見出し画像

【博士と虎人舎の日記】25年2月23日(日曜) 拝啓、ジョン・レノン!!あなたの声はとても優しいよ。三又又三の会配信断念。高円寺フリーマーケット。東中野で細君誕生日会。今、そこにある離婚危機からのスターティングオーバー。

8時起床。

本日も起きたら,
紛失したメガネ探しだが、
いまだに出てこない。

仕方なく、昔作った、
度が合っていない、鯖江のブランド、
「ジョン・レノン」製のメガネで、
ここ2日、代行したのだが……。

これが、まさかまさかの
星座を生んでくれた。

noteに日記を書いてアップ。

虎人舎の金剛さん、
水道橋映像研の福井くんと電話。

確定申告を経て、
今回の興行の黒字採算は無理だと判断して、
3月3日の三又又三の日の配信を取りやめる。

エンタメを支えるのは裏方さんだ。

最近の虎人舎の舞台配信が
超ハイレベルなのは、
福井くんが率いる、
映像研メンバーのおかげなのだ。

今回は、泣いて馬謖を斬る。

時期は迫っている、
苦渋の決断を、今、即決しないといけない。

でも必ず、もう一度同じメンバーを揃える。

-------------------

ノックがあって、
「部屋に入るよ!」と細君。

3月3日のひな祭りの
飾り雛を押し入れから出す。

仕舞っているのは、
ボクの部屋の押入れの闇の奥だ。

久々に細君と共同作業。

この一週間、
まだ関係性は綱渡り状態だ。

果たして仲直りしているのか、
していないのか?

まだ、会話がぎこちない。

娘を祝うこの雛人形を見るのも
今年が最後かも……。

と思うと、段々と落ち込んできた。

「今日、誕生日会あるけどパパも来る?
 家族バラバラに現地集合だから、遅れないでよ!」

……行くに決まっている。

ランチ。

Xで、こんな論争? 対談予定?
がいつの間にか始まった。

もともと、このひとが誰だか知らなかった。

現状で、橋下徹さんと立花孝志さんの対談を今頃、
立花擁護の趣旨で企画した
まだお若いが、かしこの起業家さんなのだと思う。

立花孝志の信奉者のようではある。

もちろん、ボクがこういう人からの対談要請を
逃げるわけがない。

でも横山さんは周囲に止められると思いますよ。

ちょっと調べたら、
橋下徹氏は横山さんの会社の
アドバイザーだった。

noteにも数々の問題発言があった。
楽しみだ。

-------------------

午後からフリーマーケットに
向かう予定だったが、
一本締切を忘れていた。

デイリースポーツ(よろず~ニュース)
北村さんからの依頼。

初めてお会いした「康芳夫さんを偲ぶ会」で、
取材されたインタビューの構成。

やり始めたら言葉を選び、
丁寧に時系列など調べ尽くして、
かなり書き足してしまう。

虎人舎の金剛さんからの電話。

ライブの会計や、
さまざまな支払い、
配信取りやめの払い戻し対応、
確定申告などが集中して、
本当に申し訳ない。

金剛さんの3月3日は、
出番なしで裏方仕事だけだもの、
ストレスが貯まるに決まっている。

現状報告の長いお話を聞く。

原稿を送稿して、
自転車に乗って高円寺へ。

「高円寺パンディット」前で、
掟ポルシェさんの写真に気がつく。

ちょうど昨日、ライブが決まったばかりだ。

占い師の奥様に相談したい、と伝言。

高円寺の高架下でフリーマーケット。
古本興行として若林凌駕も出店中。

小説家の海猫沢メロンさんが応援に先着。

もう買わないと思っているのに、
こういう場所では高揚して、
古本を大人買いをしてしまう。

旧知のそぞろ書房さんの品揃えに、
次から次へと。

中古レコードで
ジョン・レノン/オノ・ヨーコ
の名盤「ダブル・ファンタジー」を見つけた。

拝啓!!ジョンレノン!!

