安田記念の予想
はじめに
どうも、いえしです。
先週の記事でですね、日本ダービーの予想を公開したんですけども、まあその予想が見事外れましてですね。ですから、もし僕が馬券を買っていたとしたら、めちゃくちゃ負けてたことになるんですけど。
買いました。
馬券を…買いました。
生涯ダノンベルーガ応援君なので、全ての馬券にダノンベルーガを絡めてました。もちろん単勝もあります。
日本ダービーの回顧
予想よりもデシエルトが飛ばしてペースが早くなりましたね。
ダノンベルーガはジオグリフにずっとブロックされていて、自ら動こうにもハイペースで動けず、直線向いてもなかなか前が開かず…という一番キツい展開になりました。
レコード決着っていうのも全く思ってもなかったです。
レース1時間前の馬体重発表でマイナス10kgと、かなり究極仕上げでしたが、結果的にそれが仇になってしまったような気がします。
今回のダービーは入場制限が7万人まで緩和されたことで、歓声も大きかったです。その為、究極仕上げにより外的刺激に敏感になったダノンベルーガはレース前から消耗していました。発汗も周りと比べて多かった印象。
そして、ドウデュースに関する推察を間違えました。ハーツクライ産駒なので普通に距離は持ちましたね。勝ちっぷりがあまりにも強かったのでこれから更に期待できます。
色々と予想しましたが、結果として、ダービーは(馬券的に)負けてしまいました。ですが、それ相応の収穫はあったので後悔はありません。競馬歴1年なので毎レース毎レースに収穫ありますがw
安田記念出走馬の見解
全頭分を詳細に書く事が思ったよりしんどかったので、サラっと簡潔に書く程度にします。ごめんなさい。
1枠1番 カフェファラオ
フェブラリーステークスからの参戦、以前、芝で函館記念を走っていたが距離適性外なので結果は参考外。兄弟は芝馬である上、道中は問題なく追走できていた為、芝への適正は否定できない。
最内ということで、揉まれ弱いという噂もあるが不明。今までの競馬は内枠でも外に持ち出しての競馬がすべてだった。
今までの敗因はすべて理由がつくもので、かしわ記念は砂の深い内を通らされてのスタミナ切れ。それ以外は距離適性外。
フェブラリーステークスと比べて筋肉量が増えて、ハリや艶も出てきている。好調であることは確か。
「2頭出しは人気薄を狙え」という格言がある通り、同厩舎のサリオスよりかはコチラの方が妙味はあるかもしれない。
1枠2番 ヴァンドギャルド
ドバイターフからの出走。東京1600mでの実績はあるが、持ちタイムが悪く、1:32.5を下回る事ができていない。良馬場なら厳しいか。渋って33秒台の決着になるなら面白い。
2枠3番 ロータスランド
最内で鞍上ミルコ・デムーロなのが運の尽きか。
出遅れて揉まれてしまうと厳しい。持ちタイムも無いのでヴァンドギャルド同様に時計の掛かる馬場、展開なら。
ただ、安田記念では馬体重が470kg代もしくはそれ以下の馬の成績が非常に悪いため、消しが妥当か。
2枠4番 ダノンザキッド
未だにハッキリしない馬。ポテンシャルはあるが持ちタイムをどこまで縮められるか不明である。
前走の中山記念では出遅れ、道中上がっていったが、その分余力がなくなり直線で失速。取捨選択に困る馬ではあるが、マイルの鬼川田将雅でココは挽回可能か。
3ヶ月の休養で身が詰まっている事を期待したい。要パドック。
3枠5番 ホウオウアマゾン
阪神巧者というよりかは、輸送がダメな馬で、東京新聞杯では前日輸送を行ったが落ち着かず、馬房で一睡もしなかったという。
厩舎側としては対策を講じるようであるが、効果の程は不明。
実力的にはマイルチャンピオンシップでサリオスを馬場の悪い内側から差し返すなど、地力が非常にある。
先行馬が少ない今回の安田記念では展開が向くと思われる一頭。
要パドックの馬。
3枠6番 カラテ
