すめらぎのサガループが叩かれなかった理由
はじめに
DMGP2023-1stの全試合の名シーンをMADにし、Youtubeに投稿しました。
まだ見ていない方は、ぜひご覧ください。
そしてこの動画を作り終わった後、全試合の感想記事を書きました👇
今回は、上の記事で書ききれなかった「すめらぎのサガループが叩かれなかった理由」について考察します。
概要
DMGP2023-1stのアドバンスフィーチャー卓。
ここまでの流れをさらっと振り返ります。
予選8回戦目で勝利したのは、とある選手のサガループ。
そして、コメント欄では批判の嵐。
(ぜひ上に載せたMVで確認してみてください。)
荒れる理由も分かります。なぜなら、ループが始まると、扱う人以外は全員「ループ手順を見ているだけ」の状態になってしますからです。
この批判は今に始まったわけはななく、サガが公式発表された時からずっと続いています。発売してすぐのカードを規制するわけにもいかず、殿堂発表でスルーした公式。そして、サガのメタカードが、主人公デッキのアビスにぶっ刺さってしまう。これは、公式側も相当な痛手だと考えられます。
しかし、私はむしろ、今大会で一度フィーチャーされて良かったな、と思いました。
なぜなら、サガがひしめく環境でサガが一回も映されない、となると”隠している感”が出てしますからです。
今回、荒れるチャット欄を含めてアーカイブに残したことによって、公式放送の公平性・信頼性を担保できたのではないかと感じます。
と思った矢先、現れたのは、またしてもサガループでした。
予選9回戦
サガループ使用者はYoutubeでも活動しているプロプレイヤーすめらぎ選手。
先ほど同様、3ターンでループに入り、そのまま勝利。
お相手のマナゾーンにはカードが2枚しか置かれていません。
しかし、ここで不自然な現象が起きます。
コメント欄が、先ほどのようには荒れなかったのです。
これは不思議でなりません。
考察
叩かれる一番の理由が「見ていてつまんない」なのであれば、
どちらかと言うと2戦目の方が荒れそうな気はします。
しかし、2戦連続で3ターンサガループが決まったにも関わらず、
コメント欄が荒れたのは1戦目だけ。
この不可解な現象の理由を、私は以下のように考えました。
①さっき叩きすぎて疲れたから
②すめらぎは強豪プレイヤーだから
③ペディア型だったから
④9-0してるのは尊敬に値するから
⑤すめらぎがめっちゃ楽しそうだから
どれか一つというわけではなく、全てが合わさった結果だと思います。
①さっき叩きすぎて疲れたから
先ほども述べましたが、殿堂発表の時から、サガに対するヘイトを溜めに溜めているサガアンチの方々。彼らはもちろん、GPでもサガが暴れることを予想していたでしょう。
しかし蓋を開けてみると、もう7回戦なのにサガが勝つ様子がフィーチャー卓で映らない。
もしかしたら自分は間違っていて、公式の調整は正しかったのか、、、
と思った矢先、8回戦での3Tサガループ。
待ってました!とばかりに、想いが爆発したのだと考えられます。
サガだけではなく、選手の容姿もぶっ叩き、気の済むまでヘイトをぶちまけた彼らは、少し落ち着いたのかもしれません。
②すめらぎは強豪プレイヤーだから
二つ目の理由は、すめらぎ選手への尊敬です。
彼は前回の大会で悪魔の契約を高騰させた張本人であり、Youtubeでも活動している有名プレイヤーです。
”サガは批判したいが、すめらぎを批判はできない”
この思いが、コメントをとどまらせる要因だったのではないかと考えました。
③ペディア型だったから
とあるサガとすめらぎサガの違いです。
とある選手のサガループは、親の顔より見たループ手順です。
"サガと言えばこれ"のような勝ち方をしたため、見てる側も「はいはい、あれね」と思ったことでしょう。
しかし、ペディア型は、一手間二手間かかります。
その目新しさから、コメントを打つことも忘れ、見続けた人が多かったのではないでしょうか。
④9-0してるのは尊敬に値するから
いくら最強のサガとは言え、絶対に3ターンで決まるわけではありませんし、絶対に勝てるわけでもないです。
もちろんそのことは、叩く側も理解しています。
しかし、すめらぎ選手がループを決めるということは、
"予選で9-0するサガループ"を目撃したということを意味します。
この事実を見てもまだ「運だけやん」と言えるでしょうか。
「つまんない」より「すごい」の感情の方が上回った結果、叩くことをやめた勢は多いのではないでしょうか。
⑤すめらぎがめっちゃ楽しそうだから
個人的にはこれがかなり大きいと思っています。
彼は、めちゃくちゃ楽しそうにサガを使っていました。
そのことは、試合が終わった後の表情からも見て取れます。
私が作ったMVでも、すめらぎさんの「気持ち良いです」という言葉、そして爆笑するシーンを使わせて頂きました。
僕がこの映像を見て感じた当時のツイートです👇
人は損失回避性を持っています。
ここで言う「損」とは、CSとGPでは少し違うように思えます。
CSの「損」は、負けることです。
それを避けるために、多くの人は強いデッキを持ち込もうと考えます。
GPの「損」は、”楽しめない”という項目が追加されます。
ここまで大きな大会だと、参加者は「楽しもう」という気持ちが生まれることでしょうあ、
そうなると、CSの時に比べて、「サガを選ぶ」という選択肢は減るのではないか、という紅茶派閥しぶたにの考察です。
当時、この考察は的を射ているように思えました。
しかし、この試合を見て皆さんが確信した通り、
一番強いのは「楽しむためにサガループしている人」です。
今回のすめらぎさんのインタビューを見て、何かに夢中になる姿は本当に美しく、そして少しうらやましく感じました。
彼の笑顔を見て、「何で自分は、ずっとしかめっ面をして、必死に叩いてたのだろう」と思った人は多いのではないでしょうか。
最後に
オリジナル編も投稿したので、ぜひご覧ください👇
そして、これからもデュエマに関する記事を書き続けるので、良ければフォロー待ってます。
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