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【はかせ日記】22/6/4(前半) 週刊SPA取材。池袋西口、れいわ新選組総決起集会へ。ぜんじろう、吉江さんと共に。そして『アサヤン』へ移動。

博士の悪童日記 2022年6月4日土曜前半


5時半起床。

戦争反対!!
消費税廃止!!
インボイス廃止!!


モーニング。

盛り付けに凝ると時間を忘れて、
楽しい。

町山智浩さんから、
昨晩に熱いメールが届いていた。

添付された画像。
こんなファンキーな選挙カーを作って、
全国を回れ!!と。

まるで、
RCサクセションの
「ドカドカうるさいR&Rバンド」
じゃないか!!

脳内に曲が流れる。

もちろん、やりたい!!
時間さえあったら
確実にやっていただろう!!

8時からYouTubeで
「博士の愛した遊説」 ②
30分、話し続け、
一問一答に答える。

新記録を更新。

これは選挙が終わるまで
毎日やる。


お昼ごはん。

ヤマモト秘書が自宅へ。

「世界党事務所」へ移動。

週刊SPA取材。

記者、ふたり。

山崎尚哉さんは
「アサヤン」
を長く共にやっている
スタッフであり、
SPAの記事での
インタビューは2回目。

そして村田孔明さんは、
ダチョウ倶楽部竜さんの追悼記事を
共に作ったばかり。

しかし、こんなに背が高い人だとは。
ZOOMではわからなかった。

ふたりともに、
政治や選挙制度にも明るく、
根詰めた政策論を含めて、
真剣に話していたら、
一時間経過していた。

こちらの取材VTRも、
後ほど、YouTubeに公開しようと思う。

自宅に戻って、
ママ、ヤマモトくんと
事務作業。

各新聞社からのアンケート調査が、
次から次へと山のように届いてる。

選対事務所の組織図、指示系統も、
作り直す作業。

14時にとりあえず、
ふたつの現場の荷物を詰め込んで、
池袋に向かう。

車中もさまざまな電話のやりとり。

東国原さんからも。

「維新で出馬したことがあるから、
君の応援に行けないのではなく、
ボクが今、テレビのコメンテーターだから、
不偏不党であるべきルールなので、
『行かない!』と言っているので、
そこは誤解なきよう、
キッチリとアナウンスして欲しい」旨。

「おっしゃるとおりです」

「でも、それを言うと橋下徹さんは、
どうなります?」

「彼は『維新』の政策顧問も顧問弁護士も
その理由で辞めたから……。
 それ以前も、大きな選挙期間中は、
テレビには出ていないので……」

「では、どこに線引きをしますか?、
地方選を含めて党勢は拡大できるわけですから」

などと議論が続いていく。

 語感が、ちょっとお怒りの様子もあったが、
ボクの発言の訂正は心がけるよう約束する。

 しかし、今後も、こういう齟齬は、
 続くだろうな──。

つまりは「小銭稼ぎのコメンテーター」
は10年の歳月を超えて、
伏線回収に向かうのだ。

池袋西口に到着。

駐車場から移動中に車道を出て、
歩いていた様子。
バイクに乗っていた
お兄さんに強く注意を受ける。

「私は、れいわの支持者です。
誰が見ているかわからないので、
候補者は常に自分を律してください」

と。背筋を正す。

西武デパートで小用を足していると、
れいわの候補者の
キムテヨンさんと遭遇。

初対面だ。

街宣車の前に人だかり、
過去最高の人数だ。

14時40分着。

お笑いゲストの
ぜんじろうも無事到着。

人身事故で電車が遅れると言っていた、
吉江(チンコ)さんも到着。

アサヤン従軍記者の
島津 秀泰くんもカメラを持って。

ヤマモトくんを紹介する。

街宣車が横付けされ、
陣営が増えていく。

大道芸の後、
バンドの演奏。

各候補者の出番調整。
皆、忙しいのだ。

15時から、
総決起集会が始まる。

山本代表、
大石あきこさんも
司会に加わる。

待ち時間、次から次へと
新聞、出版関係者の
千客万来。

各候補者が短時間に
まとめあげた演説に聞き入る。

皆さん、上手な人ばかりだ。

演芸場 の舞台袖ほど
芸が吸収出来る場所はない。
そういう意味では、
同じお客様を相手にする
演説会ほど「話芸」や「話術」を
盗めるところはないのだ。

16時過ぎにボクの出番。

話すことは事前に何も決めていない。

完全に即興の演説。

首相は財務省の犬、
という発言を受けての
ボクは国民の犬という
話をする。


国民を守る「番犬」です。
とすべきだったなーと。
話をしながら内心思っていた。

演説はシラベだ。
音律を奏でる、話芸だ。
やればやるほど自由演技で面白い。

演説を憑依させ、
観客に言霊を届かせる。
そして、その反応からリズムを刻む。

後から気がついたことだが、
「反スラップ訴訟」を
「反スプラッタ訴訟」と言い間違えている。

そして、今日、目の前に広がった、
この光景は忘れないだろう。

人生のシーンでなかなか得難い、
想い出トランプだ。

改めて代表に紹介される。

大石議員とは、スラップ被告仲間だ。

言われて、気がついたが、
550万を請求された訴状を
持ってきていたのに、
紹介するのを忘れていた。

そして、ボクがスタンダップコメディアンの
「ぜんじろう」を呼び込む。

随所に笑いと拍手。

劇場よりも良いくらいの反応。

自分のお客さんではなく、
ここまで受けるのだから、ノリノリになる。

ボクも爆笑しつつも、
スタンダップコメディ協会員としては、
誇らしい気分だ

司会の二人は関西人だけに、
かつてのぜんじろうがどれほど、
売れっ子だったか知っている。

ひとりひとりをイジる。

しばらく演説を見て、
移動時間ギリギリで吉江さんのステージ。

表情、所作の全てが行き届いて、
最高だ。

あられいわちゃんから、
アニマル浜口への変身。

かぶりつきで見ていても、
初見の人のどよめきがわかる。

最後の割り箸折り、
メロリンキュー、オマージュだ。

ファンの人達に見送られ、
文春の目崎さんとも話しつつ。

ヤマモトくんは借り受けた、
アンプセットを担いで重そうだ。

日刊スポーツの元東国原版の記者が、
マン・ツー・マンでお話を。

正確にお伝えしたいことなのだが、
移動中の時間限定の立ち話になる。

こういうのは続くだろうな。

機材を積み込み、
次の現場である、
阿佐ヶ谷ロフトの
「アサヤン」に向けて、
クルマを走らせる──。

後編に続きます。

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水道橋博士
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