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石読み日記 おみくじの使い方

年末年始は御神籤をひく機会が増えます。
でもって、おなじこの時期に気になるのが、結び付けられた大量の御神籤。

なんのために引いたの?

そう、そうなのよ。
なぜ置いてっちゃう?

丁寧に折り畳み、綺麗に結ばれた様子を見れば、ぞんざいに扱ってる訳じゃない。

言葉、要らないの?

う~ん、そうかもしれない。
御神籤を運勢判断や占いだと思ってる人、多いから。

教え、なのに

そちら側からだと 教え そして
こちら側にとっては 学び かな。

持ってていいのに。

だよね。

私が良く行く神社の御神籤は百円。
たった百円で一つ教えをいただけるなんて、今どき有難いではないか。

私の場合、御神籤を引いたらその場では見ずに持ち帰る。落ち着いた場所で、大抵は好きな珈琲を飲みながらじっくりと御神籤を開いて読む。

小さいけれど読み所は多い。その籤の名、上段の文章、方角・健康・失せ物など項目の良し悪し…実はちゃんと関連性がある。

大抵は神話や和歌が元になっていて、世の有り様を説いている。なかなか奥が深いと思う。
なので、運勢はオマケみたいなもの。実際、昔の御神籤には運勢なんて書かれていなかったそうだ。

そして、神社によってはハッキリ
『御神籤は御神託である』
となっている。

やっぱり、有り難く持ち帰った方がいいんじゃないだろうか?
いただいた教えは実践で使うのが一番だしね。

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翠恵
新しい目標は、他店で購入されたブレスレットのメンテナンスもできる店になること。商売的には難しいことですが、それがちょっとでも「山を守る」ことになれば…