【’22度中国政府奨学金の合格者が語る】出願前に知っておきたいこと
大家好!みなさんこんちには、suinaiです。
前回の自己紹介noteにたくさんのスキをありがとうございます!
わたしの文章がちゃんと届いているんだ!と実感することが出来てとってもうれしかったです。
さて、
今回は【‘22度中国政府奨学金 出願準備】編です。
「準備を制するものは、人生を制する」とよく言いますが、「書類審査を制するものは、合格を制する」と言っても過言ではないくらい 鍵を握っているのが書類審査です。
そのためには、徹底した出願準備が欠かせません。
わたしは、締切1週間前に書類不足が発覚して
真冬の雪が降る中書類集めに奔走しました。
(諦めず粘った自分えらい)
わたしのようにギリギリで焦らないために、書類不備でチャンスを逃してしまわないように、気をつけるポイントをお伝えします。
中国政府奨学金とは?
中国政府奨学金とは、世界各国の学生・学者を対象に中国政府が提供する完全給付型の奨学金です。
※募集要項は年度によって変わる可能性があるため、最新情報をチェックしましょう。
・奨学金内容
学費・寮費・中国医療保険免除、生活費支給。
奨学金生限定ツアーもついています。(太っ腹!)
日本は、JASSO(日本学生支援機構)と
日中友好協会が出願窓口となっています。
生活費は以下の通りです。
以下内容はJASSO(日本学生支援機構)の場合に限ります。
■募集人数
毎年110人
・受入可能大学の確認
行きたい大学や専攻が中国政府奨学金を利用できるか確認しましょう!
Study in Chia/留学中国ページ内の、查找院校&专业で検索が可能です。
■応募資格
■年齢・学歴
ご自身がどれに該当するのか確認してみてくださいね。
■語学能力
留学タイプ(例:本科生か研究生等)に
よってHSKの必要成績が異なります。
※授業が中国語で行われる専攻の場合
・本科生、普通進修生(中国語専攻を除く)
または高級進修生の場合、
HSK試験3級180点以上の成績
・碩士研究生または博士研究生の場合、
HSK試験4級180点以上の成績
必要書類
出願には「和文出願書類」と「CSC電子申請システム」での手続きが必須です。
それぞれで準備する書類が異なるため、要注意箇所です!
用意する書類、とっても多いです…。
しかも複雑…。
・和文出願書類
各書類で用意する部数が異なるので、こちらも申請手引きで確認しておきましょう。
以下、特に注意したい書類についてです。
(1)和文出願書類
赤○部分は同じe-mailを記載することをおすすめします。
理由は、内定後に大学から直接留学中の日本国内連絡先に記載のe-mailに連絡が来る可能性があるからです。
自分には来ず、家族にメールが来ていて見落としてしまった。なんてことが無いよう、ご自身のe-mailを書きましょう。
わたしはどちらもCSCで登録したe-mailを書きました。
(2)学習計画書
とっても重要です。この計画書をもとに面接も行われます。
「なぜ中国なのか」「なぜその大学、専攻なのか」「なぜ中国政府奨学金を使って留学しなければならないのか」全ての”なぜ”に対する答えを言語化しましょう。面接対策だけでなく、留学後に遭遇する困難や苦難を乗り越えていく上でもきっと助けになってくれるはずです。
(8)推薦状
宛名は何も記入しないこと。
(例:中国政府奨学金宛など)
・CSC電子申請システム
こちらの申請ではアカウント作成が必要です。
gmailやyahooのフリーアドレスは使用不可になっています。
わたしはicloudのアドレスで登録しました。
CSC電子申請で提出する書類は原則中国語または英語表記のものなります。
こちらも注意したい書類を抜粋してご紹介します。
(8)外国人体格检查表
出願時には提出の必要はありません。
面接合格者発表から提出締切日までは数日しかないため、面接結果を待って受診すると間に合わない可能性があります。
そのため、書類選考合格後に受診する方が多いようです。
受診機関によって発行までの日数が異なりますので、事前に調べておくことをおすすめします。
(11)其他支撑材料(社会人の場合)
CSC電子申請では、其他学历で卒業高校を入力します。そのため、卒業証明書・成績証明書の提出も必須となります。
わたしはこの事実に締切直前で気づきました。
CSC電子申請のアカウント登録をギリギリで行ってしまったがために、確認漏れが生じて今回のミスに繋がったのだと思います。(反省)
手続きや指定が複雑なので、中国政府奨学金の募集要項やQ&A熟読は必須です!
(14)预录函
本科・碩士・博士課程に進学する方は、事前に志望大学から预录取通知书を取得することをおすすめします!
なぜなら、中国政府奨学金に内定しても、出願時に希望した3つの大学から不採用となった場合、中国政府奨学金の内定自体取り消しになるからです。
「絶対にこの大学で勉強したい!」という強い気持ちがある方は、事前取得をおすすめします。
(15)无犯罪记录证明
こちらも出願時は白紙の用紙を提出します。
書類審査合格後に、署名したものと差し替えます。
繰り返しになりますが、時間に余裕を持った準備は必須です。
あとあと後悔しないためにも、思い立った今!即行動です。
書類審査を制するものは、合格を制する
最後まで読んでいただきありがとうございました。
今回は、中国政府奨学金の出願準備で知っておきたいことについてご紹介しました。
出願準備って本当にめんどうですよね。しかし、倍率が高くない分「面倒くさい」を理由にチャンスを逃してしまうのはとてももったいないんです。
わたしは、この面倒くさい過程を乗り越えることはひとつの自信に繋がるようにも思います。「あの時諦めずに頑張ったからこそ、今があるんだなぁ」と当時の自分を振り返りながら感じているからです。
最後まで諦めない姿勢は、困難が多い留学で必ず活きてきます。
こらから中国政府奨学金に応募されるみなさんにとって、少しでも役に立つnoteであれば嬉しく思います。
では、また次回のnoteをお楽しみに!