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24年8月7日(水曜)新会社『虎穴(虎人)』のアイコンデザイン。ライブの準備。整体〜BAR「猫の目」〜銭湯〜立ち飲み。配信たくさん視聴。20年ぶりの『はだしのゲン』に衝撃。今日もひとり上手なパーフェクトデイズの一日。

8時30分起床。

日記を書いてアップする。

『はだしのゲン』
子供の頃の愛読書だったが20年ぶりに目を通す。
衝撃を受ける。
そして現代では焚書坑儒の扱いになるもの理解する。
(オトナがこの大傑作漫画を読ませない勢力を作ること)
時代を経て、オトナになり、感じ方も大きく変わった。
明日、古谷経衡先生に語ってもらおう。

ちょうどこの時期には毎年、復刻され、
コンビニで売られているし、
Kindleでは5巻まで無料で読める。

https://news.yahoo.co.jp/articles/920a84f6eaa4c8e448373b12d42d2376920fa001

散髪。淡々と短髪に。
毛先で遊ぶこともないし、
何もつけない、何もたさない。
櫛も使わない。
ただ白髪が生えているだけ。

ファミマでフラッペとおにぎり。

最近は、
新しく作る小出版社、
虎穴社(虎人社)のアイコンを考える時間が多い。
62年間も実家から持ち歩く虎の彫像。
驚くほど重く精巧だ。
寅年に産まれて、祖父から送られた。
倉敷生まれの代々の風習だ。

中島敦の『山月記』を読み返す。

『山月記』は子供の頃、
教科書段階から好きだが、
詩歌を極めるため孤独で山に入り、
虎に変化(へんげ)した官吏の苦悩、
人を食う飢え、狂気に陥り月への咆哮、
全てを凝縮した虎の顔が素晴らしい。

『山月記』は中国の史書『人虎伝』
の翻案ではあるが、
「虎人(こじん)」としたら、
「社」の反対の個人にもなる。

リモートでデザイン案を
2度もNGを出す。
紆余曲折あり、
原田専門家の今回の満を持しての返りは、
「ビンゴ!!!」だった。

イメージ通りでデザインに
撃ち抜かれる。

818のTシャツ発注と見積もり、
若林凌駕に一任で南新宿の
キンコースに行ってもらったが、
色とサイズと枚数の組み合わせが無限。

事前に言っていた、
利根川さんのアドバイスが的確だった。

一日、仕事を続け、座りすぎている。
19時、ひとり外へ出る。

銭湯をめがけて歩き出したが、
ゲリラ豪雨の標的になる。
雷鳴轟き、
一歩もあるけないほど。

雨宿りに、行ったことのない
古い整体屋へ飛び込む。

店の中には治療用に
パーティションとベッドが20個以上、
区分けされ、奥に深く広いのに驚く。

客は僕一人。
老人がひとり、腰を曲げ、
志村けんのコントのように座っている。

見るからにご高齢で
仙人風の店番にしか見えなかった。

料金システムを聞いて
施術してもらうことにしたが、
最初の寝台使用の凸凹の指圧マッサージ器で
眠りに落ちた。

その後、先生が現れるかのと思ったら、
そのご老人が自ら直診してくださる。
指を肌に当てると、
外見からは想像も出来ない力強さ。
「何年やられているんですか」
「50年」
「失礼ですが、お幾つなんですか?」
会話の合間、合間に雷が轟き、
雷光が差し込む。
「79歳!」
「79!……。お若い……。
 どうみても78にしか見えませんよ」
と何時ものパターンをやっておく。
「いや達者すぎますよ!」
指先から力が漲り、
急所を探り当ててくるのだが、絶妙だ。
「こんなにベッドがあるのに
お一人でやられているんですか?」
いまだにただ広い医院のなかに僕一人だ。

「いや、院長と二人で」
「院長、お幾つですか?」
「84」
「84!!??」
また声を上げる。
「まだ院長、現役だよ」
ますます興味が湧いてくる。
「ふたりきりで?」
「昔はもっと従業員がいたんだけどね」
そこから揉みほぐされながら、
揉み出すよう身の上話を語りだし、
会話も一気に揉まれて、
距離感が約まる。

