【はかせ日記】22/6/20 朝、中野駅辻立ち再開。杉並区長戦開票。岸本さん勝利に沸き立つ。渋谷NHKで政見放送ヒリヒリ収録。六本木IWJで岩上安身さん、米山弁護士との反スラップ訴訟鼎談。帰宅は12時前。
博士の悪童日記 2022年6月20日 月曜
7時半起床。
ファイト!!
慌ただしい。
急いで風呂に入ったら、
すぐ外出時間に。
鳥飼くん、原田くん一緒に。
宣伝カーに乗って中野へ。
今日は作家の細田くんも一緒。
ボランティアさんも、
出勤前に来てくださる。
8時半〜10時前まで街宣。
最後にママも一緒に路上の作戦会議。
帰宅後、手作りの納豆そうめんを振る舞う。
鳥飼くん、原田くんと一緒にすする。
一旦解散、日記を書く。
ラジオビバリー昼ズを
聴いているところに
朗報が飛び込む!!
僅差、わずか187票差の勝利だ。
投票率は37・5%に過ぎなかったが、
組織票に負けることなく、
奇跡の勝利となった。
最後に志願兵として
応援させてもらっただけに、
何より感慨深い。
無風の凪と言われている、
参院選挙の
潮目が変わるときと狂喜乱舞。
14時入りで、
渋谷のNHKへ向かう。
正面に宣伝カーを止める。
入館は撮影申請をしていた人のみ。
従軍カメラマンは、クルマで待機に。
山本秘書、鳥飼秘書、
YouTubeスタッフの近藤さんの、
3人と共に。
表玄関から入館。
NHKの館内は撮影禁止だ。
ロビーに、
大島九州男さん、
キム・テヨンさん、
がソファーに腰掛けている。
大島さんは
電車移動だったのだろう、
汗でびしょびしょだ。
そこに長谷川うい子さん、
つじ恵さんがハット姿で。
高井たかしさんも到着。
最後に天畠大輔さんが
介護の人と共にやってきた。
天畠さんは、
ほとんどのひとが、
初対面だが、
ひと目見て、神々しい。
全員揃って、
局内の長い廊下を移動する。
そして、いつも、
「総合診療医ドクターG」
を収録していた
スタジオ前の控え室へ。
着替え。
久々のスーツ姿に。
全員で一斉に、
代わる代わる順番にメイク。
トイレに立ったら、
横に派手な金髪男、
「こんにちは!」と
二人共、他人行儀に挨拶したのだが、
後から考えてみたら
あれは「ヒャダイン」だった。
事前に提出した
1分間分の原稿を活字化した、
大きなカンペを
用意してくださるのが、
幾つか変更点を
原始的な手書き方法で直す。
話を聞いているうちに、
どうやらカンパケの一回勝負、
(最高2回)
で収録することがわかってくる。
なんで?
