【博士日記】★11月7日(木曜)暗黒でも木枯らしに抱かれて踏み出せ!!@高円寺パンディット『アル北郷の北野武映画研究ライブ〜「アキレスと亀」〜編』『居酒屋竜ちゃん』殺陣師話。銭湯・天徳泉で締め。
8時起床。
風が吹きすさぶ音色を雨模様と錯覚。
東京でも一番の木枯らし発生。
冬到来か。
noteに日記を書く。
トランプ復活という暗黒時代に
昨日も今日も明日も生きるエールとして、
今日子様の「木枯らしに抱かれて」を聞き続ける。
モーニング。
まず食べろ!!
大統領選の最終集計が出た。
何度見てもトランプ圧勝に間違いない。
昨晩のYouTubeは賛否両論ながら数字が伸びている。
町山智浩さんは現地の分析を伝えているだけなのに、
「学歴差別」のレッテルを貼られている。
もっとちゃんと見て欲しい。
『侍タイムスリッパー』主演の山口馬木也さんの
昨晩のテレビドラマ出演チェック。
本日のライブ。北野映画イベントの下調べ。
殿の映画はデビット・リンチ映画に
同時代的に影響が木霊して呼応しているのだが……。
「絵画」をテーマにしているだけに、
両者のホックナーの絵の影響はこの映画にも感じる。
当時の『チャンネル北野』の映像を発掘。
北野映画の
キャスティング・ディレクターの
吉川さんのドキュメンタリー。
若き日の中村倫也さんがでてきて驚く。
(22歳で「古本興業」を立ち上げた放送作家)若林凌駕
難病天才多重人格イケメン芸術家の金剛さん。が来宅。
リビングで細君と月末事務会議。
ボクが入ると
3人とも自由に意見が言えなくなるので、
あえて入らないようにしている。
金剛さんは家に居残りで事務処理。
若林凌駕と途中まで歩き、
そしてタクシーで、
高円寺パンディットへ。
会場に新しいモニターが設置された。
19時半開演。
『アキレスと亀』の題名についてから。
80年代に流行した、
『ゲーデル、エッシャー、バッハ―あるいは不思議の環』
の話から敢えて。
手元にこの本はもはやないのだが懐かしい。
このなかでも「アキレスと亀」は語られていた。
『ふしぎの国のアリス』
のルイス・キャロルも言及している。
「What the Tortoise Said to Achilles」
「亀がアキレスに言ったこと」、
は『不思議の国の論理学』 (筑摩書房)
に掲載されている。
このあたりの話は答えがでないまま進む。
映画撮影裏話へ。
撮影秘話は聞いていて大笑い。
ベネチア映画祭の殿の話、
なんど聞いても大好物。
途中、笑いが止まらなくなる。
篠崎誠監督のWOWOWの
記録映像を休憩時間に上映。
これは皆、涙ぐむ。
一本の映画だけで2時間語り尽くせるのだから
つくづく北野武監督の凄さよ。
2時間ノンストップだが、
配信でも必ず楽しめるはずなので是非。
後ろ髪を引かれる思いで、
打ち上げを断り、『居酒屋竜ちゃん』へ。
お笑いプロデューサーの
吉田ヒロさんと何十年ぶりかの遭遇。
竜さん、
11月11日のゲスト出演者として、
最も早くオファーをしたのだが、
現状、満席の客席で
最も存在が浮くかもと危惧して、
進行台本の内容を伝えに言ったのだが……。
父親が殺陣師で太秦生まれの竜さんの
映像京都の大部屋話にすっかり聞き惚れる。
『侍タイムスリッパー』の出演者との
数々の意外な共演話にも驚く。
山口馬木也さんとも。
冨家ノリマサさんとも共演しているのだ。
紅万子さんとも。
竜さんの時代劇大部屋話は引き込まれる。
途中から、同席した、ボンクラ映画館の
林一(はじめ)さん、共々、聞き入る。
ほんの30分のつもりが、
ついつい長居してしまった。
竜さんには、先日、初めて聞いた、
「時代劇が好きなのだ!」に是非、出演して欲しい。
帰途、夜道を歩きながら、
早稲田通りで何時も買いそびれるブツを購入。
時間が間に合わない!
途中でタクシーに乗り換えて、
25時ギリギリに銭湯へ飛び込む。
銭湯は裏切らない。
若林凌駕と別れてタクシー帰宅。
居残り作業をしてくれていた金剛さんが、
お部屋を清掃してくれていた。
ありがたい。
帰宅後、
連日手を焼いている、
「なりすまし」の被害がさらに広がっていた。
Xでボクの顔と名前のアカウントを何度も作り、
差別、暴言、脅迫を個別に繰り返している。
なりすましに気が付かないひとは、
ボクだと勘違いしたままのひとも多いだろう。
巻き込まれているひとも被害者だ。
この対応を被害者本人が負わされるのは、
どんな理不尽か。
そしてあのひとのツイキャスも
聴きながら心配になる。
このところ、地球の体調も、
ボクの体調も良くないのだが、
ここは踏ん張りどころだ。
♪
白い季節の風に吹かれ
寒い冬がやってくる
激しく燃える恋の炎は
誰にも消せないの
恋は「生命」のことだ。