022_プロパティの制御を実装する

自作CMSの作り方#22 プロパティの制御を実装する

こんにちは。suipediaです(∩´∀`)∩

前回はコメントの投稿・表示をやりました。いよいよそれっぽくなってきたぞ、というところでしたね。

今回はプロパティをやろうと思います。プロパティそのものの説明や実装する内容は目次のあとからお届けしますね。

今回でプロパティを完了させて、次回にこれまで後回しにしてきたところの確認とちょっとした追加処理をしようと思います。

その後に振り返りとご挨拶、という形の回で締められたらなと考えています。

本当は実際にサーバを借りてアップ、というところまでできるといいのですが、別途お金がかかったり諸事情等あるので、開発の学習という意味ではこの辺りでいいのかと思ってます。

ではあともう一息。

参りましょう。


プロパティとは?

まず「プロパティ」という言葉の説明なんですが、

01_プロパティとは

こんなのがありますね。こちらもご覧ください。

プロパティが文脈によって微妙に意味合いが違ったり、いろんなシーンで使われることもあって、パッと意味を理解しにくいかもしれません。。

ここではある対象物のもつ属性、と定義しましょうか。

例えば、前回サイドメニューに表示する新着コメントの数は5としました。この場合、サイドメニューの新着情報という対象物のもつコメント表示数プロパティです。

新着情報のテキストを何色で表示するか?どんなフォントサイズで表示するか?というのもプロパティと言えます。これらの属性を変更すると振る舞い(見た目)が変わりますよね。

この例の様に画面に表示している数々の情報はそれぞれ様々なプロパティを保持しています。

で、現在各プロパティの値は各ソース上にべた書きしています。それはつまり、変更したいと思ったらソースを直接編集しないといけないということです。

開発環境でやっているうちはピンとこないかもしれませんが、実際の運用になるとまず検証(テスト)環境でソースを書き換えて挙動を確認し、その後実際の運用サーバにファイルを転送する、という手順を踏みます。

これがね、かなり面倒なんですよ。過去に携わったシステムではソースの改修があるとサーバを再起動しないといけなくて、再起動するということはその一瞬は誰も利用できないということで・・・みたいな事情があるんですね。

なので、ソースを変更せずともプロパティの値をテーブルで管理できたら楽な運用ができる!、という意図でこの回が存在しています。


まだピンとこない方、大丈夫です。

とりあえず、実装してみましょう。


プロパティテーブルを用意する

phpMyAdminから以下のクエリを実行してください。

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