24年5月1日(水曜)★雨降り続ける。タモリさん再学習。下北沢B&Bで「『笑っていいとも!』とその時代」の出版イベント。鷺ノ宮の老舗焼き肉店へ。阿佐ヶ谷ロフトの「枡野書店•古本興業開店イベント、ほんねのね」配信視聴。
8時30分起床。
1日中、冷たい雨が降り続ける。
気合を入れて、
「『笑っていいとも!』とその時代」を再精読。
今、手元にあるタモリ本も目を通す。
寝食を忘れて集中。
熊本の「アベックラーメン」を味変させて、体内注入。
15時頃、弟子の山本義人くんが来宅。
倉庫部屋の山積みの段ボールなかから、
引っ越しのための彼の印鑑を探す。
「九牛に一毛を探す」ような作業なのだが、
思っていたより早く終了。
山本くんは、このまま一緒にライブへ
同伴出勤することに。
その前に我が家のリビングでお仕事。
まるで昔の日のように。
本日、出演予定だったルイくんが発熱で欠席に。
原田専門家が来宅。
ライブ後に直販する『藝人春秋』に
帯を巻いてバックに詰め込む。
雨の中を、山本くんの運転で車で出発。
下北沢の駐車場が会場の「B&B」のお隣だった。
水道橋映像研の福井くん。
そして原カントくんも参加。
今回、トークショーながら、
「いいとも!」番組全体のパロディの構成にした。
いいとも青年隊の登場シーンのリハーサル。
ルイくんの代わりに急遽、太田先生が踊ることに。
「こんなのは驚くほど上手か、信じられるないほど下手しか
ないですからね!」
と二つ返事で引き受けてくれる。
19時半、開演。
原田専門家が前説。
しかし、もうダーティの究極まできたな。
いいとも青年隊の入場曲から博士タモリの登場。
3拍子の締めからの「そうですねー!」のコール。
冒頭の第一声で
奥歯の3本連なりのインプラントが抜ける。
その後、フガフガしながらもトークを続ける。
テレフォンショッキングのジャンクション&登場音は
会場から懐かしさにため息があがる。
ゲストは、最初に踊った金剛さん。
金剛さん、この名前になってまだ一月なのか。
この名前では初めての客前になる。
金剛さんのピアノと書道を融合したMVも説得力あり。
お客さんも初見の変わり者を見る目から、
最後は興味津々になっていく。
ボクは、『メルマ旬報』で
さんざんバラエティ史の編纂をやってきたので、
ビッグ3などのエピソードはかなり詳しいと思うので、
二人でディープなところで会話が成立。
2時間、とにかく楽しかった。
「100分の一クイズの商品」をせっかく持ってきたのに、
触れるのを忘れた。
それどころか、朗読するつもりだった、
『藝人春秋2』のタモリの財布、リリー・フランキーの女、
という二大タモリ題材のエピソードも
紹介しわすれた。
サイン会は本購入がひとりだけだったが、魂を込めてサイン。
終了後のインタビュー。奥歯が抜けたまま。
鷺ノ宮に戻って、気になっていた老舗焼き肉屋へ。
文句なく美味かった!!
現金払いオンリーなので今後は気をつけなければ。
危うく食い逃げになるところだった。
帰途、メガネが中杉通りの木の枝に刺さっていた。
シュールだ。
たぶんメガネの主は酔っ払って、
このまま行き倒れたのだろうが、
この度数のレンズがないまま、その後はどうなったのだろう?
今日も、この顔にぴんときたら110番。
ずいぶんと指名手配犯の写真が減った。
ボクと原田くんはそのまま徒歩帰宅。
山本くんと金剛さんは、
タクシーで阿佐ヶ谷駅へ。
1時23分帰宅。
このまま寝ようと思ったのだが、
(22歳で古本興行を立ち上げた放送作家)若林凌駕
が登壇する、阿佐ヶ谷ロフトのこちらの配信を見始めたら、
もうノンストップで最後まで見てしまった。
本来、最初に登壇を申し込まれていたが、
B&Bがあったため断念。
しかも、今日の話は、
自分が登場人物でもあることもあるのだが……。
このイベントでしかありえない世界観で
あっという間に時間が終わる。
いったい何を見ているのだろう?
人の感情の機微が正直に吐露されて、
エンタメ的に客前で展開する。
過去への感謝(しすぎ)と人との距離感と
未来へのネガティブな予感。
浅野にいおさんは、
豪ちゃんのインタビューしか
読んだことがないので
マンガも読みたくなった。
出てくる人、全てが人として面白く興味深い。
みんな、「人生は舞台で貴方が主役」なのだ。
吉田豪ちゃんはそれを脇からニヒルに観察している。
4時頃就寝。
明日も早起きして、新刊『本業 2024』の
校正を気合を入れてやらねば——。
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