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2024年1月28日(日曜)☆岡村靖幸『元気です』・横浜 KT Zepp Yokohama公演with 西寺郷太・コトブキツカサ。高円寺・山形料理『まら』からのYouTubeコトブキくんとの路上配信からの一宿一飯の青春。


日記を書く。そしてnoteにあげる。

キッチンで残り物で朝ご飯。
&夜用のキムチ納豆を作る。


「おもやいファーム」のにんにくを愛用している。
まずこの包装に入ったフォルムの美しさと
様々な料理への応用。
匂いが残らないという特徴。

此処もフジヤマコットントンの「未来ファーム」のように、
障害者が働く北九州にあるファームなのだ。

http://omoyai.co.jp/farm/


昨日の豆腐鍋を活かして、
♪モーニングモーニング、オレの朝だよ。

和洋折衷で実に美味い。

「ハカセ会」のYou Tubeの生配信。

ファンの方からいただいた段ボールのプレゼント、
開封動画。
さまざまな宝物が出てくる玉手箱。
人形ごっこが、楽しすぎた!!

昼、ランチも朝と同じ料理に
スンドゥブチゲ風に味変。

コトブキツカサのラジオを聞く。
東出昌大さんの『WILL』を映画評。

彼も仕事が細かく多彩すぎて、
近況を知るだけでも大変だ。

ご無沙汰している、
東出さんにメールをしたためる。

伯山師匠のラジオを聞いてから、

志らく師匠のドラマを見る。

かなりのメタ視点で鑑賞しているが、
志らく師匠がフジヤマコットントンの彼と
やはりほぼ同一人物であると思える。

15時30分。

コトブキツカサさん来宅。
新居の部屋にあがってもらって、
映画原画ポスター絵葉書クイズなど。

彼とは10歳違いなのだが、
芸能偏差値が高く、
ほとんど共通言語で話せるのが
毎回楽しい。

7年前に岡村靖幸のツアーにも、
静岡まで一緒に出かけたことがある。

その静岡行きの一ヶ月前に
森達也の『FAKE』の初日に
映画館前の喫茶で初めて話をして、
ボクが一発で気に入り、
『メルマ旬報』の執筆陣に抜擢した。

そして1ヶ月後には、
角田陽一郎さん、土屋敏男さん、
ふたりのテレビマンを連れて、
たまたまコトブキくんが地元だからという
理由だけで静岡の会場へにも帯同している。

出会いは不思議なもので、
この行き帰りの車中で、
コトブキくんが角田陽一郎さんと話し込み、
今やふたりでYouTubeを毎週やっている。

土屋敏男さんは、この日に、岡村靖幸に魅入られ、
自身の初監督作品、萩本欽一ドキュメンタリーの
主題歌に起用することになる。

https://ameblo.jp/suidobashihakase/entry-12651835985.html


続いて西寺郷太くんも来宅。
車を家の前に止めて、
部屋の中をみてもらう。

昨日、送っていただいた、
『ながわさたかひろの冒険』を広げる。

実は、郷太くんもこの本の中で描かれている。
とにかく、この人選が凄すぎる。
しばらく、この本には夢中だ。

西寺郷太くんが運転をしてくださり、
隣にボク、後部座席に、
コトブキくんが座った。

二人は初対面だが、
同じ年の同じ月生まれだった。

郷太くんの助手席に座って
横浜に向かうドライブは最高だ。

カーステレオから流れる曲はファンキーだし、
解説も完璧なDJだし。

しかし、西寺郷太くんは聞き上手の、
名うてのインタビュアーだし、
ボクとコトブキくんは名うてのおしゃべりだ。

トップスピードで
今気になる話しまくり、ボケまくり、
突っ込みまくり、かつ芸能界の深淵まで
辿り着くトップシークレットの話題ばかりだった。

もっともっとお喋りを続けたいが、
小一時間ほどで、あっという間に目的地についた。

初めての会場。
裏側の駐車場に止めて、
チケット売り場の関係者席側へ。

岡村さんの事務所の近藤さんに御挨拶。
「博士!!久しぶり!」
と近藤さんにニコニコと声をかけられると、
「……元気です!!!」
と思わず返してしまう。

今まで何度も迷惑と心配をかけたなーー
と感慨深く思う。

近藤さんにヒソヒソ話。


ロビーに置いてある、
等身大の岡村ちゃんとの
シャッターチャンスコーナー。
すぐに記念写真。


物販コーナーへ。
正直、3人の中でボクが最もグッズが欲しいタイプだ。

売っているものは全部欲しい。
とにかく我慢に我慢を重ねて厳選して購入。
でも、全部欲しい!!!


