|astrology|おうし座のおはなし
おひつじ座からはじまった、あたらしい旅。
おうし座の世界へやって来ました。
火地風水、めぐる、めぐり。
「おひつじ座(火)・おうし座(地)・ふたご座(風)・かに座(水)」
1つ目のサイクルは、4つのエレメントそれぞれの性質を、シンプルにわかりやすく伝えているように感じます。エレメントのひとつひとつに出会い、手にとってゆく。
「しし座(火)・おとめ座(地)・てんびん座(風)・さそり座(水)」
2つ目のサイクルで、しし座で確立される自我を、自他を行き来しながら4つの角度から見て
「いて座(火)・やぎ座(地)・みずがめ座(風)・うお座(水)」
最後のサイクルで、自我を溶かしながら全体性へかえり、次の旅へ備える
こんなふうに表現することもできるのかもしれません。
さて、おうし座。
おひつじ座の純粋なエナジー(火)が、感覚(地)に降りる。
カタチなきものがカタチを得る。
カタチへ、入る。
カタチとして、世界に触れてゆく。
そのとき、感覚が立ち起こる。
この《世界》を熟知していると考えるだろう「思考」は、一連の体験を「あたりまえのこと」として、もしくは、それを見届けることができずに、見過ごすのかもしれない。
けれど、まっさらにかえって、見るのなら。
カタチをなしている(ように見える)(!)
それって、なんて不思議なのでしょう。
そうしてはじめて、触れることのできる、感じることのすべてすべては、なんてゆたかなのでしょう。
そうして展開する《世界》は、なんて不思議なのでしょう、なんてまばゆいのでしょう。
wonder, wonder.
ひとつひとつの体験の、瞬間瞬間。
感覚というキャッチの、ひとつひとつ。
その、まあたらしさ、ゆたかさ。
wonder, wonder.
少しだけ立ち止まるのなら。
ワンダーに満ちあふれた冒険の旅が幕をあけていたことに、ふと、気づくようなのです。
少しだけ立ち止まるのなら。
「あたりまえ」というモノクロームを外して
ひとつひとつに貼り付けられた「名前」というモノクロームも外して
ワンダーのあざやかさとともに、この旅をゆくようなのです。
この季節も、よき旅を。
*
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