見出し画像

神映画ランキングTop50

私は、これまで視聴した映画を全てランキングにしている。
先日、SNSでそれの一部分を公開すると、かなりの反響があった。

「何この映画」
「何でこれが下位なの?」
「1位を見せてくれ」
「とにかく全部見せろ」
「はせけんやっほ~」

などのDMが大量に届き、炎上しかけた。

以下がそのツイートとストーリーだ。

その中でも、特に私の映画ランキングに興味を持ち、
「とにかく全てをオープンにしてくれ。頼むぞ。」
と期待を寄せてくれている、通称「SギYマ」氏に向けて記事を書く。

はじめに

「映画ランキング」ほど野暮なものはない。

そもそも、映画はランキングにすべきではない。

「好きな友達ランキング」に値するくらい愚かな行為であることは、
私も分かってはいる。

それでも、作りたくてしょうがなかったのだ。

自分が観た映画を記録したかった、
友人に「おすすめ映画なに?」と言われたときに即答したかった、
自分に合う映画の傾向を分析したかった、

私が映画にハマったのは大学2年生の時。

それまで映画に思いを馳せたことはなかった。

小学生:2ちゃんねる
中学生:アニヲタ
高校生:ネット配信
大学前半:YouTube

で過ごしていた。

しかし、大学2年時にプロジェクターをなんとなく買い、
たまたま観た作品に衝撃を受け、そこから映画沼に沈み込んだ。

1日1本洋画生活をしたり、気に入ったものは何度も観たりして、
気付けば3年で170本(再視聴を含めると約220本)を観ていた。

今回の記事は、そのランキングの上位を全て示す。

感動した映画ランキング

「○○映画ランキング」というタイトルにするとき、
ここに入る文字を数年間、今でも考え続けている。

現時点での結論が、「感動した映画ランキング」だ。

普通なら、
①好きな映画ランキング
②面白かった映画ランキング
③おすすめしたい映画ランキング
などが思いつくだろう。

しかし、どれもダメだ。

①好きな映画ランキング
にした場合、胸糞の悪い作品がどうしても下位に行ってしまう。
私のランキングの中には「2度と観たくないけどめっちゃ良かった」
のように、相反する感情が同時に生まれる作品も多々あるため、
その作品たちを載せたかったので、この案はボツ。

②面白かった映画ランキング
の場合、アクション映画や脚本重視の映画が上位に来てしまう。
「コーヒーアンドシガレット」のように、内容は何もないが、とても好き、という作品も中にはある。「面白い」を正義にすると、このような質作品がこぼれてしまうので、この案もボツ。

③おすすめしたい映画ランキング
の場合も同様で、「cube」や「ミスト」のように、
自分はとても衝撃的で大好きだが、誰にでもオススメはできない、
という作品も多々ある。なのでボツ。

行きついた言葉が、

「感動した映画ランキング」

である。

これは「感動した=泣いた」という意味ではない。

文字通り、「情がいた」映画だ。

これであれば、
・ホラー映画
・BADエンド映画
・グロ映画
・静かな映画
全てをこぼすことなくランキングに入れ込めることが可能だと気付いた。

ただ正確に言うと、ここにも問題がある。

感情を正弦曲線で表した場合、
・振動数
・振幅
の2つに分類されるだろう。

ここを定量化し、きっちりとした完成版を作ることを目指している。

例:
ミニオンシリーズはTikTokのように、感情の振動数がめちゃめちゃ多い
火垂るの墓などは、振幅が大きい

では、見ていこう!ネタバレ含む!

補足

更新日時:2024/9/5
コメント:とりま2割くらいのコメントで残します!9月中に全部完成させるイメージで!