年々ズブさを見せており、スタートも付かなくなっている。
転厩し美浦から栗東になり、昨年よりパフォーマンスが向上しているようにも思えない。消しの1頭。
4枠7番 ファインルージュ
ヴィクトリアマイル2着からの参戦。
非常に安定した成績を残しているが、突き抜けるほどの決め手は無い印象。
鞍上はクリストフ・ルメールから武豊へ。持ちタイムは十分で、ココでも実力は発揮できる可能性は高い。
問題はヴィクトリアマイル組の成績があまり良くないコト。
4枠8番 イルーシヴパンサー
東京新聞杯の勝ち馬で連勝中の1頭。
前走の厩舎コメントが「先週まではいくらか重かったが、急ピッチで乗り込み一応の態勢は整った。確実に力をつけており東京マイルも合うので楽しみ。」であり、万全な状態ではなかった。順調であればどれほど後続を千切っていたか、想像するだけで面白い。
ただ気になる点は持ちタイム面と斤量面で今まで56kgまでの経験しかない。
6月終わりに54kgで1:32.0、半年後に56kgで1:32:3。
4ヶ月後の今回は58kgでどこまで詰めることができるのか。
相手もG1というだけあって強化されている。ココが試金石になるだろう。
追切面は2週連続で時計を出しているあたり、非常に好調。
5枠9番 シュネルマイスター
昨年よりも相手関係が弱くなり、同じパフォーマンスを出せれば勝ち負けであるが、気になるのは手塚調教師の1週前の発言である。
「少し太いかな。現時点で500キロくらいあるんだよね。だからって無理に絞ってもね。その辺りが今回のテーマになるのかな。馬が大きくなっているから難しいよ」
とあり、やや弱気なコメント。
ウインマリリンやユーバーレーベンの時も1週前に弱気なコメントをして、当週に「仕上がった。」と発言するが、どちらも複勝圏外に飛んでいる。
父Kingmanは早熟傾向であり、産駒もそれを受け継いでいると思われる。それを考慮すると、昨年から更にパワーアップしているとは考えづらい。
昨年の安田記念とは違い、4歳になり58kgを背負う事になる。どこまで戦えるのか、ここが正念場だろうか。
5枠10番 エアロロノア
前走のマイラーズカップでは渋った馬場に脚を取られ上手く伸びずに5着と敗北を喫した。正直、G1の舞台では実力的に厳しいものがあると思うが、当馬の末脚は出走馬の中でも目を見張るものがあり、勝利したレースの鮮やかさ、勝ちっぷりさは非常に良い。
典型的なスロー専門であるが、先行馬が少ない今回はペースが緩むかもしれないため、もしかしたら一発ハマるかもしれない。
netkeibaの想定オッズでは最低人気ではあるが、最低人気になるような馬ではないことは確かで、展開が向けば怖い一頭。紐に一考できる。
6枠11番 カテドラル
出遅れ癖があり、58kgを背負った際の成績が非常に悪い。
斤量負けしていると思われ、今回は厳しいか。
6枠12番 ダイアトニック
内枠であれば1600mで2着など実績はあるが、外枠気味になってしまった今回は対応できるか不明。安田記念では中距離馬が好走するようなタフな展開になることが多いが、ペースが緩むと耐えれるのか果たして。
短距離マイル戦に非常に強い安田隆行厩舎であり、オッズ的には面白い1頭。
7枠13番 ソングライン
前走ヴィクトリアマイルでは序盤に掛かり、3コーナーで躓くなどスムーズさを欠いたレース運びだった。最終直線では上がり2位の足を使っているが、ファインルージュにはラストで伸び負けており、本質的にはもう少し短い距離の方が合っているのかもしれない。
56kgを背負って牡馬相手に対等にやれるのかは少々疑問がつくが、ここでも有力であることは確か。調子も引き続き好調で、外枠であるため前走のような競馬になることはまず無いだろう。
7枠14番 ソウルラッシュ
イルーシヴパンサーと並び、上がり馬の1頭。1600m戦では無敗で、どのレースも好位からの鋭い差足で、非常に強い競馬。
