロバしてくれるとは限りませんが、フォロワー数に対して極端にフォロー数が少ない人でもない限り、ジャンルが似ていればフォロバしてくれる可能性があります。
海外の人で数万以上のフォロワーがいる人でも、フォローやいいね、コメントを残せばいいねを返しにきてくれる人もいます。
私はあまりコメントは残せてないですが；
海外の人はフレンドリー？な印象なのでコメント残すことはあります。私のInstagramまで飛んできてくれていいねしてくれる人もいるので、コメントは積極的に残していったほうがいい気がします。文章に困るなら絵文字だけでも良し。
私は一度だけお互いにフォローしてない海外の人にメンションされたことがあります。
だから他のアカウントへの働きかけは結構大事だったりします。
他のアカウントをフォローすると、そのアカウントのフォロワーのタイムラインに自分の投稿が表示されることがあります。
特にフォロワー数の多いアカウントをフォローすることで、自分の投稿がより広範囲のユーザーに見てもらえる可能性が高くなります。フォローバックされなくても、この方法は認知度を高める手段として有効です。
・ハッシュタグに気をつける
イラスト系のハッシュタグを紹介しているブログ記事も多いのでここでは書きませんが、どの記事でもビッグタグ、ミドルタグ、スモールタグを入れるとありますが、
ビッグタグは埋もれてしまうので使うのは最小限でいいのではないかと個人的には思ってます。
・ビッグタグ:数百万～数千万件の投稿に使われている。広範囲に使われるので埋もれやすい
・ミドルタグ: 数万～数十万件の投稿に使われている。ビッグタグよりは範囲を狭めたタグ
・スモールタグ: 数百～数千件の投稿に使われている。ニッチな層、または特定のテーマに関連した内容を強調したい場合。
埋もれてしまわないように、スモールタグは必須。多めつけるようにしましょう。
ちなみにつけられるタグの数は最大30個。
・Threadsをやる
Threadsでも自分の作品を宣伝することはできます。ただ効果は人によりけりかもしれません。
私はThreadsは必ずしもやったほうがいいとは思ってません。やりたくなければやらなくてもいいと思います。
というのもThreadsで新規フォロワーを獲得できてもInstagramの方まで見にきてくれる人は僅かです。フォロワー数が増えてアカウントが充分に育ってきたら違うかもしれませんが。
ThreadsじゃなくてInstagramの方でフォローしてほしいな〜と思うことがよくあります。
よほど作品を気に入ってくれたか、あるいはこちらがフォローしてフォロバしてくれる方でない限りInstagramまで飛んでくれません。
私はThreadsで相互フォローしてる方がInstagramをフォローしてくれたことがありますが、いずれもイラストレーターやクリエイターの人です。それもそう多くはありません。
なのでInstagramのフォロワーを増やすためにThreadsをやることはそこまで強く勧められません。
Threadsをやるからにはあまり愚痴とかネガティブ発言をしすぎないようにしましょう。私ならネガティブな発言ばかり繰り返すイラストレーターをフォローしたいとは思いません。自分も暗くなっちゃうから。
でも、たまになら良いと思います。同じ悩みを持つイラストレーターさんに共感できたり、自分だけじゃないんだって思えて、それで頑張ろうと思えたりすることがあるので。
でも毎日はよしましょう。そういう発言ばかり毎日繰り返している人を応援したくなるでしょうか？ ネガティブな呟きばかりの投稿を毎日見たいでしょうか？ 自分の作品を卑下してばかりの人の作品を買いたいと思うでしょうか？
自信がなくても作品を売り出すためには、ネガティブ発言はたまーにするくらいで基本あまりしないように気をつけてください。
無理に文章を載せなくても、専用のハッシュタグをつけてイラストを添付するだけでもいいです。（ハッシュタグについては後述）
当たり前ですが誹謗中傷や攻撃的、差別的発言などもってのほかです。そんなことをSNSで呟く人の作品はどんなに良い作品を投稿しててもフォローしたいとは私は思いません。
ではThreadsでは何を発信すればいいのかというと…
何を書いてもいいと思います。
テキストが主体なのでInstagramでは書かない日々の呟きやプライベートをメインに発信している人もいます。
でもイラストを描くならやっぱりイラストを発信することをおすすめします。
Threads経由で自分の作品を知ってもらうことにもつながります。
ただイラストにしろ文章にしろ、初めのうちは他ユーザーのタイムラインには流れにくいかもしれません。
どうやらThreadsは画像のみよりも、文字だけの投稿の方がいろんな人のタイムラインに流れやすいようです。
Threadsを始めたてのころはタイムラインに載りにくいかもしれません。初めのうちは閲覧数０なんてざらです。
でも投稿していくうちにいいねが徐々につき始めてくるので、最初のうちはいいねが少なくても諦めないでください！
Instagramですでにフォロワーがたくさんいる人はその限りではありません。
なかには「はじめてのスレッド」という表示でフォロー外の人の投稿が私のタイムラインに流れてくることもあるので、一概には言えません。私のタイムラインに流れてくるはじめてのスレッドは「Threadsはじめました」「初めての投稿です」というものが多いような気がします。
いきなり関係のない日常のつぶやきを書くよりも「Threadsはじめました」のような挨拶的な投稿の方が、他人のタイムラインに載りやすいのかもしれません。
ちなみにInstagramとThreadsは繋がっているので同じIDが表示されます。
ちなみにフォロー、フォロワー数も引き継がれます。
なのでThreadsのアカウントを作った時点ですでにフォロー、フォロワー数が一定数いる状態です。（Threadsをしてないアカウントはカウントされないが、フォロー、フォロワー待ち状態になる）