50位~41位

50位:ハイキュー ゴミ捨て場の決戦

感想は全て上の記事に書いている。

ずーーーーーーっと好きだったハイキューが映画化され、
映画館で泣いてしまった。

ボロボロボロ泣きながら「今まで10年間アニメを観てきて良かった、、、」
と、視聴当日は感じたが、よくよく映画の完成度を考えると、そこそこ。

詰め込み過ぎ感が否めなかった。もし原作を忠実に再現し、6時間の超大作にしてたら、間違いなくトップ20には入っていた。

49位:トイストーリー3

やっぱいいね。

完璧な作品。

この3作品目の評判が全作トップなのも頷ける。

ただ、あまりに綺麗で完璧すぎるがゆえに、この順位。

私は裏切り展開が好き。

48位:ワイルドスピード3

ワイルドスピードは全作4周しているし、新作が出るたびに公開日に足を運ぶ。

3に関して、1周目時点では最下位レベルだったが、観返すうちにランキングが上がった。

ハンの魅力に惹きこまれたのが一番の理由である。

今ではテーマ曲も鬼リピしている。

47位:ワイルドスピード8

たまたまワイスピ続き。

シンプルに、めっちゃ面白い。
面白くないシーンが全く無い。
・ドムの裏切り
・車の雨
・ショウ兄弟の飛行機戦
・ラストの氷上戦
・ドムの帰還

ただ、ブライアンがいないことの喪失感と、無理やりドムを主人公にしようと脚本を頑張って作っている制作の裏側が見えてきてしまったので、この順位。

ちなみに、9以降の作品は、どれも50位未満。。。

以下は9の感想

以下は10の感想

頼む!11は神回であってくれ!頼む!

46位:SING

観る前、正直、舐めてた。

観た後、めっちゃ面白い、というか、めっちゃ好き。
あ、ミュージカル映画好きかも、と自分が裂けていたジャンルを開拓した感覚があった。

当時付き合っていた彼女さんと「ユニバ前に全作品を制覇してから行こう!」ということで観た作品の一つ。

「まあ観とくか」くらいの気持ちで観たら、面白いのなんの。

ジュラシックパーク
ジョーズ
ミニオン
などと比べても引けを取らない作品。

後からイルミネーション制作ということを知り、納得。

ユニバのショーも楽しめた。
逆に、映画を観ずにユニバのショーを見ると微妙かもしれない。

続編はまだ観てないなあ。今度観よっと。

45位:アイアンマン

3回視聴した。観るたびにランキングが上がっていく。

最後のセリフは実はアドリブという、などの背景記事を読みまくったのが影響しているかもしれない。

初見の時にピヨピヨ大学2年生だった私は今、起業した。
経営者という視点で作品を観ると、また違った感情を抱くだろう。

スーツのビジュアルも好き。

44位:猿の惑星

「ミスト」と並ぶレベルの衝撃のラスト。

なんかもう、最後の20秒シーンだけで、ここまでランキングを跳ね上げた。
開いた口がふさがらなかった。

エンドロール中、プロジェクターの電源を落とした後も
「え、、、え、、、」とずっと言っていた。

感想を共有しようにも、周りに観ている人がおらず、辛かった。
無理に共有するとネタバレになるから言えず、もどかしかった。

また、1968年というのも評価ポイント。

ちなみに、ランキングを付ける際、下記2点も考慮している。

①作られた時期の古さ
②ノンフィクション

①に関して、
作られた時期を考慮せずランク付けすると、
どうしても昔の映画は劣って見える。

そりゃそうだ。

CGどころか、PCも普及していなかったりするのだから。

例えば、シャイニング。
当時はCG技術はないので、血は全て本物(牛の血)、雪ではなく塩、
などは有名な話だ。

また、スターウォーズ4をつまらないという人は多いが、
「あの時代で」ということを考慮して観ると、最高に楽しめるはずだ。

歴史を知れば知るほど、映画ライフはより充実するだろう。
技術だけでなく、その国の情勢などを加味したりすると、
さらに味わい深く楽しめる作品もたくさんありそうだ。

私の中で、キングスマンファーストエージェントの評価は低い。
ただこれは映画が悪いのではなく、私の知識不足が原因だ。
歴史を知っていれば、もっと楽しめたはずだ。

②に関して、
やはり多少つまらなくても、ノンフィクションというだけで、ランクは上がる。

「イミテーション・ゲーム」の初見時は「うーん」と感じたが、
ノンフィクションという事を後から知り、全て納得し感銘を受けた。

「最強のふたり」などは、言うまでもない。

43位:ドクターストレンジ

冒頭の主人公の偉そうな姿に「なんか嫌い」と感じた。

しかし、困難に直面し、修行をし、最終的にヒーローになる姿を、
追うことで、いつの間にか好きになっていた。

好き→嫌い
はよくある事だが、
嫌い→好き
は、映画だけでなく人生においても稀だ。特に人間に対しては。

そして、そうして好きになった人は、もともと好印象で仲良くしている人よりも、強く好きになりがちだ。

42位:トイストーリーオブテラー

いや、めっちゃ面白い。

これは映画なのか?特別編なのか?まあ、とりあえず映画に含めた。

単なるおまけ編かと思ったら、映画クオリティで面白い。

トイストーリー好きなら観るべき!
これを金曜ロードショーで流してくれ!!

