２４年３月２日（土曜）☆事務所（TAP）の後輩・ドルフィンソングと名古屋伏見ミリオン座で「漫才協会TheMovie」初日舞台挨拶。東ＭＡＸの応援付き。その後、シネマスコーレで一日館長の東出昌大さんと偶然遭遇。妻の実家の大府「みかど」で「ひつまぶし」夕食。佐野テンパくんの実家へ。酒宴の一泊。

水道橋博士

2024年3月3日 21:48

起床。

７時３０分。

アサイージュース。

急いで日記を書く。

今日は朝から名古屋へ向かう。

ボクが宣伝隊長を仰せつかった、
『漫才協会The Movie』
の上映後の舞台挨拶へ行くのだ。

そもそもこの仕事の依頼が会ったときに、
映画に出演していないボクが、
その役を担うのが
疑問符だらけだった。

しかし、塙くんに正式に
「宣伝隊長」を任命された。

しかし、聞いてみれば、
仕事の発注は、
マネージャー同行の日帰り旅だ。

ボクのグリーン車移動、
及び帯同するマネージャーの旅費をバラせば、
映画に若手ではメインで出演している、
TAPの後輩芸人である、
ドルフィンソングの旅費が出るはずだ。

ドルフィンソングの佐野くんは、
愛知県出身だったので里帰りも出来る。

そんなわけで関係者に働きかけて、
ボクの希望は叶った。

９時半、ドルフィンソングのふたりが来宅。
昔は、ボクの運転手をしていた、
三木くんですら久しぶりだ。
佐野くんに至っては１年ぶり以上だろう。

おしゃれ番長の佐野くんに、
京都の瀬戸さんから貰った、
キューブリック監督の『シャイニング』の
オーバールックホテルの絨毯柄の
ショルダーバックを進呈する。

荷造りして出発。
バス亭から阿佐ヶ谷駅へ。

ベージュのコートにショルダーバックはお似合いだ。

総武線で東京駅に到着。

東京駅で駅長としてお出向かえ。

しかし、こういう昭和のノリは、
若手はやってくれないんだよね。

車内のお弁当を物色。

鮮魚に特化した、
『sakanabacca』が俄然に美味そう。

結局、３人共、
こちらの「握り」の方にしたが大正解。

夜中にお邪魔する
佐野くん宅へのお土産も吟味する。

初めての味、試食してみたが、
これは美味すぎるだろ！！

新幹線指定席、並びで。

後部座席のイタリア人とも仲良くなる。

今日、食べる飯の量を逆算して、
こちらの夫婦にさきほどのお弁当を
差し上げようとしたら、
「モッテマス！！」
と言って、お寿司弁当を広げてきたのは受けた。

ライアン・ゴズリングに似ている、
話をしたら、喜んでくださる。

名古屋駅で三晃社の大西恵子さんがアテンドしてくださる。

タクシーで伏見へ向かうのだが、
車中、今日の日程をドルフィンと相談。
最初は大須演芸場へ行って、
大須商店街で古着を掘ることを考えていたが、
演芸場の演目が演芸ではなく
落語のプログラムだったので、
どうするか悩んでいるところ……。

大西さんから、
「そういえば、今日、シネマスコーレで
　東出昌大さんが一日館長をしている」
との情報を得る。　

ま、ま、まさかの偶然だ！！

東出くん、井浦新さんＷ主演で、
先行公開中の『青春ジャック』のパンフには、
ボクが長文の解説文を寄せている。

この映画の舞台が、シネマスコーレであり、
東出くんの役がシネマスコーレの館長なのだ。

若松孝二監督が代表を務めた
若松プロダクションの黎明期を描いた映画
「止められるか、俺たちを」の続編で、
若松監督が名古屋に作ったミニシアター「シネマスコーレ」
を舞台に描いた青春群像劇。

ミリオン座に到着。

映画感で対応してくださるのが、
館長もスタッフも全員が女性だったのは、
「時代が変わった」と思った。

そして、この日ために
さまざまなPOP装飾をしていただいて
ドルフィン共々、大感激。

東ＭＡＸは昨日、突然電話があり、
名古屋の番組「花咲かタイム」が終わり次第に
駆けつけたい旨。

ちょうどボクが今、執筆中の、
新刊本『本業〜２０２４』のため、
彼の文庫『ニセ坊っちゃん』
の文庫解説を発掘したばかりだったので、
これまた偶然だった。

上映後のトークショー４０分。

正直、動員は荷が重いと思っていたが、
蓋を開けると、
満席だったのには感慨深かった。
（あくまでボクは出演していないのだけれども……）

司会、映画パーソナリティの松岡ひとみさん。

芸人４人のマイクの廻しあい。

途中で、
ドルフィンのショートコントあり。

最後はプレゼント抽選会。

最後に満員の客席と一緒に記念写真。

ロビーでは漫才協会コーナーも作ってくださっている。

真ん中のサンパチマイクが実にいい感じ。

ここで呼び込み宣伝映像を収録。

ボクの著書のサイン会も開催。
今日、持ってきた本は完売した。
もっと持ってくれば良かった。

古くからの東海地区のフアン共、
交流が出来て良かった。

タクシーに分乗して、
シネマスコールへ向かう。

東ＭＡＸも一緒に。

東ＭＡＸは５４歳の今も男前だが、
普段着がいつもピカピカで感心する。

特に靴は常に新品のようだ。

「足元を見られるから靴だけは綺麗にしろ！」
は殿から教えていただいたことだが、
やはり、東ＭＡＸも
「それは浅草の教えですよ！」と。

ちなみに東出さんとは
『ラジオビバリー昼ズ』で
一度ゲストに迎えていたらいい。

名古屋駅前のシネマスコーレへ到着。

期せずして、出っくんと再会！！

ボクの『青春ジャック』のパンフに寄稿した、
解説文をまだ読んでいないとのことで、
パンフレットを読む、東出くん。

パンフレットがまるで文庫本のようだ。

東ＭＡＸも一緒に記念に一枚。

すぐにトークショーが始まる。

シネマスコーレの木全支配人と
映画の中で木全支配人を演じた出っくんとの対談。

観客が満員で入れきれず、
一方で控室ではボクが、
青柳監督の「フジヤマコットントン」
の東海地区営業活動。

こちらの劇場にも
ナビゲートしていただいた大西さん。

『◯月◯日、区長になる女。』
の宣伝担当の山口雅さん。

先ほど、司会をつとめていただいた、
松岡ひとみさんも、
「是非、見たい！」と、
３者３用に。

途中、お暇しようと思っていたが、
ドルフィンは東出さんと喫煙所で
話しただけで写真をとっていないとのこと。

「写真は想い出トランプ」だから
絶対に撮るべき論を語って、
トークショー終わりまで待って、
ドルフィンソングも待望の一枚。