ねぇねぇ、何も我慢しないで生きてる人っているのかな?
幸せって一体何なの?
そもそも、人類が誕生した時から人間ってきっと毎日毎日ずっと我慢のしっぱなしだよね。
暑いとか、寒いとか、お腹が空いたとかそういう根幹の衣食住とかに始まってさ。
そういう根幹のことがある程度解決されれば、また別の事考え始めてあれやこれ我慢していくの。人間関係だとか貧富の差だとか、あれが欲しいこれが欲しい、あの人を思い通りにしたいだとか。
欲望が大きくなればまた我慢も増えるわけだ。
生物全体の仕組みがそうなのかもしれないけど。
あーしたいこーしたいでも出来ない。
我慢。
でも我慢って苦しいよね。
出来ることなら誰だって何も我慢したくないよ。
それで幸せを感じて生きていけるなら。
でもさぁ、純粋にお腹が空いた、寒い暑いに一喜一憂していた時の人間よりも、そういうのが解決された今の方が人間は欲深くなって、心が汚くなってしまっていないかなぁ。
進歩とかってなんのためにあるのかなぁ。
次から次へと目の前に出てくる新製品。
必要がなくても何と無く煽られて欲しくなる。
買ってみたら全然要らないものだったり。
考えてみれば以前使ってたものでも十分満足だったりとかね。
企業努力とかヒット商品とか、そういうのにほだされて次から次へと新しいものを買って捨てていく。欲望を抑えきれずに。
何か意味があるのかなぁ。
より良く落ちる洗剤だとかフィット感の良い肌着だとか、そこまで必要かなぁ。
過剰じゃないかな。
企業もそんなところを頑張るより、もっと地球全体の事を考えた製品を作るとか、商品ライフサイクルを出来るだけ伸ばすとか、そういうところに力を入れたらもっとずっと良いんじゃないのかな。
私達がもうちょっと正しいところで我慢を重ねなきゃ、世の中は変な我慢ばっかりがいつもいつも沈んでは消えていく辛いところになっちゃうんじゃないのかなぁ。
どうなのかなぁ