41位:帰ってきたヒトラー

  ヒトラーが現代にタイムスリップする物語。

コメディで始まり、恐怖で終わるという構成。

しかも、ジワジワ。ジワジワ。

これが、本当によくできている。

「面白い」→「怖い」の感情の切り替わりポイントが、
自分でも全く分からなかった。

ただ、最初はコメディだったことは覚えている。画面の前でケタケタ笑っていた。ただ終盤には、全く笑えない物語になっていることは事実としてある。

視聴後に「ヒトラーは正しいのでは?」と感じる人も多いはずだ。

洗脳はこのように行われるのか、と感じさせられた作品。

40位~31位

40位:ワイルドスピード7

ワイスピシリーズの中で2番目に好きな作品。

ワイスピシリーズは、それぞれの作品で舞台が決まっているのだが、
この「スカイミッション」のコンセプトは非常に分かりやすい。

ちなみにワイスピシリーズの舞台は以下のようになっている。

1→田舎
2→ビーチ(マイアミ)
3→東京
4→ 砂
5→ 都会
6→ 高速道路
7→ 空
8→ 氷
9→宇宙
10 → 全まとめ

そもそもワイルドスピードという作品は、
低予算映画として、こじんまりとスタートした。

ただ売り上げが伸びるにつれ、どんどんその規模も大きくなっていった。

最近のワイスピは派手過ぎて「有り得ない」領域まで到達している。
(車で宇宙に行って衛星破壊するとか馬鹿げすぎている(笑))

この7の「スカイミッション」は、
そのギリギリのラインが素晴らしい。

ワンチャン有り得る作戦だな!!!と感じさせられる。

この「空」というのは非常に分かりやすく、
最もハラハラする最高の舞台である。

車パラシュート、ビル2連跨ぎ、空中ドローン戦、
全て「空」を舞台にした展開であり、そのどれもが面白い。

ポールウォーカの死、see you again にばかり注目されるが、
物語としてもアクション映画としても面白い、最高の傑作である。

39位:トイストーリー

来ました。

最高の作品が。

まず、もう文句なしに、設定も展開も面白いでしょ!

「映画無知なんだけど何かオススメある?」に対して、
とりあえず2秒でこれ返答しとけば間違いない作品の一つ。

①子ども時代
②青年時代
③親時代

どの時代に観ても楽しむことができ、
観る年齢によって感じ方が変わる作品だと確信している。

そして忘れてはいけないのが、背景。

「世界初のフルCGアニメーション」

これを意識して観るか観ないかで、さらに楽しみ方が変わってくる。

そもそも、”意識しなくても十分面白い”というのがヤバい。

「ノンフィクションにしては面白い」
「昔の映画にしては面白い」

というのはあるあるだが、この作品は、
「世界初のフルCGアニメーションにしては面白い」
と言われることは無い。

現在公開されている映画ともバリバリ張り合えるほど、
作品としての完成度が高いのだ。

今でこそCG技術は当たり前になっているが、
当時の人たちはこれを観てどう感じただろう。

「なにこれ!現実世界とアニメ世界の中間じゃん!」
「なんか気持ち悪い!」
「え!なんかよくわからないけどすごい!」

このような感情を抱いたのだろうか。
ぜひ当時の人たちに話を聞いてみたい。

特に私はシドのおもちゃたちが大好きだ。

このシーン、永遠に観れる。

むしろシドが好きかもしれない。

彼はおもちゃを大切にしない人物として描かれるが、
並外れたクリエイティビティを持っている。

かわいいおもちゃを改造し、狂気的で、ユーモアもあり、不気味で、不可解なものを生み出すという力、すごすぎる。。。

38位:スターウォーズ3

まず言わせてほしいのだが、

公開順が

スターウォーズ4
スターウォーズ5
スターウォーズ6
スターウォーズ1
スターウォーズ2
スターウォーズ3

ってどういうこと!?!?

