いきなりの体調不良からの末期癌告知。
皆様、改めまして。
現在、直腸癌ステージⅡ及び多発性転移肝臓癌ステージⅣで余命宣告を受け、延命治療中の織 羽です。
今回は、タイトルの通りかなり前から体調不良だったのに、段々と身体の異変を感じ中々病院に行かない為母さんにドヤされ行った通院から癌告知と余命宣告を受ける迄の約2週間の話しを出来たらと思います。
事の始まりは昨年夏頃から始まります。
丁度それ位の頃から、たまに突然の下腹痛や原因不明の発熱に時々見舞われ、更年期の症状だろうと市販の解熱鎮痛で誤魔化しつつ仕事をしていました。
※下腹痛はすぐ治り、発熱は2〜3日薬飲んだら治る感じ。
唯、その周期が日に々短くなり、流石に病院へ…と、言う時に繁忙期が重なり、仕事の流れを見て早退を繰り返す日々の中、一回だけ産婦人科に行き、更年期障害ではないか?との事で様子見する事となりました。
何故その間にしっかり病院に行かなかったか?
疑問に思う方もいると思いますが、早退出来る時間が病院の受付終了後が基本、休みの日は症状が出ない事が多かった為病院行きを先延ばししてました。
そんな事を繰り返しているうちに、解熱鎮痛剤で治るなら余程の事がない限り大丈夫だろうっwと、たかを括っていたら…
身体の中で着々と癌が進行していました。
どうして此処迄大事になる迄判明しなかったか?
実は、多忙を理由に会社の健康診断に2年行かなかった為でした。
※休日に行き辛い専門施設に行くのも面倒だったのとプライベートが多忙で日時変更も面倒だった事があります。
そして年が明け、今年のGW珍しく4月30日〜5月2日迄有給を使い3連休を取りました。
そして、いきなりの体調不良。
4月29日、仕事が終わり帰宅後母さんと久々に街中へ買い物に。
目当ての物を買い、外で夕食を食べていたら急に物凄い倦怠感と息切れがし、ご飯の途中でしたがそのまま帰宅して熱を測ったら37℃台後半。
風邪かな?と思い、家にあった風邪薬を飲んで就寝。
5月1日朝、熱が下がらない為喘息でお世話になっている病院へ。
症状を話したら血液検査となり、肝機能数値が高めの為肝臓付近のレントゲン。
その時の結果が、肝臓が炎症を起こして膿みが溜まる【肝膿胞】の疑いがある為、後日CT検査となった。
まずは、1週間分の抗生物質を処方され様子見。
先生に、3日から仕事なんですが行けますかね?と尋ねたら。
【今の状況なら、熱下がっても無理は禁物。
唯、どうしても行かなきゃないなら、職場の上の人にちゃんと病状は伝える事。】と言われ帰宅。
でも、抗生物質を飲んでいても病状は変わらなかった為、結局CT検査の日迄休みを延長し受診。
結果は、【肝膿胞】の可能性が高いが他の病気の可能性もあるので、他の詳しい検査が出来る病院で再検査をして欲しいと言われる。
次の検査は10日…
そして、余命宣告を受けるとは思わず受診しに紹介された病院で造影剤を入れてのCT検査等数々の検査。
結果は、【多発性転移肝臓癌ステージⅣ】完治なし。
余命1年半〜2年半…
基本、肝臓癌は肝炎等なければ単発で発症しないとの事。
先生曰く、【多分、肝臓癌の前に他の部位に癌があるよ。
この病院で手術・入院しても良いけど消化器内科の医師が僕1人だから中々難しいので、癌治療に特化した病院を紹介しますので、肝臓癌転移の原因を探してください。】と、言われる。
その時の自分と言えば…
今って、独りでも癌告知や余命宣告するんだぁ…と、頭の中で思いつつ先生に言ったのは…
【先生、癌って痩せないんですか?】と、乾いた笑いと共に質問。
回答は、【肝臓癌は、肝臓が異常な働きをする為痩せずに逆に太る事があります。
思い当たる事ありませんか?】との事。
※確かに、急激に半年で7kg太りましたっ💦
次の病院受診は今お世話になってる病院で5月13日…
多分、癌原発(原因)を探る為のサードオピニオンをする事。
その後、調べた結果から何処が原因か探る…
只々不安な日々を暫く過ごす事となりました。
そして、運命のサードオピニオン…
レントゲンの結果、腸(特に直腸)付近が怪しい為、3日後に腸カメラ検査。
前日からお腹と腸内を空にする為の療養食と、夜から当日朝の下剤地獄っ💦
これは結構キツイです。
そして、十数年振りの腸カメラ。
始まってビックリ、直腸入り口3cm辺りで急に狭くなりカメラが入らず終了。
その時点で直腸癌ステージⅡ確定。
念の為更に3日後胃カメラもしたが、それは異常なし。
この結果を踏まえ、直腸癌だけなら手術で取り除いてそのまま普通の見た目で過ごし、場合によってはストーマ(人工肛門)になる場合もあって、僕は腸閉塞防止の為ストーマ装着となり、4級身体障害者手帳受給者です。
※現在、腸内の状態が安定してないので原発の癌は取り除いていません。
転移性肝臓癌は、癌が肝臓の8割超えて巣食ってステージⅣの末期癌なので完治なし。
そんな状態が、昨年5月から続いています。
続く