2024年4月27日(土曜)★新刊の続刊『文業2024』の作業。弟子の山本義人くん来宅。倉庫の整理。BAR猫ノ眼時計へ。恐るべき新人・金剛くんバイトデビューだが既に金剛無双。嬉し恥ずかし朝帰り。金剛の夢は夜開く夢想。
12時起床。
日記を書いてアップする。
4000字もある。
夜に出来事が多すぎるのだ。
新刊の続編『文業 2024』、執筆作業。
2016年のベストタイム、
『水道橋博士の30問30答』を発掘。
コツコツをサルベージ。
口頭で答えているインタビューだが、
ちゃんと文章に手を入れてあり、
読みやすくも、ボクの思想信条が、
わかりやすく伝わるものだった。
『本業 2024』も色校に廻っている。
お昼も抜いて仕事に没頭。
弟子で実業家の山本義人くんに連絡。
倉庫部屋に彼の引っ越し用の荷物が
詰め込まれてあり動かすことも出来ない。
今はホテルぐらしを転々のようで、
さいたまのホテルから19時に来宅とのこと。
だったが、到着は20時を超えるのだが、
おかげで今日のノルマは越えて仕事は進んだ。
29日のフリー・マーケットに向けて、
売約用のグッズを仕込まねばならない。
山本くん来宅。
(山本くんの超ウルトラスポーツエリートぶりも後送)
剛力である山本くん、
エレクターを出したり、入れたり軽々と。
大いに仕事が進む。
必要なものは取り出した。
おまけに山のような段ボールの処理もできた。
最近は、経歴詐称問題が多いので、
ボクの資格証明証の写真も撮ってきた。
22歳の時、ひと夏、猛勉強して合格した、
宅地取引者主任の合格証。
400ページの参考書を丸丸完全暗記した。
あの頃は頭がスポンジだったなー。
短期間に全集中して、
数字も法律も頭に入れられることが出来た。
この合格証は今、免許証に出来るのかしら?
当時は、一定期間の就労義務もあったはず。
三又又三のように不動産屋で働いてみようかしら。
大学の客員教授にもなっていたが、
病気に罹患したこともあり、
一度、講演しただけにとどまった。
倉庫の整理整頓を終え、
自宅へ戻った後、
妙正寺川を渡れば今夜も魑魅魍魎の街だ。
BAR『猫ノ眼時計』にサイン入りの自著を置いて頂く。
昨日はお客様であったのが、
今日から25歳のマルチクリエーターが
バーテンとして修行中なのだが……。
既に静かな店内を祭りに変えていた。
お祝いのシャンパンがお客さんから次々と。
しかし、バンタンのカフェ飲食部門で学び、
長く2丁目でも働いていたので、
接客も所作を含めて見事なものだった。
ほとんどホストクラブ化していた。
町山智浩さんと高校、大学の学部まで同じで、
長くメーカーの海外勤務だったが、
今は引退して、学院の同窓会の会長さんの友松さん。
何時か、町山さんと映画の話をするのが夢なのだか。
どうしても『渦巻き鶏』の坦々麺を食べたいので、
店を出たのだが、一本道なので、
ついつい、この店に捕まる。
ガールズバーのはずなのに、
リアルにボーイズバーの方へ通される。
2人のボーイズとお話だが、
金剛くんが接客も制してしまう。
初顔の隈研吾のファンの大学生は良かった。
「渦巻き鶏」がスープを切らして閉店で、
一緒にいくはずだった刺繍女子がはぐれ、
ママがそれを伝えに来る。
鷺ノ宮は既に死んだ街に。
タクシーに乗って阿佐ヶ谷へ。
24時間営業の屋餃子酒場屋さんに。
荻窪の日本酒BARのお兄さんとも知遇を得る。
もう4時40分だが、
ザ・金剛ショーにボクも山本くんも
お腹いっぱい。
街すべてが舞台であり、
彼の演技空間だ。
息を吐くように詩を詠む。
こんな人がいるのか?
最初は鼻白んでいた山本くんすら白旗。
とにかく呆れるやら
笑いが止まらいやら、
無尽蔵の才能ぶり。
よくこの歳まで
見つけられなかったもんだ。
しかもこれでカメラマンであり、
バーレスクを踊り、
ピアノを弾くのだ。
おまけに重大な秘密がある。
(口外ОKなのだけど)
鷺ノ宮の坂口恭平。
令和の美輪明宏だ。
帰宅は5時40分。
金剛さんは、
趣味で絵も描いているということで、
スマホに残っているものを見せてもらったら、
ひっくり返った。
本格的な日本画だった。
明後日は、こちらで。
(22歳で古本興行を立ち上げた放送作家)若林凌駕。
(25歳のマルチクリエーター)金剛くん。
と待ち受けます。
5月1日は、ビールを片手にお楽しみください。