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24年9月17日(火曜)★高円寺パンディットで松本哉著『世界マヌケ反乱の手引書〜ふざけた場所の作り方」(ちくま文庫)の出版イベント。

9時起床。
十分、眠れているのだが眠気が残る。

ここのところ午前中は体調不良だ。

モーニング・ランチ。

日記を書いてアップ。

ライブの準備。

松本哉さんは高円寺の超有名人だ。
そして、長くデモ先導者としても知られている。

この本を読むと松本哉さんの本が
アジア圏でいかにしてベストセラーになったのか?
初めて知ることが多い。

巻末の高円寺リストも充実。

文庫の解説、柄谷行人!!
そしてプレイディみかこさん、
これが名文。

「マヌケ」の概念が変わった。

芸界で語る「マヌケ」は「間が悪い」の意味で、
蔑称なのだが……。
「間を抜けろ!!」
と動的に捉えれば、生きる姿勢だ。

マヌケを活かせ、とも捉えられる。

談志イズムにも繋がってくる。

松本さんのお店に談志師匠の本が
飾られていたのを思い出す。

ボクが旗挙げたばかりの
「虎人舎」は動的なマヌケばかりなので、
今後、最も役に立つ本になるだろう。

この機会が偶然重なっていることにも
天の配剤を感じる。

13時から、ナイツのラジオ視聴。

15時から、町山智浩さんのTBSラジオ。
ますます見たくなる。


今日の対談相手の
松本哉さんとは、週に何度も会う間柄だ。

リサイクルショップで
中古家具や小物をやたらと買うためだが……。
じっくり話したことがない。

雨宮処凛、ドウゲンボーズ、外山恒一、宮沢章夫、
山本太郎……。でてくる人は皆、知り合いばかりだ。

調べてみたらいろいろと派生する。

開高健の言葉。

松本哉さんを初めて認識するのは、
2011年の都知事選の投票日に行われた高円寺のデモ。

実は、松本さんが主催者だった。

高円寺再開発のデモでもご一緒している。

17時、難病天才多重人格イケメン芸術家の金剛さん。
(22歳で「古本興業」を立ち上げた放送作家)若林凌駕が来宅。

立てないほどの体調不良も、
金剛さんのオイルマッサージでなんとか回復。

若林くんとふたりで自転車に乗って、
18時、パンディット入り。

2件となりの「素人の乱」へご挨拶。

ちくま文庫の編集・井口女史を交えて打ち合わせ。

NGワードを探る。
クスリ、ヤクザ、精神疾患、園子温などなど。

互いにオールОK。

本を読み上げたかったのだが、
照明道具を忘れて、
ほとんど手元が見えない。

2時間半の舞台。

まず、松本さんとは年齢差13歳もあるのか!!

客席は「ハカセ会」のひとは、
ほとんどいない。
基本的に高円寺界隈のひとたち。
そして松本さんのファン。

松本さんの学生時代の話に、
ボクがあまり語らない芸人以前のバイト時代が、
フラッシュバックする。

明治大学の入学時の立て看、新歓コンパ、
東大プロレス研究会の寮や古参学生、
便利屋の話などなど。

「無法ポリスとわたりあえる本」
の千代丸健二の影響は話に出たが……。

話し忘れたが、
ボクが「彫刻的笑い」として表現する、
秋山祐徳太子や赤瀬川原平などの影響も語りたかった。

竹中労、平岡正明、太田竜、三馬鹿ゲバリスタ、
『水滸伝 窮民革命のための序説』も。

これらは同じ源流だと思う。


ライブ終了後のサイン会。

中国からの留学生の京都のカメラウーマン。
日本での就職が難しいとのこと。

写真を撮っていただいた。

尊敬する人を「水道橋博士」と答えて、
TBSの入社試験を落ちた人。

都知事選で侍の格好で出馬した人、

「人民の敵」の定員さん、

ひきこもりの人、

などなど次々と変人奇人が集まっていた。

しばし、人生相談タイム。

♪カネがないやつはオレんところに来い、
オレも無いけど心配するな!!

と歌いたくなる。

毎回、打ち上げがあるからライブをやっているようなものだが、
体調を考えて、珍しく打ち上げ無し。
若林くんと「小杉湯」へ直行。

「小杉湯となり」で、
総帥・加藤優一さんとすれ違う。

今日、唯一の満月写真。

脱衣所でも外に出ても忘れ物の連続。

帰宅時、選挙に比べれば、こんなこと、
何も恥ずかしくないのだ。

帰宅後、会場でいただいた、ジン、興味深すぎる。

こにTBSに落ちた学生の本人がタイムスリッパーになって
届けてくれた。


『豪の部屋』の相棒ゲスト回を聴きながら就寝は、2時頃。

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配信で御覧ください。



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