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【はかせ日記】21/6/24 BOOKSTAND.TV。三輪記子さん、ビジーストリート、高橋ヨシキさんと対談。渋谷で古舘伊知郎のトーキングブルース観劇・実況講談アントニオ猪木に打ちのめされる。
博士の悪童日記 2021年6月24日 木曜
過去の資料写真を発掘整理。
6時起床。出遅れた。
昨日の日記を書く。
7時、食卓へ。
ママが作ったお弁当。
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残り物でボクも腸活MIX。
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古舘伊知郎さん、ターザン山本さんとの
過去の資料写真を発掘整理。
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Facebookで江口寿史先生が
『藝人春秋Diary』の挿絵、「吉岡里帆」
を紹介している。
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今回、秋発売の『藝人春秋Diary』(スモール出版)
に向けて、表紙を含めて、
7点も描き換え、
描き下ろしをしてくださるのだ。
江口先生もスイッチが入っている。
BOOKSTAND.TVの収録
TAPの後輩・ドルフィンソングの三木くんが
運転手の迎えに。
靴が汚れすぎていたので
ボクの靴と交換。
「芸人は靴だけは綺麗なのを履け!」
は、たけしイズムだ。
神宮前メディアスクエアビルへ。
BOOKSTAND.TVの収録。
何時もと違う楽屋に。
原カントくんにH帽子を進呈。
原くんも、イニシャルHなのでよく似合う。
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一本目、三輪記子さん。
『これだけは知っておきたい、
男女トラブル解消法』
を処女出版。
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この本を読むと、
人が争う原因が
プライドの問題であることがよく分かる。
そして、卑怯なことをするひとが
俗世間にいかに多いかと。
裁判沙汰になるような人間関係のこじれを生むのは、
突発的な災厄、病気にも似ている。
なぜなら、それは誰もが望むことではないのだから。
事前に本を読んで、
このような症例にならない、
生き方を選ぶべきなのだと思う。
裁判沙汰という病に罹患しないためにも、
この本はワクチンなのだ。
ご主人で作家の樋口毅宏さんが
一緒に楽屋挨拶。
ドルフィンソングの三木を紹介するが、
何故か、互いの巨根自慢に。
本来、「ドルフィンソングを救え」
という樋口さんの小説から、
自分たちの芸名がついているのに。
三輪さんとは話しが尽きない。
ご主人・樋口さんとの出会いがボク、
きっかけなのだから。
推薦本、上野千鶴子「女嫌い」
坂口安吾「堕落論」
「堕落論」は今こそ、
令和版を坂口杏里にこそ出して欲しい
というボクの要望。
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2本目、ビジーストリート。
事務所の後輩女性芸人だが、
お会いするのは初めて。
古澤麻由子は、子育て中のママ芸人と、
伊藤未来は、スナックのママ芸人という
Wママコンビ。
このWママという設定は、
それだけで、
いろいろネタが書けそう。
安野モヨコ漫画作品。
有栖川有栖の絵本の紹介。
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3本目、映画評論家の高橋ヨシキさん。
久々にお会いしたのだが、
ボク的には、毎日、会っている気分。
なぜなら、リビングのテレビの横に、
ソフビのヨシキちゃんが佇んでいるのだから。
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日本で最も
『ロッキー・ホラー・ショー』を見ている男の前で、
Tシャツを何時ものJETLINKからこちらに着替える。
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新刊『ヘンテコ映画レビュー」(スモール出版)を紹介。
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スモール出版の清水社長も同行。
ボクの新作『藝人春秋Diary』
もこちらから出版する。
今日の話だと
600ページ超えの一冊になるとか。
ヨシキさん、長編初監督作品
「激怒」もクランクアップしたとのこと。
へんてこ話が相変わらず面白い。
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推薦本。
『映画広告図案士 檜垣紀六 洋画デザインの軌跡』
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『日本の映画産業を殺す
クールジャパンマネー
経産官僚の暴走と歪められる公文書管理 』
(光文社新書)
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2冊とも流石のチョイスで読みたくなった。
次回の打ち合わせもそこそこに。
渋谷伝承ホールへ向かう。
『古館伊知郎、トーキングブルース2021
〜プレミアムナイト〜』へ。
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全国ツアーの初日だ。
即完のプレミアムチケットだが、
なんとか手に入れた相沢くんが、
「博士がみるべきだから」と譲ってくれた。
ひとり桟敷席からの観覧。
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本番前のステージ。
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前半は時事漫談の古舘節だが、
後半は釈台 の前に立ち、
張り扇を叩きながらの講談。
66歳の古舘伊知郎「先生」が、
(あ、ボクは「先生」と呼ぶように
ANNで強制されているので)
長年のキャリアで培ってきた
話術の革新に対して貪欲で
「芸」の形を残すよう
「講談」という「形」を求める姿勢、
コロナ禍に地方までライブツアーを敢行する意欲に圧倒され
何度もグッと来る。
しかも、「実況講談・アントニオ猪木」
と題された一代記だったことは、
この一週間、猪木と古舘先生の資料を読み続けている
ボクには全てのシーンと台詞のチョイスに感嘆し続けた。
『芸は声が形に従い、響きが音に応じること』──。
渋谷の伝承ホールは言霊が響き、
そのトークは圧巻であり、盟友・猪木の病床にエールを送る、
闘魂伝承、そのもの。
劇場に古舘伊知郎の死と生を謳う孤高のブルースが流れていて
鳥肌が立った。
同時に、自分もプレイヤーのはしくれであるので、
その圧倒的技量に酔いしれるのではなく、
身震いし打ちのめされる。
(毎度のことだが)
エレベーター前で古舘プロジェクトの伊藤マネージャーに
気が付かれる。
初対面なのだが、短く打ち合わせ。
26日の進行台本を書き換えるだろう。
アサヤンの準備と全裸監督2
帰宅後、三木と『バカボン』でラム串で飲むが、
やはり、安穏とお酒を飲んでいられない。
居ても立っても居られない。
家に帰って、パソコンで指示、台本書き直しながら、
部屋飲み、「酒チャンス」のあてで。
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三木と一緒に、本日配信になった
Netflix『全裸監督2』の出演シーンを確認。
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玄関先で三木に靴をあげる。
明後日は、アサヤンの本番だ。
当日に発行する、
『アサヤンファイト』
相沢編集長、関口さんの不眠不休の作業で、
凄い出来になっている。
ハヤる気持ちを抑えつつ、
1時前には寝ていたのだろう。
新番組スタート
「水道橋博士の異常な対談」がYoutubeのサブチャンネルでスタートしました。是非、ご覧ください。
第1回ゲストは、「週刊文春」元編集長・新谷学氏
https://is.gd/Eur24O
ライブ情報
【タイパン】
【アサヤン】
■Tシャツ大戦争(Tシャツブランド&コレクターが大集合!)は7/1まで
https://asayan.s-hakase.com/asayan12/
■ AV男優・しみけんの夜ヤン「大好きーSEX=愛」6/26まで視聴可能
https://asayan.s-hakase.com/asayan11/
■ 次回アサヤンは、古舘伊知郎さん!
アサヤンVol.13 古舘伊知郎「6.26猪木vsアリ」45周年トークイベント
https://asayan.s-hakase.com/asayan13/
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