見出し画像

【はかせ日記】21/7/28 アサヤンVOL・17       『上を向いて歩こう 下流芸人の逆襲』開催。コラアゲンはいごうまん・チャンス大城・そいつどいつ・松本竹馬・吉江さん。出演。

博士の悪童日記 2021年7月28日(水)

朝ルーチン

6時起床。

昨日の日記を書く。

7時食卓へ。
今日もモーニング作り。

画像1

昨日買ってきたソーセージを添えて。
上出来。美味しいぞ。

画像2

『アサヤン17』のチケット売上が停滞。
一所懸命、SNSを使って告知宣伝。
イベントとしても週イチペースでは、
告知期間も短すぎるだろう。

noteの日記の日付入れ作業も粛々と。

お昼、瓶詰め調味料を使って。
冷やしこんにゃく。
ダイエットメニューにもなる。

画像3

阿佐ヶ谷のライブ会場へ

15時、ドルフィンソングの三木が迎えに。
歩いて、阿佐ヶ谷ロフトへ。

画像4

一番乗りだった。
徐々に芸人&スタッフ集まる。

画像7

結局、「よしえつねお」は飛び入りになる。
全体、リハーサルはなしで。

以降の写真。(@TOMOMI NAKAYAMA)

5分前から前説。
ドルフィンソングと長谷川かいま。

画像5

TAPの若手イケメンとして人気が出て欲しい3人だ。

画像6

18時開演。

画像8

アサヤンVOL・17
「上を向いて歩こう 下流芸人の逆襲」

OPは忌野清志郎の「上を向いて歩こう」に乗せて。
毎回、見事な編集で盛り上げるOP映像は
原田専門家の仕事。

画像24

裏方の進行を担うのは、博士デジタル庁長官の関口さん。

画像25

趣旨説明。
今回の企画意図にはこう書いている。

しくじり先生の『アサヤン』版。

テレビよりより踏み込んだ、
芸人自ら語る下流芸人のクズ伝説。
彼らは全てが晒しものである
『全身芸人』

「人生、死んでしまいたいときには
下を見ろ、俺がいる!」

だからこそ、上を向いて歩こう!!

くだらないことこそ最強!!最高!!
五輪の金メダルが眩しすぎる、
 夏休みの行き場のないボンクラたちに捧げる人生讃歌。

「負けて勝つ!」
「逆境こそ、笑い飛ばす!」

敗れざるものたちの叫び。

「勝者にはなにもやるな!!
俺に金(キン)はいらない。
俺には生きていく金(カネ」をくれ!」

コンセプトは、
五輪では満たされない人へ。
四輪の徒花によるエールだ。

画像9

トップバッターはコラアゲンはいごうまん。

画像13


吉本の雨上がり決死隊の同期、蛍ちゃんの元相方だ。
現在51歳で、一度も売れた経験はない。
今年、ワハハ本舗から独立したピン芸人。

画像10

しかし、実力は折り紙付き。
2時間のひとり語りの独演会を全国で開催し、
200本のノンフィクション漫談があるなか、
今回はBIG ISSUEで修行して売り子になる話。

