働くってこと
小学生のころに先生が言ってた言葉が何となく頭の中を巡る事がある。
『働くというのは傍を楽にする事です』という言葉。
確かに自分のためだけに働くのは限界がある気がする。自分の生活が困らない程度以上に自分のためだけに働く事が出来る人はかなり稀なんじゃないかな。よっぽどお金に執着がある人位かも。
やっぱり、誰かのためにって思わなければ、がむしゃらになれないよね。
家族が困らないように...と思えばその分位には何とか働ける。無理をしても頑張れたりするもので。まぁもちろんその家族が困らない程度までにとどまるんだけどね。
あとは、会社の仲間のためにとか。
喜んでくれるお客さんのためにとか。
やっぱり、そうやって誰かのためにって考えてる人ってパフォーマンスがいい。
ボランティアとか人をハッピーにする様な仕事って自分に見返りが無いのに何だか気持ち良く頑張れるのはそういうところにあったりする気がする。
誰だって、傍を楽にするために働きたいもんだ。
医師の弟は、寝る間も削って臨床の合間に研究に明け暮れてる。普通の人間ならとてもやっていけない激務の中で。
きっとあのパワーはそういうところから来るに違いないと思ってる。
より多くの人を救いたいっていう、そういう強いポジティブな気持ち。
たくさんの人を背負ってるから頑張れる...んだろうな。
さらに考えると、喜んでくれる人が多い人ほど頑張れてたりして。
そういう大切な本能を誰しもが持ってるもんだと思う。