青黒ゼナークをCSで使ってみた結果
皆さんこんにちは。スイッチです。今回はCSで青黒ゼナークを実際に使ってみての個人的な感想や反省点を述べていきます。
CSでの戦績
まずはCSでの結果はこんな感じです。
参加者52名
予選
一回戦目vs巨大天門 後攻⭕️
二回戦目vs青黒魔導具 後攻⭕️
三回戦目vs黒緑アビス 先行❌
四回戦目vs青黒コンプ 先行⭕️
五回戦目vs巨大天門 後攻⭕️
本戦
一回戦目vs赤青マジック 後攻❌
本戦には上がれたもののマジックにしっかり教育を施されてしまいました。ベスト8ではあるのでステゴロカイザーはしっかりGETしました。
個人的には青黒コンプに対して勝ち星を取れたのが大きかったです。世間的にはコンプ有利ですからね。
使用リストとカード解説
今回使ったリストはこんな感じになります。
今回の構築で特に意識したのが巨大天門とラッカゴスペルです。そのために採用したカードや普段見慣れないカードについて解説していきます。
無量大龍ドゥエ・ミリオーニ
【 クリーチャー 】
種族 ゼロ・ドラゴン / チーム零 / 文明 水/闇 / パワー11000 / コスト8
■ムゲンクライム 3(自分のクリーチャーを3体タップし、 [wd03]支払って、このクリーチャーを自分の手札または墓地から召喚してもよい)
■W・ブレイカー
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時または攻撃する時、相手のクリーチャーを1体選ぶ。そのターン、そのクリーチャーのパワーを-11000する。
■相手のクリーチャーが破壊された時、自分はカードを1枚引いてもよい。
ペルフェクトを突破するために採用したカード。
ムゲンクライム3なのでターン終了時にゼナークをすぐに出せるのが強み。相手クリーチャーが破壊された時のドローもゼナークと噛み合っておりリソースゲームで優位に立てます。ちなみに採用しなくても天門には勝つことは全然できます。(5戦目では出さずに勝った)
秩序の意志
【 呪文 】
文明 闇 / コスト4
■S・バック:闇(闇のカードを自分のシールドゾーンから手札に加える時、そのカードを捨ててもよい。そうしたら、コストを支払わずにこの呪文を唱える)
■相手のクリーチャーを1体選び、相手はそれに封印を1つ付ける。
(カードを封印するには、自分の山札の上から1枚目を裏向きのままそのカードの上に置く。コマンドがバトルゾーンに出た時、その持ち主はそのコマンドと同じ文明を持つ自身のカードから封印を1つ、墓地に置く。クリーチャーが封印されている間、両プレイヤーはそのクリーチャーを無視する)
今回の構築の初見殺しポイント。ゼナーク構築の都合上呪文は基本入らないので警戒がされません。盾から来たゼナークをそのまま墓地に落とせたりムゲンクライム持ちを墓地に落とせたりとかなり相性はよく感じます。しかし3枚以上入れると手札事故の要因にもなるので多くても2枚が限界になりそうです。
シックル=シーク
【 クリーチャー 】
種族 アビスロイヤル / 文明 闇 / パワー1000 / コスト2
■スレイヤー(このクリーチャーがバトルする時、バトルの後、相手クリーチャーを破壊する)
■このクリーチャーがタップした時、自分の山札の上から3枚を墓地に置いてもよい。
気軽にゼナークとゲンムを探しに行けるスレイヤー持ち。今回は後述する「龍頭星雲人/零誕祭」の軽減の足しにする目的も兼ねて採用。量より質が大事な構築なので枚数は少なめ。
龍頭星雲人/零誕祭
【 ツインパクトカード 】
種族 デーモン・コマンド / ゼロリスト / 文明 闇 / パワー12000 / コスト10
■自分の墓地にある水または闇のカード1枚につき、このクリーチャーの召喚コストを1少なくする。ただし、コストは0以下にはならない。
■このクリーチャーが出た時または攻撃する時、相手は自身の手札を2枚選んで捨てる。
■T・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを3つブレイクする)
──────────呪文──────────
カード名/零誕祭
文明:闇
コスト:4マナ
■S・トリガー(この呪文をシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ唱えてもよい)
■自分のクリーチャーを1体破壊する。その後、相手のクリーチャーを1体破壊する。
ハンデスできる闇のコマンド。ペルフェクトがいる状況下でもハンデスできたりある程度のケアをしながら殴れるので採用。しかし入れすぎも事故の元となるので2枚採用に落ち着つきました。
余談
ゲンムエンペラー2枚採用の理由ですがこれはコンプレックスを見るために採用しています。ゲンムエンペラーでコンプレックスを無力化してそこにゼナークの破壊を当てて破壊する感じです。後は一点刻んでエンドをくり返すことで逆転されないようにして〆ます。
実際にCSでゼナーク使ってみた感想と反省
今回CSに持ち込んで見て思ったことは予想以上に安定したプレイができると言う点です。流石にあそこまで初動詰め込めばデスカットされない限りは負けません(二回喰らってます。対面はアビスとマジック)
こちらの展開さえ間に合えば相手の選択肢のほぼ全てを奪えるのでゆっくりゲンムエンペラー探しにいって殴るプレイで行けるのでよかったです。
しかし今回の構築は欠陥要素があります。そこについて解説を入れていきたいと思います。
まずなんといっても速攻対面がかなり辛い点です。一応ブロッカー並べてゼナーク着地させて盤面ぐちゃぐちゃにすれば勝てますができなければただのサンドバッグ君に成り果ててしまいます。秩序の意志はありますが引けなければ意味がないので受けは本当に弱いです。受けに厚くすると根本の動きが鈍るので完全に板挟み状態です。
マジックには逆立ちしても勝てません。アビスはまだお互い理想ムーブした方が勝ちのあっさりしたゲーム展開になります。青黒コンプレックスには不純物のある青黒ムゲンクライムとして最初動いてからゼナークで相手のコンプ起動を阻止することで勝つことができます。
青黒ゼナークは現状tier2以下に対するマジレス性能はそこそこあるがマジックにはどうしても勝てないと言う状態になっています。
マジックのことを考えるともう少しリストを洗練することができたはずなので完全に舐めてました。
終わりに
さて今回CSで実際に青黒ゼナークをぶっつけ本番感覚で挑みましたが奇跡的にベスト8まで漕ぎ着けることができました(一没)
個人として初めて本戦に上がれたので感謝しかないです。私がデュエマを始めるきっかけになったゲンムエンペラーを無理なく採用して今までのムゲンクライムデッキで培ってきた経験が生きたので本当にうれしかったです。
実写の方もここに残しておきます。
本戦にあがれるポテンシャルはちゃんとあるデッキなので青黒ゼナーク使いの方の参考に少しでもなれば幸いです。それではまたどこかで…
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