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ひつじ Diary|2025年2月第2週|そもそも需要があったのか

2025年2月第2週|2025.02.10. - 2025.02.16.

□下ごしらえにじっくりと時間をかける

今週は公募向け作品を書いています。このあいだ買った創作術の本(この本の話ばかりしてますね)のとおりに、主人公の設定を今までよりも少しは細かく決めて、それから舞台を設定して、プロットを作ってという手順どおり。

料理で言えば、下ごしらえをしっかりとやって調理に取りかかるという感じ。今までのわたしは、とりあえずお腹が空いてるから、冷蔵庫やそこらへんにあるものをかき集めて、手早く作れるものをさっと作るみたいな執筆がほとんどでした。

下ごしらえにじっくりと時間をかけると、ちゃんと美味しい料理ができるみたいに、小説もちゃんとしっかりしたものが出来上がる、というふうにすぐにはいかないとは思うけど、執筆それ自体は楽になった感じかなあ。

もちろん、今までもざっくりとしたプロットは作っていたけど、執筆のときになると、けっきょく筆が止まって次の展開を考えたり、設定を変更したりというのを繰り返していたので、それと比べれば。

この作品は短編小説なので文字数自体は少なめ。エブリスタの妄想コンテストやmonogataryの(文字数の規定がある場合の)企画より少し多めくらいの文字数なので、少しずつ小説を書くのが上手くなるといいかなあと思います。

□そもそも需要があったのか

このあいだ、この日記でエッセイ書きすぎ問題というのを書いたけど、エブリスタで約2年連載してきたエッセイ『ひつじのはなし season 3』を終了させました。2年近く書いてきたのと、連載50回目を迎えたので、そろそろ切り上げる頃合いかなと。

もうさんざん何度も書いたので、改めてここにわざわざ書く必要はないけど、エッセイを書く理由は自分のインプットのためという期待もあったんですよ。

ウィキペディアから国語便覧、辞書や青空文庫を駆使して、それっぽいネタを仕入れる。すると、エッセイにも使えるし小説のアイデアにもつながるかもしれない。そんな期待。

ただ、エッセイを書くためにネタを探すというのも不健全な気もするんだよなあという気持ちがあったのも否めない。もともとたくさんのインプットをしていて、そこからエッセイ用に使えそうなネタや発想が自然と浮かぶ、というのが理想。

さっき、小説を書くためには下ごしらえにじっくりと時間をかけることも必要という考えに立てば、エッセイ用のネタを探し出してサッと書くというのは不健全だよね、という気がします。我ながら。

ただ、物事はそうそう上手く運ばないわけですね。日常からたくさんインプットできるわけないし。というわけで、『ひつじのはなし season 3』は、いったん終了です。いったん、ということは再開があるのかという気もしないけど、それはわからないね。

わたしのエッセイにそもそも需要があったのかどうか、それもかなりあやしいからねえ。


□ひつじ Diaryについて

ひつじ Diaryは、水月羊/the Maverick Black Sheepの創作日記です。創作関係で考えたこと、気づいたこと、感じたことを書いていく予定です。前週の日記を毎週一回更新。


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