運命は変えられるのか
誰かが運命は変えられると言った。僕はそうは思わない。運命は誰にも変えられない。運命とは、受け入れるものだと思う。
例えば、宿題をサボったとしよう。それはその人がその日宿題をサボるのは予め決まっていた運命だ。例えば、心機一転新しいことを始めた人がいたとする。その人が、その日何か新しいことを始めることはその人の運命で決まっていることだと思う。例えば、誰かが事業に成功したとしよう。その人は事業に成功する運命だったのだ。
なんでこんな風に考えるのか。運命は変えられると考えた方が幾らか希望があるようにも思うが、それはたぶん違う。
僕は自分の行動は全部運命で決まっていると考えれば、失敗した時にそうゆう運命だと受け入れて、さっさと次の行動を取る。何か上手くいけばそれがその時の運命なのだと受け入れて、驕らず、慢心せず、次へ進む。そうすれば生きやすいと思うから。運命なんて、人間が作った都合のいい言葉だろう。
運命は未来に向けた言葉じゃない。過去に向けた言葉だ。僕らは何も変えられないし、変える必要もない。ただ、やれることをやるしかない。
そうして前に進んだものにのみ、運命が跪くのだ。
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