前走は出遅れて後方からの競馬を強いられたが、前残りの展開、馬場の中、一頭だけずば抜けた末脚を繰り出し勝利。結果以上に強いレースを見せた。
馬格があるので斤量面もそこまで気にする必要は無いと見ているが、問題は持ちタイムがイルーシヴパンサー以上に無いこと。今までのレースは渋った馬場が多い為、時計が出ることがなかったが、今回は良馬場と予想され、2秒近くタイムを縮めないと勝負にならない。
どこまで詰められるのか、果たして。
7枠15番 セリフォス
唯一の3歳馬。
昨年3着だったシュネルマイスターはNHKマイルカップを勝ったのに対し、こちらは4着。
NHKマイルカップは強いと思っていたが複勝圏すら外し、言っちゃアレだが、期待外れだった内容。
鞍上も福永祐一騎手から藤岡佑介騎手に変わり、弱化。
NHKマイルカップのタイムが同日の3賞クラスと同じタイムで、古馬G1では少し厳しいだろう。
8枠16番 レシステンシア
ヴィクトリアマイルではローザノワールの後ろを付けて粘って3着。
中2週で調教後馬体重は20kg程度アップと、タフさがある。
輸送でその分落ちるので気にしなくても大丈夫。
ペースは流石にヴィクトリアマイルよりかは速くなると思うので、今回は厳しいか。Cコース2週目のため外差しが非常に効く。メンバーも牡馬相手になり、難しい一戦になる。
8枠17番 サリオス
ここ最近はパッとしないが、実績馬。
前走に1200mを使い、早い流れを経験したことも良いはず。
鞍上は手の合うダミアン・レーン騎手に戻る点も高評価。
ここで結果を残せないとこの先厳しいのでなんとか頑張って欲しいところ。
ただ気になるのな調教後馬体重で22kg減と、大幅に馬体重を落としている。
ココ最近ずっと太かったサリオスだが、これが吉と出るか凶と出るか?
ただ、あまり調教は走れておらず、タイムも出てないため不安の方が大きい。
パドックでより深く考えたい。
8枠18番 ナランフレグ
高松宮記念の覇者。
1400m以上で結果を残せておらず、今回は大外枠と厳しい状況。
消しの方向が大きい。
展開
スタート後、ホウオウアマゾンとレシステンシアが出ていくが、どちらもハナを積極的に主張する馬ではないので、テンは速くならない。
枠番の利でホウオウアマゾンがハナを取り、2番手にレシステンシアがつける構図。
その後ろにカフェファラオ、セリフォスが並び、
中団にはダノンザキッドやファインルージュ、ダイアトニック、ソングライン、ソウルラッシュ、サリオス。
差し勢はヴァンドギャルド、ロータスランド、カラテ、シュネルマイスターなど、多くが固まり、ゴチャゴチャした感じになり、
最後方にイルーシヴパンサーやカテドラル、ナランフレグがつける。
前半1000mは昨年と同じ57.8秒ほど。4コーナーはペースがかなり落ち着き、最終直線での瞬発力勝負になると予想。
以上の内容になります。
予想印
まだ決まっておりません。
なにせどの馬も飛んでもおかしくない不安要素があり、難しいです。
良馬場であれば
◎イルーシヴパンサーorシュネルマイスターorソングライン
少しでも渋るなら
◎ソウルラッシュ
あたりで考えようかと思います。
終わりに
予想を書くのはコレで2回目になりますが、やっぱり難しいですし、簡潔に書こうとしても長くなったりと、自分の頭の悪さが露呈してしまいます。
6月の収支は六甲盃や門別の交流重賞で7600円/12000円とすでにマイナスです。うーん、苦しいね。
安田記念より鳴尾記念の方が当たりそうだなあと思ってるので、予想と買い方だけ置いておきます。
◎ジェラルディーナ
馬連かワイドの流しで考えてます。
参考になれば幸いです。
ではまた。
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