ASDは零流になろう
「ASDは一流でも二流でもなく零流になろう」という話を書きます。
多くの人々は「二流に留まることなく一流を目指すべき」という考えは正しいと思っている。
確かに二流に甘んじる事なく一流を目指すことは素晴らしいことだ。
だが、あなたがASDすなわち自閉症の場合、そうではないかもしれない。
そもそも一流とは「その業界や地位において、もっとも高いレベルの者」を指す。
すなわち、ある軸による評価に基づいて競争し、勝った者が一流と呼ばれる。
だが、ASDは競争に勝てない。
ASDは人の作った複雑な評価軸を理解しそれに合わせて自身を鍛錬することは得意ではない。何故なら自閉しているからだ。
ASDは自ら評価軸自体を生み出し、それに合わせて自らを鍛錬することが得意なのだ。
だからこそ私は『零流』を提唱している。
『零流』とは「人と比較する軸の数が0の世界で孤高に存在する者」を指す。
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