Threadsをやる場合は何か意図がない限りはThreadsの自分のアカウントにInstagramのマーク（リンク）を表示されるように設定しておくといいです。人によっては設定で最初から非表示になってしまってる人もいるようなので設定を確認してみてください。
Threadsの場合はイラスト用のタグに以下のようなものがあります。状況に応じてイラストを添付しながら使ってみては。
#絵柄が好みって人にフォローされたい
プロアマ関係なく絵描きさんがフォロワーを増やすためのタグです。
#イラストレーターさんと繋がりたい
#絵描きさんと繋がりたい
繋がりたい、といってはいても絵描き、イラストレーターなら誰でも繋がりたいという意味ではありません。つける方も選ぶ権利はあるのでしょう。このタグをつけている人をフォローしたからといって必ずフォロバがされるとは限りません。相手から繋がってもらえなくても落ち込まないようにしましょうヾ(¯∇￣๑)
#自己紹介に無言で4作品どうぞ
無言で作品の画像を4つ貼る用のハッシュタグ。
作品ならなんでもいいので写真やハンドメイド作品などにも使われる。
#三連休はフォロワーさんが増えるらしい
三連休の時に使うハッシュタグ。作品専用というわけではなさそうですがそれ以外でこのタグをつけている投稿を私は見かけたことはありません。
このタグをつけてもフォロワーが増えなかったからといって落ち込まないようにしましょう。
イラスト、作品系のタグはまだまだあります。探してみてください。
海外向け（英語）のタグはあまり使わなくてもいいと思います。
使う場合は日本語の文章を入れずにタグとイラストのみにするか、翻訳でいいので英語の文章だけにすることをおすすめします。
Threadsには翻訳機能がありますが、海外の人のタイムラインには母国語のほうが流れやすいと思うので、特定の国の人に見てもらいたい場合はその国の言語を使うといいです。
そのときだけその言語を使うよりも、たとえば普段から英語でも投稿しておくようにすると、英語圏の人のタイムラインにも流れやすくなると思います。
Threadsで海外のフォロワーさんも増やしたい場合
日本よりもアートやイラストに関心が高い海外勢にイラストをアピールするのもフォロワー増加には効果的です。
「Art Threads」など英語専用のハッシュタグをつけるのも手ですが、普段母国語の言語でばかり投稿していると、海外ユーザーのタイムラインには載りづらいようです。
海外の人に自分の絵を宣伝するなら、海外の投稿「Hey artist!!! SHOW ME YOUR "RECENT" ART 」という定型分の投稿に自分の絵を添付して宣伝したほうが見てもらいやすいです。その際はその投稿と、他の人の投稿（返信）も確認し、良いと思ったものにいいねをつけるとより良し。
自分の投稿にもいいねを返してくれる人がたまにいますし、それがきっかけでThreadsフォローしてくれる人もいます。（Instagramまでフォローしてくれたら尚良し）
自分の絵を海外の人にも広めたい場合は、そういう投稿に積極的に作品を宣伝すると良いです。
・いいね、フォローする
自分から積極的にフォローしに行く。
他のアカウントをフォローしていった方がフォロー数も伸びやすいです。
ただむやみに好きなものをフォローするのではなく自分の絵柄、絵のジャンルとなるべくマッチしたアカウントをフォローしていきましょう。
そうすることで自分のイラストが好みの人に届きやすくなると思います。
フォローする上で気をつけたいこと
Instagramのアルゴリズムにより、自分の投稿内容とあまり関連のないアカウントをフォローしても、自分の投稿を届けたいところに届きにくいです。
フォローするのは自分のイラストと同系統のテイスト、雰囲気のアカウントにしたほうがよさそうです。
あまりフォロワー数に対してフォロー数が多すぎると、信頼性の低いアカウントとみなされてしまう可能性があります。それだけでInstagram公式から停止措置を取られることはないとは思いますが、フォロー数に対してフォロワー数が少なすぎると他のユーザーがフォローを躊躇してしまうかもしれません。
私は最初こそ好みの絵柄のイラストアカウントを片っ端からフォローしていましたが、途中からアルゴリズムを意識するようになりました。イラストアカウントからフォローされたら自分のイラストの系統と違ってもできるだけフォロバするようにはしてますが、フォロー数に対してフォロワー数が極端に少なくならないよう、最近は気をつけています。
どの程度までならいいのかは私もわかりませんが、差が100前後ならいいかなと勝手に思ってます^ ^
また、私は一年以上更新のないアカウントで、相互フォローしてない、私が一方的にフォローしてるだけのアカウントは削除しています。
その分アクティブなアカウントをフォローしに行ってます。
あとこれは稀ですが、フォローアカウントを確認していたらInstagramアカウントを削除していたり、作品を全削除してしまったアカウントがあったので、定期的に自分がフォローするアカウントはチェックしてみるといいかもしれません。
もしイラストを仕事にしたいならSNSでフォロワーがどれだけ増えてもイラストの仕事にはつながりません。（フォロワー数が何万単位にもなれば別かもしれませんが……）
しかしSNS上でイラストの仕事をしているイラストレーターやデザイナー、クリエイターとつながっておいて損はないです。フォロバが返ってこなくてもいいのです。イラストを参考にしたり、Threadsでは有益な情報や意見が手に入るかもしれません。
投稿がリーチされにくい⁉︎アルゴリズムの変化（2025/1/25に追記）
現在インスタのアルゴリズムの関係でフィード投稿は、自分のフォロワー、自分のフォロワーをフォローしている人
くらいの範囲までしか他のアカウントのタイムライン上に流れないようです。
ではハッシュタグをつけることに意味があるのか？
など最新の情報を追加していきます。
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