試作2 金管楽器
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金管楽器とは、唇を震わせて音を鳴らす楽器の総称であり、必ずしも金属でできている必要はない。例えば、トランペット、法螺貝など。慣れない人間は音を鳴らすことが難しいと言われているようだ。
筆者は以前、金管楽器の低音域を担っていた。具体的にはピストンが4つある楽器を使用していた。しかし、少子化の影響か単純に人気の偏りか、1度だけ別の楽器を担当した経験がある。金管楽器でもっともアナログな楽器を担当した。一応エクスキューズしておくが、このアナログは、デジタルと対比したアナログである。
金管楽器の内、主に合奏されるものでは、ピストン(ロータリー)が担う役割は同じものであろうと考えた。人差し指、中指、薬指の順で1番、2番、3番と名付けられており、そこから外れたものに、四番と名付けられる。小指、親指、もう片方の手に存在することもある。この中で、最初に説明すべきは2番である。2番の作用とは大まかに言って半音下げるというものだ。ピッチのずれを考えなければ半音下げると言える。それだけだ。次に1番。これは2番2つ分の役割をしており、全音(1音)下げる効果がある。そして3番だが、1番と2番を足した役割があり、1.5音下げる効果がある。4番の役割は、1番と3番を足したものであるが、B管をF管にするといったほうが人口に膾炙しているかもしれない。珍味に、ここでの足している役割というものは、同時押しすると役割が同じになるというものである。
ここまでは、デジタルな金管楽器の話をしてきた。アナログな方の金管楽器の説明もしたい。といっても、上記のものを改変するだけなのですぐに終わる。2番をポジション1つ分に変換するだけである。従って、1番はポジション2つ分、3番はポジション3つ分である。ロータリーがついていれば、4番はロータリーと対応する。なければ対応しない。