画像11

画像12

30分にわたる熱演。

画像51

画像51

画像45

画像49

画像52

完全にやりきった後、質疑応答。
以前に、高須さんとお仕事をしていた話などは初耳。

換気タイムへ。

2番手は、そいつどいつ松本竹馬、31歳。
バリバリのお笑い第7世代だ。
ネタ番組でも既に実績を築いている。

彼を初めて見たのは、
YouTubeのニューヨークチャンネルの
芸人版波瀾爆笑篇。

大学時代のエピソードが秀逸で
何度も繰り返して見てしまうほど中毒性がある。
彼のnoteにも書き込みをしたほど。

どこかで小説化、映像化すべきだと、
関係者に吹聴するほどお気に入りの逸話だ。

しかし、今日が完全に初対面。

画像14

コラーゲンの大熱演の空気を消していく作業から。
ローペースで話に入る。

画像15

そして完全に話に引き込む。

画像16

聞き入る。何度聴いても面白い。

画像17

画像18

画像20

国立大学の宮崎で繰り広げられた、
ヤンキー工業高校のような、
いや本来、中学生で卒業すべきな大学デビューの物語。

まるで映画のようなストーリー。
キッズリターンを彷彿する、
青春の蹉跌の哀愁がたまらない。

それは男の子の誰もが大人になるための通過儀礼であり、
喪失感であり、再び立ち上がるための「宮崎リベンジャー」でもある。

話の構成も展開も完成されている。
鶴瓶噺のように
一生語っていってもらいたい。

画像19

3番手はチャンス大城。
初めて彼の話を聞いたのは、
東京ポッド許可局のプチ鹿島のトークだった。
耳を疑うほどの生い立ちだった。

その後、「すべらない話」に登場。
近年は、千原ジュニアの実に優しい導きもあって、
吉本興業へ復帰していて、
いまは、見事にチャンスをものにしている。


一発芸で掴んだ後、本ネタ喋りへ。
何度も聞いたことがあるが、
絶対にすべらない世にも奇妙な体験談。


画像21

エピソードが多すぎて、
どこをピックアップして良いか迷うほどの
強烈な体験談アラカルト。

画像22

これほど、過酷な運命をお笑いで切り開いてきた、
お笑いが天職の人もなかなかいない。
お笑いがあって良かったと心底思う。

画像46

画像23

20時の東京都指導ルールの客出しタイムに。
「ちょうど時間になりました」
とまるで講談のように途中一旦終了、
延長戦へ持ち越し。

若手のみんなも、
何時かは、ひとりで舞台をものにして欲しい。

画像26

10分休憩後、延長戦へ。

再び、チャンス大城。
ここから「水曜日のダウンタウン」でも全カットになった話。

画像27

あまりに強烈な体験。
体験した実話ではあるが、
令和の時代で、この話を伝えれるテレビはないだろう。

皆、悶絶して笑う。

画像28

ネタを終えた後の、チャンス大城が問わず語りで、
話しだしたエピソード。

初めて語ると前置きして……。

数年前のどん底時代に、
阿佐谷で体験した、
死と生の分かれ道。

その言葉の一つ一つが突き刺さり、
席を立って、チャンス大城を抱きしめたくなる。

生きているだけで丸儲け。

さんまさんのこの言葉が胸に響く。

「どん底で終わるより、一夜の王になりたい」
どんな芸人の心にもキング・オブ・コメディの
この台詞が流れている。

そんな体験さえ客前に晒して、
笑い飛ばすのが芸人の仕事だ。

既に2時間半を経過して、
いよいよトリの「よしえつねお」。

彼との出会いが、
「アサヤン」旗揚げのひとつの要因だ。
17回目にしてメインイベントへ。

ハイテンションで登場したが、
息があがって、脳がショートした瞬間がわかった。

画像29

座り直して態勢、呼吸を整える。

考えてみれば、
下ネタを連発するばかりで、
彼が普通の話をするところを初めて見る。

画像30

自らの生い立ちと、
年子の弟、元新日本プロレスの吉江豊との関係を語る。

子供時代の写真や、劇団時代の写真など、全てが愛くるしい。

画像49

画像50

とても信じられないが……。
サラリーマン時代の保険の外交員をやっていた話。

画像31

最後に弟へ向けた手紙の朗読。

画像36

そして、最後はチンコの恋人紹介。

画像34

公開プロポーズへ。

画像35

何時か、アサヤンでチンコの結婚式を中継したい。

次回の予告編。

画像37

次回も「よしえつねお」がメインイベントをつとめる。
天才松村邦洋との対決。
今から楽しみだが……。

しかし、今回のようなお涙頂戴は
一切ないと予告しておこう。

出演者、皆で記念撮影。

画像38

配信予告映像を廻して、全終了。

打ち上げなしは……何時も名残惜しい。

全ての出演者、スタッフに御礼。

ニコニコチャンネル生配信番組の打ち合わせ。

ライブハウスを出て、
高須さん、ジョニー小野と、
8月1日から始める、
ニコニコチャンネル生配信番組の打ち合わせ。

お店は空いていないので、
阿佐ヶ谷の駅前へ。

ちょうど、何かのバラエティが収録中だった。

画像40

便所前の空きスペースへ。

画像39

高須さんを見送り、
若手芸人チームと合流。

アサヤン恒例、みんなで歩いて帰る。

みんな、上を向いて歩こうぜ!!!

画像41

画像42

ひとりぼっちの三木。

画像43

今日、一日を反芻しながら、ひとり飲み。
大好きな芸人の大好きな話の余韻に浸る。

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカの
阿片窟のロバート・デ・ニーロのように
薄ら笑いを浮かべて、
今日一日と一生を振り返っていた。

画像52


就寝は2時を超えていただろう。

-------------------

「アサヤン」は、公式カメラマンに入ってもらっている。

チーム・フルスイングの利根川さんの奥様、
TOMOMI NAKAYAMAさんの作品。

常に舞台上の芸人のゲストショットをとらえている。
オフショットを含めて、全部一般公開しているので、
是非、▼このサイトを御覧いただきたい。

関連記事

新番組スタート

「水道橋博士の異常な対談」がYoutubeのサブチャンネルでスタートしました。是非、ご覧ください。
第1回ゲスト「週刊文春」元編集長・新谷学氏
第2回ゲスト 作家・元東京都知事 猪瀬直樹氏
第3回ゲスト ジャーナリスト 田原総一朗氏
第4回ゲスト ラッパー ダースレイダー
https://is.gd/Eur24O

ライブ情報

■アサヤン
https://asayan.s-hakase.com
【8/3まで視聴可】アサヤンVol.16 砲撃!!週刊文春ナイト!(柳澤健+東野幸治)
【8/11まで視聴可能】アサヤンVol.17 上を向いて歩こう!!/下流芸人の逆襲!!
【受付中】アサヤンVol.18 [ 8.4 MANESHISAI ] 天才・松村邦洋vs遅れてきた天才・よしえつねお

水道橋博士情報

■水道橋博士の情報はこちらから!



いいなと思ったら応援しよう!

水道橋博士
サポートありがとうございます。 執筆活動の糧にして頑張ります!