しかも時系列は1~6で、公開順(制作順)をずらすって、、、
なんでそんなことを思いついたんだ、、、
そして思いついたとしても、なぜ実行に移せたんだ。。。

確かに、最近の映画なら、まだ分かる。

ただこの時の映画界隈は黎明期。

映画をシリーズで公開すること自体が異質だったはずだ。

もしくは3作品で終わらせ、追加で3作品を撮った?

ちょっと調べてみる。

調べてみた。

スター・ウォーズを公開順でみると、1番最初に公開された作品はエピソード4となっています。 なぜ途中からスタートしたのかというと、制作者のジョージ・ルーカスがエピソード4の物語が一番盛り上がると考えたからです

うーん、天才過ぎるやろ!!!!!

「物語は1話からスタートさせるもの」という固定観念をぶち壊したんだなあ、、、

そして、このスターウォーズ3から4のつながりが綺麗すぎる。

接続部分のスターウォーズ4とスターウォーズ3は27年も空いている。
なのにどうしてこんな挑戦ができたのか、えぐすぎる、、、

この3を初見で観た時は
「どうやって4につなげるんだ?」
しか考えていなかった。

物語が進むにつれ、伏線が一つ一つ回収されていき、
最後にきれいにつながる様は圧巻である。

37位:トイストーリー2

「トイストーリーどの作品が好き?」と問われると、
あなたは何と返すだろう?

私は、時々この質問を知り合いにする。
回答は以下の通りだ。

3派:40%くらい。
分かる。3部構成としたときに綺麗すぎる終わり方やもんね。
アンディとおもちゃの別れシーンも感動する。

1派:40%くらい。
分かる。一番シンプルかつ分かりやすくて面白いよね。
原点にして頂点みたいなところあるよね。
あとシドのおもちゃもかわいいし。←

2派:15%くらい。
何かしらの理由がなければこれは選ばないはず。
おそらくジェシーが好きか、物語の内容を忘れて適当に答えたかだ。

4派:5%くらい。
最低作品と名高いトイストーリー4。完璧に終わった3部作品に、謎のゴミを登場させ、最後にウッディは仲間のおもちゃ&アンディを裏切る形になる。とても不人気(特に日本で)。私も初見で好きではなかったが、実は最近になって捉え方が変わり、あのラストは実は最高なのでは?と感じるようになった。もう一度4をしっかり観たら順位が爆上がりすること間違いなしだ。これは長くなりそうなので、また別の記事で。

バズライトイヤー:1%以下。
逆に友達になりたい。

୨୧┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈୨୧

ということで、私は微妙な立ち位置の2が一番好きなのだが、
その理由は何と言っても、敵役だ。

ちょうどスターウォーズを観ていた時期だったので、
大爆笑してしまった。かなり忠実なパロディである。

やはり大道の映画は観ておいた方が良いな、と感じた作品でもあった。
特にスターウォーズは色々な映画で引用される。
(ワイルドスピードでも例えとして出てきて驚いた。)

とにかく、このシーンの衝撃が強く、
プロジェクターの前で大爆笑してしまった。

大爆笑=感情が動いた
ということなので、コンセプトに則って、この作品は上位。

36位:ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー

「今日は無駄な一日を過ごしたな。。。」

と後悔している人がいたら、言ってあげたい。

「寝る前にガーディアンズ・オブ・ギャラクシー観ればええやん」

だって面白いから!面白いから!

・何も考えずに見れる
・宇宙が舞台=最高の非日常体験
・ゆくゆくエンドゲームに繋がる(また別の観点)

個性的なキャラクターが集まり、チーム組んで、宇宙でバトルしたら、
そりゃ面白くなりますわ。。。

映画館の最前列で観たい作品。

この記事が「おすすめしたい映画ランキング」であれば、
トップ20に入っていただろう。

ただこれは「感情が動いた映画ランキング」である。
全シーン面白くて完成度が高いので、逆に感情が動いていない、
みたいなところがある。

35位:火垂るの墓

「なんで蛍じゃなく、火垂るなんや?」と思っているあなたへ。

これは、感想を語るのも、野暮に感じるね。

今後も、何度も観返す作品。

34位:黒子のバスケ LAST GAME

黒子のバスケのアニメ本編は全て、この作品を観るための前振り。

テレビで視聴しながら、
「ふおおおお!これを観るために、今まで黒バスを観てきたんだ!!!」
と一人で叫んでいた。

ちなみに私は、中学の頃はアニヲタで、深夜アニメをリアタイで観ながらTwitterで実況をする日々を過ごしていた。

そのきっかけとなった日は、忘れもしない。
中1の冬。

なんとなく付けたテレビで、バスケアニメが流れていた。

”黒子のバスケ”