「ボク、今、偶然にもジョン・レノンのメガネなんですよ!」
「しかも、これが1000円は破格ですよ!!
そして、俺の青春時代の名盤ですよ。
ちなみに……ボクのカミさんもONOだから!!」

銀髪の美しさよ。

ミュージシャンの若者くんからレコードをいただく。

『藝人春秋』を買ってくださった
インフルエンサーのshogunnさん。

自分の本にサインと座右の銘を入れ、
ゴムハンコを押して進呈するのは、
個人的にも大好きだ。

自分の子を嫁がせるような気持ちになる。

なんと、さっき原稿を送稿したばかりの
デイリースポーツの北村さんと
バッタリ出くわす。

偶然すぎる。

お互いに驚きあう。

外語大の学生が大槻ケンヂの本を買っている!!
「オオケン本人に、写真を渡すよ」と、
写真をパチリ。

海猫沢めろんさんに、
高円寺の首領・「みるく」のママの話。

ふたりで「みるく」の場所の確認へ。

一緒に歩きながら、
めろんさんに、
直近の今、そこにある危機、
悩み事をツラツラと話す。

離婚経験者のめろんさんは、
今のボクにとって、
最適の良き精神分析医だ。

区画整理で、
この店もいつかなくなる……。

「みるく」を周囲を周回してようやく発見。

-------------------

Ryokoさん、おびーるのみたろうなどと
お話しながら、
17時半まで若林凌駕と店頭売り。

やや元気になる。

細君の誕生日会へ。
(誕生日は2月12日だが、
家族が全員揃うのは今日しか無かった)

18時までに間に合わなければ……。
遅れそうなので、
サイクル野郎くらい必死で飛ばす。

東中野のイタリアン「東灯」へ。

早稲田通りに
10年前からあるのは、
よく知っている。

広いお店だが、
いつも混んでいる。
本日も予約の段階で、
夕刻の一時間だけが空いていた。

初めての訪問だ。

2階の席へたどり着くと娘に、
「パパ!!17時半からだよ!!
残り時間30分しかないからね」と。

長男と娘が細君をお祝い。

末っ子が部活終わりで
なんとか時間内に駆け込む。
体中、サッカーの人工芝だらけだ。

想定以上に
料理もどれもびっくりするほど美味しい。

いつの間にか家族和気藹々に。

最後に家族で記念写真撮影。

そしてボクと細君と一緒にお願いする。

「あ、さっきジョン・レノンの
アルバム買ったんだ!!!」と、

レコードを取り出す。

長男に写真を撮ってもらう。

二人とも笑顔。

まさに奇跡の
「ダブル・ファンタジー」であり、
「スターティングオーバー」だった。


ホッとした。

帰途、東中野、
今日が誕生日だった
コアチョコの宗くんのところへ向かうが、
まだ空いていなかった。

「みるく」に向かうが、まだ開店していない。

高円寺「小杉湯となり」へ。

片隅に今日の収穫品を広げて本を読む。

隣で話す、20代の若者の、
「肉の種類がわからない」という話が、
アンジャッシュの小島くんのようで、
あまりにも興味深くすっかり聴き込む。

小杉湯へ。
「となり」の元会員さんと、
銭湯事情について話し込む。

銭湯は裏切らない。

風呂上がりに「となり」へ戻ると、
メインテーブルでは、
まだ肉の種類の話をしていたので、
「まだ、その話をしているんですか?」
と、思わず介入してしまう。

小杉湯にガチャガチャが置かれていた。

幼児転倒事件発生。
あまりにも可愛い展開だった。

今日も高円寺『UNKO』へ立ち寄る。

なにくわぬ顔で、
原田専門家が先着していた。

なりゆきから、
サブカルくんの嫁の岡山のお母様が作る、
ニットキャップをいただけることに。

頭のサイズをはかる。

いつも持ち歩いているメジャーをはじめて使った。

本日は大盛況。

みんなで一緒に
ボクの持ち込んだ、
レノン/ヨーコの名曲。
「スターティングオーバー」を聴いた。

バーテンのみっちゃんのカラオケを
初めて聞いたのが、超絶品だった。
玉置浩二の「メロディー」
音楽家の父親の英才教育の賜物だ。

1時半に帰宅。

良き一日だった。
今、そこにある危機から脱出した。

しかし、夫婦喧嘩は犬も食わないだろう。
でも、ボクは芸人だから何でも書くんだ。
さらすんだ。

拝啓!!
ジョンレノン!!

貴方は、なんという偶然をくれたのか!!

拝啓、ジョン・レノン。
僕もあなたも対して変わりはしない。
そんな気持ちであなたを見ていたい。

そして今も懐メロのように
ステレオから流れてくる
あなたの声は優しい。
拝啓、ジョン・レノン。
あなたの声はとても優しいよ。

-------------------



いいなと思ったら応援しよう!

水道橋博士
サポートありがとうございます。 執筆活動の糧にして頑張ります!