鷺ノ宮の歴史、生い立ち、家族構成、
奥様との馴れ初め、お孫さんの職業などなど。

ボクは仕事用のパソコンを取り出したところで、
貼っていたステッカーを見て、
「浅草キッドか……参議院やっていたひと?」
と正体がばれる。
「あ、申し訳ありません。
力及ばず、鬱でやめてしまいました。
今、鷺ノ宮でのんびりやっています」
「……君は顔が柔和になったねー。
昔は負けん気が顔に張り詰めてたよ。
今はほぐれた顔をしてるもの」と。
「カイロもやってみる?」
カイロプラティックのコースを進められる。

カイロは大学を卒業できるほど
経験済みだが、
人によっては当たり外れがある。
「えい、凝ればカイロの日和あり!」
と思って、「はい」と答えて、
隣のSMで使いそうな特殊なベッドへ。

ここから大技の連続。
フェイスロックからメキシカンストレッチ。
ロメロスペシャル、各種バックリーカーから
アルゼンチンもどきまで、
奥義を尽くした多彩な寝技48手が、
全盛期のビル・ロビンソンの如く、
ひっきりなしで繰り出され、
骨の軋む音が雷鳴以上に轟いた。

最後は、「おみそれしました」と。
雨が止むまで技が続いたが、
臀部痛がすっかり軽減していた。
これは素晴らしい。
まさに嵐の虎の穴。
虎穴にいらずんば虎子を得ずだった。

小雨になったところを中杉通りを北上し、
『BAR猫の目時計』に立ち寄り、
『本業2024』にサインとハンコを入れる。

ママに大吉の御神籤をいただく。

そして平和湯へ。

番台のおばさんにご挨拶と軽口しばし。

ボクら一行が初めて訪れた時のサインは、
いまだに飾ってくださっている。
一番左がボクのサイン。隣が原田くん。

お風呂の帰りも雨と汗でびしょ濡れになりながらも
立ち飲みへ。

水ナス生ハムのせ。

ピリ辛トマトチーズ鶏煮込み。

ビールは赤星一本のみ。
誰とも話さず、そのまま帰宅。
駅で末っ子と遭遇。
3泊4日の合宿帰り。

荷物を持たされる。






帰宅後、おとぼけビ~バ~のLPを爆音でかける。

パーフェクトデイズだ。

配信何本も観覧。

『おどぼけビ〜バ〜』からの『どんぐりボーイズ』
それぞれに客を持つ豪華メンバーで話も面白い。
個人的には「そこは事実と違う」と言いたくなるは、
ルピライターがいるからこそ、ルポライター体質だ。

町山智浩さんのTBSラジオ。radikoで。
「マミー」の紹介。
絶対行かなければ。

堀潤さんが紹介してた岡山のモビリティ企業のYouTube。
プレミアム配信。
見ているのはボク一人だったが……。興味深い。

『週刊アサヒ芸能』最新号が到着。

32年続いた連載の最終回。
手元に残してほしい。

豪の部屋。
『小島慶子 キラ☆キラ』の懐かしい話。
小西さんの名調子の復活。

明日に向けての仕込みに次ぐ仕込み、
政治情勢にもなるので細かい裏取りが続くが、
限界まで粘る。

小池が神宮の杜で転び、芸能人・政治家が不倫で転び、
大統領選、中東、広島、長崎、あらゆる歪みが、
「はだしのゲン」の世界、新しい戦前に見える。

26時に就寝。
明日は高円寺PUNDITのライブ。
13歳の「恐るべき子供」=アンファン・テリブルの
川島だいじくんの東京でのトークライブデビュー戦。
これは会場で実物を見たことが語りぐさになると思う。

配信チケットは売れゆき好調だが、
会場チケットはまだあります。

虎に抱かれて虎子として眠る。14歳のオレ。

明日は長男の誕生日でもある。
誕生会には参加せずライブだ。

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