名前はなんとなく聞いたことあるかも?
というか、こんな深夜にアニメって流れてんだ。

当時の私は14歳。
アニメと言えば、ドラゴンボールやコナンくらいしか観てなかった。

そこで流れた映像の衝撃。青峰のフォームレスシュート。

「えええええええええええ!?!?!?!?!?!?!?」

もうバスケとか全然ルールも知らなかったが、
このシーン1つで一目ぼれをした。

あと黒バスって、毎回めっちゃいいところで終わるんよ。。。

「とりあえずこの試合だけ観よう!」のつもりで深夜アニメ視聴生活を始めたわけだが、気づいたらアニメが全シーズン終わっていた。

そこからというもの、TSUTAYAで漫画とDVDを借り、過去作品を全て視聴。

その後、サッカー部員にも布教。

「黒バスで誰が一番強いと思う?」議論を始めると、
気付いたら8時間経っている事とか、、、あるよね。

ただずっと思っていたのが、
「この帝光メンバーが今集まったらどうなるの…?」
である。

アニメを観ていて、だれしも一度は思っただろう。

それを叶えるのがこの映画。LAST GAME。

とある日、TSUTAYAを訪れると、漫画コーナーに続編が置かれていた。

「世界編」

そっとページを開くと、青峰&黄瀬が同じチームで無双しているシーンを目撃。

「これは、、、、えぐい!!!!!」

そう確信し、逆に漫画では読まないことにした。

~~~

そこから数年が経ち、黒バスへの意識も少し薄れているころだった。

現に、映画の上映期間中に気づけなかった。(アホタレ!)

そして、ふと立ち寄ったTSUTAYAで映画の存在を知る。

「き、きたああああああああああああああ!!!!」

遂にあの作品が上映されていたことを知り、即レンタル!

感想に関しては、言うまでもなく最高。

鳥肌が立ちまくり!!!もうその日は鳥でした。

そして、あの夢中になっていたころを思い出し、懐かしさに浸ることができた。

間違いなく、黒バスの集大成の作品だと言える。
今まで追ってきてて良かったと思えた。

୨୧┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈୨୧

その視聴から、5年が経った。

2024年9月現在、
私は今、スタートアップ支援カフェで働いている。
そして私自身、法人を設立し、起業家として活動している。

そんな職場に、最近とある個性的な方(Nさん)が入社された。

Nさんの趣味は
・アニメ
・映画
・ゲーム
だと言う。

好きなアニメや趣味について語る雑談の中で、
その人の口から「黒バス」の名前が出た。

その瞬間、私の過去の記憶が掘り起こされ、
心のかさぶたがベリベリ剝がれていく音がした。

この界隈に来てから、そして起業しようと決意してから5年間、
アニメを遠ざける日々を送っていた。

「アニメを観てもタメにならない」
「アニメを観る暇があれば、何かしらの行動をした方が良いでしょ」
「エンタメならアニメより映画の方がいい。2時間で終わるし」

こんな感覚が、無意識にはたらいていた。

でも、本当に、本当に、本当に楽しかったのは、黒バスを夢中で観ていたあの頃だったのではなかっただろうか。

「顧客を理解するには」
「世界を変えるには」
「ビジネスを軌道に乗せるには」

ではなく、

「黒バスで誰が一番強いか」

などという、くだらない議論を熱心に語っていたあの帰り道は、
実は宝物だったのだ。

私が本当に欲しかったのは、アニメを語り合える仲間だったのではないだろうか。

そしてその雑談中は、この「起業家の界隈にいる自分」を俯瞰して見ることができた。

ここは、あくまで、環境の一つ。

世界はもっと広がっている。

14歳のあの日、Twitterで実況をしていた仲間たちは、
いまどこに行ったのだろうか。

アニメに夢中になっているコミュニティは、今はどこに行けば見つかるのだろうか。

それは、まだ、分からない。

Nさんの影響で、黒子のバスケを、もう一度観返し始めた。

「アニメ=無駄」の固定観念は無意識にも脳裏に存在していたので、
再生ボタンを押すのにも勇気が必要だった。

今、3話を視聴中。やはり面白い。そして、やはり最高だ。

アニメは、やっぱいいなあ。

