0721


前置き

高校時代、現代文の記述模試にて全埋め全不正解を叩き出した読解力文章力のなさは折り紙付きの人間です。
分かりにくい文章であるという前提を念頭に置くことを推奨します。


当日までの話

普段あまりにも見た目にお金をかけておらず、まずZOZOで夏服を買うところから始まる。ついでに仕事で着る服も買えた。ありがとう最果て。
数ヶ月ぶりにカットとカラーもしてきた。インスタで見つけた美容室を予約したのだが、場所が銀座だった。うげぇ。しかし、個室でマンツーマンで髪の巻き方やオススメのヘアバームを教えてもらった。ありがとう最果て。
あとはまつパと眉毛サロンに行った。まつパは単独ライブ等イベントがないと行かないレアイベント。気分が上がる。


当日

銀座の美容師さんに教えてもらったヘアセットの仕方を真似してみたのだが、普段髪の毛を巻かないためワンカールですら手こずった。バームで整えたら巻きが緩くなってもはや寝癖。最悪だ。でも直せそうもなく、諦めて外を出る。

さすがは夏。最寄りまでの道中で早速汗をかく。
電車に乗り、未開の地、蒲田へ。

関東に来て数年経つが、初めて降り立った土地に新鮮に驚き、どこも都会だと思ってしまうのは最寄りという概念すらない田舎出身の性。スマホの地図アプリを頼りに、歩いて蒲田温泉へと向かう。途中前を歩く人がスマホを片手に同じ道を辿っており、これは最果てリスナーだと確信しながら後ろを着けるように歩く。ドラクロワの民衆を導く自由の女神(#2より)。

到着が少し早くなってしまったが、既にちらほら蒲田温泉の前に人がいる。みんな最果てリスナーなのか。自分も含めて変だなぁと思った。
10分ほど待つと、列が進み始めた。忘れずに持ったビニール袋におろしたばかりのサンダルを入れ、2階へと上がる。ぼーっとしていたら自分のチケ確の番になっており、スマホに画面を表示どころかぴあにログインすらしていなかった。失態。後ろの人を先に譲り、急いでチケットを表示させる。早くも人に迷惑をかけてしまった。申し訳ない。

ステッカーを1セット購入し、席に着いた。


1部

音楽が流れ、大山さんが抱いてセニョリータを歌いながら後方から登場。あまり紅白を真剣に見た事もないが、若い男性演歌歌手ってこんな風にNHKホールの客席を練り歩いてハイタッチで登場しそう。
微妙に合わないピッチ。テンポに全く合わない手拍子。何もかも噛み合わない最果てらしい幕開け。私は一応中高吹奏楽部であるため、前述の通り全てに違和感を感じながらなんとかテンポ感だけは修正したいと試みるも、そもそも音源があまり耳に入ってこず、失敗に終わった。
一方、前田さんは櫻坂のCDをばら撒きながら登場し、前方の男性にはビニール袋を渡していた。

2人が舞台に揃うと、CDをばら撒いた前田さんは既に計画が破綻。ハグもサイン入りCDもメール採用特典ではなくなっていた。

1部はガチ恋のから騒ぎ。
どうなることやらと思っていたが、採用された方はどなたもいいエピソードばかりで、サイレントリスナーの私も見ていてとても楽しかった。唯一手を挙げない24歳童貞リスナーも際立っていて面白かったな。

ガチ恋といえど、それは「恋」とも限らず、「愛」であったり、いろいろな意味が込められていて、あの会場にいた全員がガチ恋を名乗ってもいいかもしれない。


2部

カラタチ2人が登場するやいなや、前田さんは小学1年生かのごとく、トイレへ向かった。
大山さんはその場を繋ぐためにいろいろと客席に問いかけていた。数分後戻ってきた前田さんが大山さんと全く同じ内容を問いかけ始めたのには笑ってしまった。

そして、カナメストーンを呼び込む。
山口さんが私の背後に来ると、他の方にもされていたように、肩を組むジェスチャーをしていた。背後に回られたのは、小学生の頃に理科室に鷹が侵入し、自分の肩を蹴られた時以来だ。

2部はカナメちゃんスラム街。
N93のルール説明がなされないままカナメストーンが下半期を担当した話。ギャラをダンロップの足数で例えてみたり、カラタチのカナメストーンへの接し方がN93以降変わった話やことあるごとに大山さんがカナメストーンを庇ってくれる話(カナメストーン談、大山さんはそんなこと言ってないと喚いていた)。鳩子さんに電話をかけてみたり。カラタチが童貞か、初体験はどうだったか(←?)、最終的には山口さんの包○リングの話でお時間。
数える程しかライブで見れてはいないが、カナメストーンはいつも明るくて楽しい方々だと思った。


その他エピソード

1部と2部の間で、初めて最果てリスナーのフォロワーとお話しした。わざわざ足を引止めてしまったにも関わらずとてもいい方で、写真を一緒に撮っていただいた。単独やラジオイベントなら勇気を振り絞ってフォロワーに声を掛けられる気がして、それも楽しい思い出。

2部が終わり、歩きながらインスタで調べた焼き鳥屋に1人で入った。カウンターでぼーっとしていると、隣のおじさんが急用で注文した品が届かないまま店を後にしていた。店員に声を掛けられ、おこぼれを1本無料でいただいた。運がいい。

そんなこんなで帰路に着いた。


最果てとカラタチ

私はちょくちょくカラタチを見に劇場へと赴くが、最果てイベントはやはりホームで、生き生きとしてるところが好きだと改めて思った。

最果てのセンセイとはよく言ったもので、私はカラタチの2人のことを、どこか部活の顧問的な立ち位置であるように捉えている。リスナーが部員、カラタチは顧問の先生。担任とは違う、部活の顧問という少し濃密な距離感にラジオの特別感を感じている。

夏も相まって、部活の雰囲気の懐かしさに浸りながら。
これからも待ち遠しい木曜日が続いて欲しいと切に願います。


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