2階席の一列目、
関係者席に案内していただく。

ボクの左隣にお座りになっているのは、
間違いなく、町田康さんだった。

「出会いに照れない」
ボクが声をかけないわけがない。

どれくらいの間の認識とファン意識があるのか、
バンドマンの話、作家の話、俳優の話、
いや、最新刊の『鬱の本』の話をしても良いわけだし、
現在の禁酒の話をしても良いわけだ……。

と堂々巡りで考えているうちに、
これでは
せっかくの岡村靖幸さんのライブが楽しめなくなる、
と考え直した上、ライブ終了後だと決めた。

そして

岡村ちゃん!!
嗚呼、岡村ちゃん!!
VIVA 岡村ちゃんよ!!

久しぶりだが、
シルエットが以前とまるで違う。

此処10年でも最もスリムであり、
しかもそのぶん、
コンディションが良いのだろう。
ダンスのキレも半端ない。

無重力地帯で踊っているよう。

年齢を考えれば57歳なのだから、
どれほど、このステージングが、
稀有で唯一無比なことなのか。

世界的に見ても、いないレベルだと思う。

バンドのメンバーもボクの知る頃と、
変わっていた。

誰もが知っているアンセムになれば、
いつの間にか歌っている。

そして、思わず踊りたくて、
踊りたくて……。
「君が大好き!!」
と叫びたくなる!!

2階の最前列で、
しかもボクらの周囲だけが座っているだけで、
ほかのオーディエンスは、
2時間30分オールスタンディングだ。

セットリストを知らなかったので、
アンコール、アンコールの末の最後の曲には、
もう大泣きした。
そりゃあ、泣くよ。泣く。
泣くに決まっている!!
隣に西寺郷太くんがいるんだもの!!

なんと誇らしいだろう。

どこから来たかなんて/わからないほどの日々で

七転び八起き/共に行く/また最高と聞かせて

終了後、すぐに係の人に案内されて楽屋へ。
そのタイミングが早すぎて、
町田康さんに挨拶が出来ず。
生き別れて無念。

楽屋挨拶の先頭。
そしてご対面。

「お久しぶりです。岡村さん、元気です!!」と。
「博士、今もずっとファンだから
 お仕事、チェックしていますよ!!
 全部見ているから!!」

 と言われる。

外に出ると横浜のイルミネーションに惹かれる。
郷太くんの草野球仲間に写真を撮っていただく。

中華街へ行くか、
郷太くんの家まで行って飲むか、
そのまま帰るか、

さまざまな選択肢があったが、
高円寺で食事に決まる。

帰途の車のなかも、
今度は郷太語りの会、
幾つものレコード界の
秘話を教えてもらった。

あっという間に到着。

高円寺の山形料理の名店『まら』へ。

『裸の大将』をリクエストした。

飲むほどに酔うほどに語りまくり、
食べまくる、コトブキくん。

郷太くんは、ドライバーで飲めない上、
明日が京都でライブがあるので、
途中で中座する。

ボクは「ハカセ会」のYou Tubeの生配信。
の時間が気になっているが、
ふたりの話は止まらない。

お店を出てから、急いで
「ハカセ会」のYou Tubeの生配信。
路上から。

ふたりで高円寺駅から
阿佐ヶ谷駅へ道中付け。

阿佐ヶ谷へ着いたときは、
最終が出た後だった。

結局、始発まで我が家に
泊まることになる。
「ママに叱られないかな?」
と思いながら。

道中にあるボクの倉庫部屋に、
初めてカメラが入る。
蔵書自慢。
しかし、カメラを通すと、
もっと機能的に過ごせるはずともわかる。

1時頃に帰宅、
ママは起きていて、
「なにか作ろうか?」
とオカンムリではない様子で一安心。

その後もベットの上で、
しばし、過ごすが、
ちょうど腰痛発生していた、
コトブキツカサがギブアップ。

いつの間にか、
ナリンの軟膏を持ち出し、
塗りだすところなどお見事。
「この配信は、
『塗ってるぜ!』で終わりでしょう!」と。

よく、ボクの配信を見ている。

コトブキクンは、
寝転んだまま起き上がれない。
配信停止後も、
修学旅行の夜のような
まるで大学生の青春のような
時間は続き、
四方山話が止まらないまま……。

バカ話の反応が徐々に消えていき、
いつの間にか消え、
……寝息に変わった。

4時40分頃。再起床。

コトブキくんは、
もう帰宅準備をしていた。

そこから、この2日を振り返って、
加害者А視点、被害者B視点
の話しを具体的に。

これはとても面白い思考実験になっていた。

玄関先まで送って、
その後は目が冴えて、
さまざまなメールを書いたり、
既に起きていた岡村ちゃんとLINE交換など。

朝6時に再び就寝。

「元気です!」
の岡村ちゃんの夢を見ながら、
音楽の幸福感に包まえれながら…
大好きな岡村ちゃんの曼荼羅のなかで眠る。


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岡村ちゃんとの再会を記念して。
noteで無料公開しました。


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水道橋博士
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