と思うと同時に
衆議院選挙では、
政見放送が完成品の持ち込みで、
ОKとのこと。
システムが違うのだ。
スタジオには
原稿を打ち込んだ、
プロンプタもあるのだが、
文面を直していないので、
結局、カンペに頼ることに。
やがて、控室から、
スタジオに入ると、
そこはまるで
政党とNHK側が、
対立する陣営かのような
緊張感が漂っている。
どうやら撮影時間の全体の尺も
決まっているようだ。
山本太郎代表の一人で
喋る前振り部分が終わり、
比例で出馬する立候補予定者を
紹介していくパーツに。
てっきり、
一人一人順番で、
ベストテイクを収録していくのだと
思っていたが、違う。
全体で、8分35秒の枠を、
7人が代わる代わる、
駅伝方式で伝えていく、
ワンパッケージ形式のよう。
最初のリハーサルで
ボクが一番手であることを知り、
そのままリハをやっていると、
代表がダメ出し。
「目線がカンペに行っているので、
プロンプタを見てやってください」と。
その段階でプロンプタ
の文言を直せることを
知ったのだが、
今度はプロンプタの
文字送りのスピードが
全体尺を計算した、
自動になっており、
自分では調節できないことも
初めて分かる。
水道橋博士→高井たかし→キム・テヨン、
長谷川ういこ→つじ恵→大森九州男→
天畠大輔→その他の候補者を代表が口頭で紹介。
この順番で、
他人のパートの時間を想定しながらも、
個々が襷を繋ぐような展開。
天畠さんの介護者の椅子を巡って、
ヤマモト代表とNHK側が、
強い口論のようなやりとりになる。
番組責任者がスタジオに降りてきて、
総務省とのルールを巡って、
意見が行き来するのだが、
その間にも、スタジオ使用時間の
カウントダウンが進む。
結局、2回目はない。
1回の本場のみしか、
時間が残されておらず、
得も言われぬ緊張感に包まれる。
本番と共に、
カウントダウンの時計を
「消してください」と
指示する山本代表。
たぶん、目線が奪われるのが、
嫌なのだろう。
暗闇の中、
7人の団体総合戦のような
政見放送収録が決行される。
この今まで経験したことのない、
緊張感の中、
全体の残り10秒を残して、
時間内に収まる。
湧き起こる拍手。
そして全員で
ビデオチェックを経て終了。
まるで人質解放のような
晴れやかな気持ちで外に出る。
駐車場で山本代表が
待っていてくれて、
ひとこと「お疲れ様です。
「こんなんですよ!」と。
そしてひとりで運転されて
帰っていかれた。
ヤマモト秘書に
「これから19時に六本木の
IWJです」と言われて、
この後のスケジュールを知る。
てっきり、家でリモート撮影だと
思っていた。
そのまま、移動時間、
新しく作った、
「バニラ」風の街宣テープを
流しながら走行。
初めてテープを聞く、
ヤマモトくんの受け方が
半端ない。
音を可変速に変えながら、
表参道を行き来して遊ぶ。
その様子を
ツイキャス配信しながら。
それにしても
繁華街での注目度ぶりは半端ない。
「国会前に行きましょう!」
との声で、国会前の撮影に。
しばらく都内を巡回する。
車内で、今日の18時に配信になる、
異常な対談のビデオチェック。
19時、ギリギリ、
六本木のビルの
IWJの事務所へ入ると、
岩上安身さんが、
「博士、ボクと飲んだのはおぼえていない?」
と。
もちろん、覚えているし、
日記にも残っている。
どうやら、今回の収録要請に、
「はじめまして」
とスタッフが挨拶を残しているらしい。
もちろん、
ジャーナリストとしての
岩上安身さんの話も、
町山智浩さんとの間で
何度も出てきている。
IWJの本棚スタジオへ。
本好きとしては、
本棚の地層に魅入られる。
すでに、米山弁護士が待機。
ここからマスクをつけたまま、
のべ3時間の収録。
3人共に、
維新に訴えられた経験あり。
モニターの映し出す
資料の精査ぶりが凄い。
話しても話しても終わらない。
特に岩上安身さんと
橋下徹さんとの訴訟の詳細は、
初めて経緯を知った。
文字通りのスラップ訴訟ぶりに驚く。
3時間後、外へ出たら、
すっかり夜も更けていた。
六本木のとりわけカッコいい、
流線形の新築のビル、
よく見るとボートレースの所有だった。
外で待ちくたびれた近藤さんが、
帰途、饒舌だったが、
20年も前の出会いの頃の
ボクの話をしてくれて、
とても懐かしく、嬉しい気分になる。
近藤さんは50歳になると言うが、
とてもそんな年に見えない。
原田くんも50歳。
その他の選挙スタッフメンバーは20代だ。
NHK前に留めた近藤さんの自転車を拾う。
ボクが家に帰ったのは12時前。
食事をする暇もない。
晩酌にハイボールを一本のみ。
開ける。
12時半頃には就寝だと思う。
明日も朝の辻立ちから。
午後には、
町山智浩さんとのYOU TUBEの収録。
荻窪での街宣。