2023年12月21日 【記事】ノンフィクションを騙った百田尚樹著『殉愛』事件後、名誉毀損裁判は連敗、9年を経て、百田尚樹氏、見城徹氏はどうこの責任をとったのか? 『殉愛問題』と『HATASHIAI』とは博士にとって何だったのか?
2023年12月20日——。
百田尚樹著『殉愛』問題を長く追っている
kuniさんがXに10連投している。
ボクはまったく面識がない人だし、
素性もよく知らない。
10年近く、『殉愛』批判を今も続けている、
執念の人であることは知っている。
(ボクとは思想が正反対であることは、
今回初めて知りました(笑))
さて、どういう本なのか、
wikipediaで引用する。
『殉愛』(じゅんあい)は、
百田尚樹による2014年の書籍。
関西で人気を博したやしきたかじんの最晩年を、
たかじんが自筆したとされるメモや、
看病に人生を捧げたと主張する未亡人・家鋪さくらの証言、
看護日記などに基づいて描いた、
「かつてない純愛ノンフィクション」
として発売されたが、
「ノンフィクション」といえるのかなど、
内容について議論があり、
表現について複数の訴訟が提起されるに至った。
テレビでも大々的に宣伝されて
大ベストセラーになりましたが、
ノンフィクションとは呼べないような、
数々の取材の不手際から、
大問題が次々と暴かれていきました。
一冊の本から
多くの被害者が生まれていること、
また本に書かれていることの誤り、
新事実を発掘した読者に対して、
謝罪するのではなく
恫喝を続ける著者と出版社社長に
疑問と怒りが湧きました。
特に5チャンネルの鬼女版のスレッドに、
「人間のクズ」「法廷で会おう」
「法的措置をとる」「訴える」
と訴訟を迫り、口封じをする
卑怯極まるものであり、
ボクにとっては初めて眼の前で見た、
スラップ訴訟の脅し、そのものでした。
この問題を看過しなかった宝島社は
『殉愛の真実』というカウンター本を出版。
凄腕のノンフィクションライター達が、
百田尚樹氏の取材のデタラメぶりを
暴きます。
ここでは、著者の百田尚樹氏、
幻冬舎の見城徹氏に
ボクが抗議をはじめた経緯。
そしてその結果、話が拗れに拗れて、
幻冬舎の社員・箕輪厚介氏との
ガチの格闘技戦「HATASHIAI」
でボクと箕輪氏の対戦に至るまでを流れを
ボクに代わってkumiさんが説明してくれています。
(【注】箕輪氏は巻き込まれただけです。
そこはボクの勇み足がありました。謝罪しています)
kuniさんの「X」から引用していきますね。
1番目の投稿
現在は保守党を立ち上げられ、
政界に進出した百田氏、
既に内部では大混乱の様子です。
百田氏に対して、過去に意見をした
芸能人としてボクの名前が出てきます。
2番目の投稿
⏬
添付されたものを読みやすく、貼り付けました。
ボクは『殉愛』が長い時間をかけて作った、
ノンフィクションという作法を破った本であることを
憂えていて、出版元の幻冬舎と共に読者に謝罪して欲しい旨、
百田氏、見城 徹氏に直訴を続けていました。
そして宝島社から、『殉愛』の取材手法を巡って、
完全な反証を試みた『殉愛の真実』が出版されました。
それを取り合わない百田氏。
そして犬笛を吹いては、ボクにクソリプが殺到します。
この時点では、ボクが「殉愛』が取材方法に問題があり、
ノンフィクションとして成立していない本であることに、
再三に渡る謝罪要求をネットでしている段階です。
3番目の投稿
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百田先生の書き込みの人たちへの
「法廷に連れていく」「訴えてやる」
読者に対しての「人間のクズ」は威張りん坊の台詞です。
この頃、百田氏の犬笛で一斉に大攻撃をされていましたが、
その全てをRTすることで、
おぞましいほど汚い罵詈雑言を世間に晒していくという
反撃をしていました。
「炎上で暖をとる」と言って、薪をくべていました。
差別主義者をあぶり出していたつもりでした。
4番目の投稿
🔽
この頃の猫組長は義侠心のある反骨の人だと思えました。
ビートたけし師匠が「次の映画で使いたい」と
ボクに言っていたほど、
各所で肝の座ったコメントをしていましたね。
5番目の投稿
何故か、有本さんも参戦してきました。
ボクは全然、標的にもしていないし、
都知事批判本を読んで感心していたのに。
DHCチャンネルの虎ノ門ニュースの司会者であった、
居島一平は事務所(オフィス北野)の後輩でした。
有本さんも百田さんも出演者です。
ボクは番組が右よりなことを問題視しているわけではなく、
ただただ、『殉愛』の読者への謝罪を引き出したかっただけです。
6番目の投稿
https://x.com/kuni41002/status/1737166883537735940?s=20
🔽
7番目の投稿
https://x.com/kuni41002/status/1737166896397476200?s=20
幻冬舎の社長、見城 徹氏が、身内だけが見ている、
ヨイショSNSの755で、自分から語り始めました。
もちろん、ボクは「戦いますよ!!」と応戦したのです。
ボクは見城さんとは面識もあるし、
長いインタビューも対談もしたことがあります。
そして出版人としての氏をとても敬愛していました。
自分の本を幻冬舎文庫に入れてほしいと
社長室で直談判したこともあります。
しかし、見城氏との対戦要求はのまれず、
当時、ホリエモンが主催に噛んでいた、
素人同士の格闘技戦、
「HATASHIAI」に出場して、
幻冬舎のスポークスマンとして、
当時、売出し中だった箕輪氏との
対戦要求に切り替えました。
(箕輪氏は『殉愛』にはノータッチだったので、
これは無理筋の話でしたので、これはボクの勇み足です)
そもそもボクシング対決だとしても、
体重差が25キロ、年齢差が23歳もあるので、
負けは覚悟の上でした。
しかし、勝っても負けてもマイクパフォーマンスで、
殉愛問題を訴えたかったのです。
ここでも
「法的措置をとります」の言葉が出てきます。
8番目の投稿
https://x.com/kuni41002/status/1737166911685660686?s=20
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ここで竹内義和先生が登場!!
見届人として東京まで観戦に。
凄腕のノンフィクションライターが綴った本が、
トンデモ本?
トンデモ本は『殉愛』の方ですよ。
9番目の投稿
以上が2023年12月20日に公開された、
Kuniさんの10連投のXの投稿です。
この一連の投稿と同じように、
この頃のボクについて町山智浩さんが、
『藝人春秋3』の文庫番解説に書いてくれています。
参照にして下さい。
殉愛問題は、一連の維新問題、
大阪のテレビのプロパガンダ放送、
大阪の闇にも直接繋がっています。
点が線にして見て下さい。