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#06.どれだけ自分が本気なのか/KSI - Not Over Yet (feat. Tom Grennan)
おはようございます。6月も半ばですね。今年はやけに涼しい日が続いているような気がしますが、さすがにこのごろは蒸し暑くなってきました。
今週は2022.10.12.にツイッターに流したものの再構成、旧作版になります。
ボクシングというスポーツについては、わたしはほとんど知らない。
そりゃ具志堅用高とかマイク・タイソンくらいの古い時代のボクサーの名前くらいは知っているけれど、日本人外国人問わず現役のプロボクサーの名前を挙げろと言われると、ひとりも思い浮かばない。
ときたまテレビの生中継や、アマゾンプライムビデオでの生配信での試合の予告を見たり、ツイッターで話題になっていると、「そういえば、こういう名前のボクサーがいるよね」くらいはわかるけど。
それでも、ボクサーにはある種の敬意みたいなものはあります。ストイックにトレーニングを続けて減量に苦しむ姿にはどこか崇高なものさえ感じる。ドラマや映画を通じての勝手なイメージですが。
さて、今日取り上げる一曲は、KSI feat. Tom Grennanの"Not Over Yet"。
KSI - Not Over Yet (feat. Tom Grennan) [Official Music Video]
この"Not Over Yet"とは「まだ終わっていない」みたいな意味。降りかかる不幸や苦難に何度も倒れる自分。そんな自分自身に「『まだ終わっていない』と言い聞かせるのはなぜだい?」と自問自答する内容。
逆説的な問いかけではありますが、それは自分が取り組んでいることに、どれだけ自分が本気なのかを問いかける行為でもあります。
この曲の場合はボクシングなので、ボクサーである自分が何度打ちのめされても、それでも自分に「まだ終わっていない」と言い聞かせているのは、それだけ本気であり真剣であることの確認ですね。
これは言い換えれば、「諦めたらそこでゲームオーバーなんだよ」ということになりますか。ボクシングに限らず、自問自答することは仕事でも家庭でも小説の執筆でも大事なことかもしれない。
諦めるのは簡単だけど、続けるのは難しいというのは世の習い。今日も自分に"Not Over Yet"と言い聞かせていきましょう。
ところで、この曲はTom GrennanとKSIのコラボ曲。このKSIという人は、調べてみるとゲーム実況ユーチューバーとラッパーをやりながらプロボクサーになり、さらには歌手デビューするというなかなか多彩な人。
KSIはユーチューバーでもプロボクサーとしてもそれなりに実績を積み重ねているようで、エネルギーの塊みたいな人。そんな彼だからこそ、"Not Over Yet"と自問自答する姿もぴったりです。
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