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「ピアノ六重奏、一人で弾いてみた!」~藤川有樹ピアノ・リサイタル~
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ウィーンから一時帰国中のピアニスト&編曲家の藤川有樹さんが
東京と大阪でピアノ・リサイタルを開催します
藤川さんと言えばインスタ・ライブ(そうなの?)
アカウント名は謎の「oni_pasta」
本人も「なんでoni_pastaにしたのか分からん」そうです
編曲した曲やコンサートで演奏する曲の聴きどころだったり
楽譜に隠されたトリックだったりを
実際の演奏を交えながら優しく楽しくお話してくれます
なお解説が終わると後半はオンライン飲み会が始まります
さて本題の「ピアノ六重奏、一人で弾いてみた!」
【S.リャプノフ:ピアノ六重奏より第3楽章・ノクターン】
藤川さん自身がピアノソロに編曲(出来立てホヤホヤ)した作品で
今度のコンサートのプログラムにも入っている楽曲ですが
「難しすぎて泣きそう」なんだそう
(自分で書いたんやん?)
(誰のせいでもないやん?)
としか言いようがありませんが
インスタ・ライブでお話していたその難しい理由が興味深くて
どうしても誰かに話したくなってこの記事を書いています
原曲の構成は ピアノ・ヴァイオリン(2人)・ビオラ・チェロ・コントラバス
つまり楽譜は7段
まず弦楽器5段を2段に編曲して
それからピアノ2段と合わせて一人で弾けるソロ曲に編曲したとのこと
その結果・・・
チェロ(メロディーライン)担当:左手親指
ヴァイオリン(チェロの1拍遅れのメロディーライン)担当:右手親指
ピアノ担当:右手親指以外の指4本
ビオラ・コントラバス担当:左手親指以外の指4本
となる箇所が死ぬほど出てくる、
「頭が4つの部品に空中分解しそう」で「人格が4つに分かれそう」な
作品が出来上がったそうです
そもそもリャプノフって誰?レベルの知識しかありませんが
書き手であり弾き手であるピアニストさん自身が
コンサート前に作曲家や楽曲のことを解説してくれると楽しいですね
藤川さん曰く「いい仕上がり」のこの編曲
楽譜販売も検討しているそうですが
果たしてピアノ愛好家の中で弾ける人が 一体どれくらいいるのでしょうか・・・