自己紹介のような

はじめに

 閲覧用としてフワッと登録してみたところ、思い思いに書かれた様々な記事を見ていて、私もアウトプットするツールや備忘録、日記的なツールとして使用してみようかなと思い立ち、筆を執るに至る。
 まず、自己紹介というほど大それたものではないけれど、私の好きなものについて、過去の記憶をたどりながら思いつくままに、拙い文章で、とりあえず書いてみようと思う。

好きなもの


  •  幼少期から学校の図書室はもちろん、昼休みに来る移動図書館にはほぼ毎回足を運ぶくらいに、私にとって身近な存在だった。児童文学、漫画、動物図鑑に至るまで、気に入った本は何度も何度も読み返していた。(内容を語るのは、当時の私に任せている。)
     小中学生の頃、「こんなに面白い物語があるなんて・・・自分でも作ってみたい!」という想い(?)が芽生えた時期もあり、漫画家を目指したのだろうか、プロット(と呼ぶにはあまりにもな類)を自由帳に書いて、畳めない風呂敷を延々と広げていた。(画力は一切ついてこなかった)
     なお、本格的に小説を読むようになった端緒は、西尾維新の言葉遊び的な文体に触れたことかなと、今になって思う。(声に出して読みたくなるようなリズミカルな表現も好きだった。)

  • アニメ
     子どもの頃からジブリ作品が好きで、よく親に映画館に連れて行ってもらったり、金ローで食い入るように見ていた記憶がある。私が見たジブリ作品の中で一番好きな作品は、今も昔も変わらずもののけ姫である。音楽を含め終始凛とした雰囲気が漂う世界観と、サン・アシタカの絶妙な関係性等々。ずっと色褪せず、とにかく私の好きなポイントがつまっている。
     ジャンルについては、特にこだわりなくそれなりに見てきたと思う。好きな作品ほど終わってほしくないという気持ちによるものからか、最終回が近づいてくると見るのを躊躇ってしまうことも昔ほどよくあった。
     余談だけれども、『ハヤテのごとく!』というアニメに熱中していた時期は、現実の執事やメイドの仕事内容をひたすら調べる等していた。(なんと影響を受けやすい私…もしや目指していたのだろうか…)

  • 音楽
     聴くのも歌うのも好きで、邦ロックを中心に色々なジャンルに触れてきた。特に、子どもの頃にBUMP OF CHICKENの『天体観測』『K』『ダイヤモンド』等を初めて聴いて衝撃を受けて以来、私の身近にあり続けていて、いつ何度聴いても心動かされている。最近の曲では『窓の中から』『strawberry』を、個人的に強く推したい。
     また、amazarashiも好きで、落ち込むことが立て続けに起こったり辛い感情が長引いたりしたときは、ひたすら流し続けてそばにいてもらったこともあった。『光、再考』『スターライト』『無題』『独白』…好きな曲は挙げたらキリがない。
     両者とも、特に歌詞の言葉選びが秀逸で、「直接表現しないメッセージ」や「歌詞のその先」が見えるような感覚、あるいは1つの物語を見たような感覚になる曲が多いと、私個人は思う。

 そんなこんなで、私は様々な媒体を通じてたくさんの物語に出会ってきた。これらがきっかけで仲良くなった友人もいる。
 しかしながら振り返ってみると、漫画・アニメ・音楽は、よく周りの人たちと共有して語り合っていたけれども、小説に関しては、本好きが集まる環境に身を置いた時期でも、誰かと共有して語り合う経験はほとんどなかった気がする。(単純に話題に出なかっただけということももちろんあり得る。)

 そのため、同じ本を読み、感想を共有し語り合ってくれる方がいるのは、大変嬉しく有難いことだなぁと、最近になってよく思う。


おわりに

 話下手な私ながら、「普段から意識しなければ、言語化する能力は身に付かないし、気に入った表現が自分の話し言葉の引き出しに入ることは無い」と思うこともあり、冒頭にも書いたとおりアウトプットするツールとしてnoteを選んだ。
 副産物として、久しぶりに子どもの頃を振り返ったことで、懐かしい気持ちになるなどしている。私自身のことではあるけれど、改めて読み返してみると「色んな物語に触れて、ここまで大きくなったんだなぁ…」としみじみ思う。(誰目線なのだろう…)

 先日まで毎日が慌ただしく過ぎ、いつも目の前のことにばかり意識を向けなければならない日々を送っていたけれど、最近ようやく落ち着きを取り戻しつつあるので、自分の好きなことにも夢中になれる時間を徐々に増やしていきたい。

 ひたすら自分の考えを書き連ねるだけで、オチの無い文章・まとまらない文章になるものもあるかもしれないけれど、今回挙げた好きなことを掘り下げたり、他の好きなことを言語化したいので、細々と続けていきたい。
そんな感じ。