JavaScriptで使用する演算子まとめ
演算子の一覧をすぐに確認できるよう、よく使うものを備忘録として残します。
算出演算子
加算(足し算)+
2+3;
出力結果は5
減算(引き算) -
5-2;
出力結果は3
乗算(掛け算) *
2*3;
出力結果は6
除算(割り算) /
5/2;
出力結果は2.5
剰算(余り) %
5%2;
→5÷2=4、余り1
出力結果は1
冪乗 **
5**2;
→5の2乗(5×5=25)
出力結果は25
※演算子の優先順位は以下
加算、減算
1+3+10;
左側から優先度が高い為、左から数値を加算する
出力結果は14
乗算、徐算、剰算、冪乗
1+3*10;
優先度が高いため、3*10が先に計算される
→3*10+1
出力結果は31
()でグループ化されている場合
①
(1+3)*10;
グループ化されている1+3を先に計算する
出力結果は30
②
2+((3*10)/3);
3×10÷3+2
出力結果は12
代入演算子
=は常に右側に記述する
加算代入 +=
x=6;が定義されている場合
x+=3;
変数x(6)に3を加算して代入
つまり、x=x+3
出力結果は9
減算代入 -=
x=6;が定義されている場合
x-=3;
変数x(6)に減算して代入
つまり、x=x-3
出力結果は3
乗算代入 *=
x=6;が定義されている場合
x*=3;
変数x(6)に乗算して代入
つまり、x=x*3
出力結果は18
除算代入 /=
x=6;が定義されている場合
x/=3;
変数x(6)に除算して代入
つまり、x=x/3
出力結果は2
剰算代入 %=
x=6;が定義されている場合
x%=3;
変数x(6)に剰算して代入
つまり、x=x%3
出力結果は余りの1
冪乗代入 **=
x=6;が定義されている場合
x**=3;
変数x(6)にべき乗して代入する
つまり、x=x**3
出力結果は216
インクリメント演算子/デクリメント演算子
インクリメント演算子 ++
x++
値に1を増やす
(++Xの記述方法でもOK)
デクリメント演算子 --
x--
値を1減らす
(--Xの記述方法でもOK)
※演算子をおく場所によって処理結果が異なる
++X/--Xと演算子を前に記述する場合
1)初めにインクリメント
2)次に代入
let x = 10;
let y = ++x;
変数xにインクリメント(1足している)した後、その結果をyに代入する
出力結果はxは11、yも11
x++/x--と後ろに演算子を記述する場合
1)初めに代入
2)次にインクリメント
let x = 10;
let y = x++;
変数yにx(10)が代入された後に、変数xにインクリメント(1足している)
出力結果はxが11、yは10
比較演算子
=は常に右側に記述する
厳密等価演算子 ===
(意味)厳密に等しい
x === y
厳密不等価演算子 !==
(意味)厳密に等しくない
x !== y
等価演算子 ==
(意味)等しい
x == y
不等価演算子 !=
(意味)等しくない
x != y
大なり演算子 >
(意味)xがyより大きい、厳密に大きい場合にtrueを変えす。yの値はカウント時に含まれない
x > y
例)
5>3はtrue
5>5はfalse
大なりイコール演算子 >=
(意味)xはy以上、xがyの値より大きい場合にtrueを返す。yの値はカウント時に含まれる。
x >= y
例)
5>=3はtrue
5>=5はtrue
5>=6はfalse
小なり演算子 <
(意味)xがyより小さい、厳密に小さい場合にtrueを変えす。yの値はカウント時に含まれない
x < y
例)
3<5はtrue
5<5はfalse
小なりイコール演算子 <=
(意味)xはy以下、xがyの値より小さい場合にtrueを返す。yの値はカウント時に含まれる。
x <= y
例)
3<=5はtrue
5<=5はtrue
5<=6はfalse
論理演算子
論理AND(論理積) &&
(意味)xかつy
x && y
論理OR(論理和) ||
(意味)xまたはy
x || y
論理NOT(否定)
(意味)xではない
!X