そして、アニメを語る人も、いい。

夢中になっている人は、いい。

悩みを抱いた時、誰かに相談し「解決」に向かおうとするのは、
局所最適ではあるが、全体最適ではないのかもしれない。

悩みを抱いた時、「へー!全然その気持ちわかんないわ!とりあえず私の好きなアニメと趣味の話を聞いてよ!!!」と、「夢中」になっている人と話す。これは局所最適ではないが全体最適であった、ということを痛感させられている。

Nさんは、起業家としての私を尊敬してくれている。
周りには、私より何百倍もすごい人がたくさんいるので、本当に恐れ多い。ただ、嬉しい限りだ。

ただ、

ただ、、、

Nさんの趣味や話を聞いて、いつも、
「本当は、僕も、そっちなんだよ。きっと、そっちなんだろうな。」
と、心の中で呟きながら、あの頃に思いを馳せている。

生活の中に、アニメを取り入れてみた。

もしかしたら、今していることは向いていないのかもしれない。

雑談でアニメを離せる職場、アニメ関係の仕事、アニメショップに就職、、、そっちに振り切って行動した方が、もしかしたら幸福度は高いのかもしれない。。。

この答えは分からない。

今していることも、楽しいし、辛いし、楽しい。

ただこれだけは言える。

アニメでも、映画でも、事業でも、ジャンルは問わない。

ただ、”夢中になれるもの”を見つけたいだけなのだ。

33位:ズートピア

あまりに完成度が高い。

これを観るまで、
ディズニー作品=子供が観るもの
という意識がどこかにあった。

でも全然そんなことない!大人(大学生)が観てもおもろい!

まず最初、就活の話から始まるんよね。
身体が小さいうさぎさんが警察になりたいと必死に試験勉強。
受かったはいいものの、「そんな体格じゃ役に立たない」と言われる。

このシーンだけで惹きこまれた。
特にこの時期はめっちゃ就活していたから、自分に鬼刺さり。

「国立理系大学生」というのはあくまで肩書き(試験勉強)。
実践で求められるものは、全く違う。

作品全体を通してメッセージ性が強く、それでいてちゃんと面白い構成。
緩急も抜群。(ソニックほんますこ)

そして衝撃の黒幕、爆笑のラストと、あまりにも完成度が高い。

ズートピア2は、絶対初日に観に行く。

32位:スターウォーズ2

スターウォーズの中では、一番好きな作品。

やっぱりバトルシーン多かったら、楽しいよね!!!

今まで「なんだこいつ」と思っていたヨーダ、
こんなにも強いなんて。。。!!!

観ててめっちゃ楽しかった(感情が動いた)ので、この順位。

31位:キル・ビル Vol.1

かっこいい。

あまりにもかっこいい。

今まで私は、日本人であることに多少のコンプレックスがあったが、
この作品1つで覆された。

日本、かっこいい。

刀って、こんなにかっこいいんだね。。。

そして、洋画の中にアニメシーンを入れ込むなんて…!!!
未だかつてない衝撃!!!

やはり映画は、このぐらいのグロさがあって良き。

タランティーノにはそれがある。

あの監督なら「何してくるか分からない」が作中にずっと続いている。

急に人が死ぬ、頭が飛ぶ、目がやられる、
このくらい、観ている側の感情を揺さぶってくれて、丁度いい。

音楽も最高。「和」って最高。

海外の方は、これを観て、どう感じているのだろう。

あまりのカッコよさに、視聴後、Tシャツを衝動買いしてしまった。

これは私のTwitter!(フォローしてね!してね!)

とにかく、好きなTシャツを着ると良いことがたくさんあるよ!
というメッセージ!

やはり映画は素晴らしい。

映画の本編は2時間では終わらない。

その後に買ったTシャツで街を歩く時も本編の中。
そのTシャツで話題が生まれる雑談も本編の中。

そして、その映画一番のメインパートは、その後に仲間と感想を語り合う、サイゼリヤの中かもしれない。



୨୧┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈୨୧

来週は、30位~21位を書いていくよ!
思い入れが強くなってくるから、どんどん記事が長くなっていくよー!(笑)
見逃さないようフォローしといてね!お楽しみに!

いいなと思ったら応援しよう!