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【博士日記】24年11月17日(日曜)兵庫県知事選投開票日。天徳泉(銭湯)に虎人舎3人衆が集結。おばんざい料理。負けない組宣言。

9時起床。

2度寝へ。

朝から、机の上が気分良し。

日記を2日分、noteに書く。

モーニング。

12時から、
「ハカセ会」のYou Tubeの生配信。
昨年に引き続き、
ウラ流行語大賞の予選会。
毎回、この大喜利は楽しい。
1時間半も熱中。
ファン自慢になっていまうが、
「ハカセ会」の会員は、
芸能偏差値が高くて素晴らしい。

『エロスの種子』9巻目。
46話をPDFでいただき読了。

帯文を数パターン書いて送稿。

採用されていないバージョンだが、

マンガとの出会いは一瞬ではあるが、
一度読むや永遠に本棚に残り続け、
世代を超えて読み繋がれ、
マンガ史に残るであろう稀代の一代絵巻だ。

これくらいの評価がある。

編集者の米澤さん、もんでんあきこさんとメール交換。

数行に対し、長い時間がかかった仕事だったが、
報われるの瞬間。

本日、兵庫県知事選、投開票。

情報筋から何日も前から、
情勢を聞いていたのだが、
やはり届かない模様。
ゼロ打ちがあるかも……。

明るい話になり得ないので
結末を聞きたくない。
テレビも見たくない——。

ネットを離れて家を出て、
駅前で、虎人舎合流。

日曜日なので、
(22歳で「古本興業」を立ち上げた放送作家)若林凌駕が、
銭湯の前で古本販売中。

難病天才多重人格イケメン芸術家の金剛さんは、
おばんざい料理を作ってくれている。

『藝人春秋』を3冊持って、天徳泉へ。

ちょうど若林凌駕が接客中。

なんと『極悪女王』でデビル雅美を演じた、
根矢涼香さんではないか!!

体型がまるで違うので驚く。
「13キロ増やして戻しました!」と。

もろもろとお話。
「出会いに照れない!」と書いた、
『藝人春秋』をお渡しする。

Xをフォローしてみていたら、
『おとぼけビーバ〜』推しとわかる。
「出会いに照れない」と次々と繋がるな〜。

しばし、寒空に店番。

お客さん、来訪。話をしながら接客。

3冊が捌けたので、離脱。

近所の金剛さん宅へ。
久しぶりだが、またインテリアが変わっていた。

4畳半とは思えない、美意識の詰まった箱庭だ。

おばんざい料理をいただく。

金剛さんの演奏付きでお食事。
高級ホテルか!!

最近の金剛さんは早寝早起きだが、
全てスケジュール表通りなのだ。

再び銭湯へ。虎人舎3人衆が揃う。

接客は楽しい。特に本の紹介は楽しい。
凌駕の本のお薦めトークも微笑ましい。

近所のSACHIKOさんが、
終活だからと、
中華鍋や食器や古本をくださる。
ありがたいことだ。

凌駕と入浴。
「ついてこい。俺のおごりだ!!」
と心配無用ノ介ごっこをしながら。

今日はサウナ付きで。
整いながら、一日の実業の実感あり。

解散。

ボクが着てきたのに、
なくなったと大騒ぎしていた、
上着は玄関前に置かれていた。
リアルまじかよ。

帰宅後、兵庫県知事選にさまざまな感想。
飲みながら、いろいろと書き込む。

終わりの始まりのような気もするが、
ボクらは「勝ち組、負け組ではない」
「負けない組」なのだから。

そして、田村ツトムさん、
心配無用ノ介さんとのDM交換。

ボクも世界も心配無用ノ介だ。

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今日も11月6日の日記の引用で締める。

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悪い一日だった。

トランプ時代に逆戻りした。
まるで映画のなかに居るようだ。

全ての神話は、
新しい悪の王が現れて、
庶民に圧政をする。

悲劇的な歴史は繰り返すが、
我々の明日も明後日も終わらない。

ボクがボクたちにエールを送る
一説を残しておく。

『藝人春秋3〜死ぬのは奴らだ』(文春文庫)より。

ジョイスが描いた、
トロイの木馬を発明した王『ユリシーズ』より。

叙事詩「オデッセイ」

たしかに多くが奪われたが
残されたものも多い
昔日、大地と天を動かした我らの力強さは既にない
だが依然として我々は我々だ
我らの英雄的な心はひとつなのだ
時の流れと運命によって疲弊はすれど
意志は今も強固だ
努力を惜しまず、探し求め、見つけ出し、
決して挫けぬ意志は

(町山智浩訳)

「ロード・オブ・ザ・リング」の
第二部にあたる『二つの塔』の最後、
サムがフロドに言う長台詞。

 心に深く残る物語の中に、
 入り込んだ気がします。

 暗闇と危険に満ちた物語……。

 明るい話になり得ないので
 結末を聞きたくない。

 悪いことばかり起こった世界が
 元に戻ります?

 でも、この時間も
 いつかは消え去ってゆくでしょう。

 暗黒の日々に終わりが、
 新しい日が来ます。

 そういうのが心に残る
 意味深い物語です。

 子供の時は分からなくても、
 なぜ心に残ったのか
 今はよく分かる気がします。

 物語の主人公たちは
 決して道を引き返さなかった。

 何かを信じて、歩み続けたんです。

 この世には命を懸けて戦うに足る
 尊いものがあるんです。

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水道橋博士
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