【はかせ日記】22/5/11 ストーカー騒ぎ飛び火。上島竜兵さんの訃報。利根川さん、原田くんと散歩番組『阿佐ヶ谷マイド』初収録。渋谷クラブクアトロ『デヴィット・ボウイ/トリビュートLIVE』へ。帰宅後、原田くんとYouTube。
博士の悪童日記 2022年5月11日(水曜)
6時起床。
久々によく眠れたと思う──。
戦争反対!
維新反対!
インボイス反対!
昨日あたりから、
全国の商工新聞の
一面にボクの
インタビューが
掲載されているとのこと。
そして朝から事件勃発──。
沈静化したと思っていた、
ストーカー事件が、
ボクの預かり知らぬところで、
いまだに展開進行、
飛び火していた。
某さんと電話でお話。
対処策を講じるが、
無限の恐怖と不安が広がる。
彼女からの手紙やメモ書き、
連作先などを調べる。
(そういうひとの寄越した文書も
すべて保存している)
──そんなときに、
上島竜兵さんの訃報が
目に入る。
目を疑いつつ、
しばし、呆然とする。
そんな馬鹿な……。
そんな馬鹿な。
ダチョウ倶楽部は、
ボクにとっては数少ない
芸人としての「兄」だった。
日曜日の生放送
(スーパージョッキー)で
長い時間を過ごした。
竜さんとの想い出が
走馬灯のように
次々と浮かび上がる。
そのまま深いネガティブ思考の
底なし沼のなかに陥る。
「無」が支配する世界は
今、抱える人間関係や不安も
重さも苦しみもないのかも……。
ここ数週間、
松井大阪市長との裁判の話から
次ぐ次と派生した
人間関係の欠落や綻び、
自己責任の呵責が
ブラックホールのように
無限に広がっていく。
黒い思考の連鎖が
止めどない。
それは重力を持って、
ボクを闇へと引っ張ってくる。
数ヶ月前に
「統合失調症のひろば」
に寄稿した、
「死にたいという名のこころの病」
と題した原稿を思い出した。
この原稿は、
精神疾患の患者や家族に向け、
生粋の「死恐怖症」だった、
ボクの体験を書いたものだが、
今こそ、多くの人に
読んでもらいたい。
編集者の森女史にメールを書いて、
ネットに発表したい旨を伝えるが、
「上司の許可をとる」とのことで、
一旦、保留のままに。
そして、そこへ
アサヤンレギュラー出演者、
高須SANのご尊父の訃報。
高須SANは危篤の報を受けて、
札幌に帰郷していた。
94歳の大往生だった。
立派だ。
皆、そうあるべきだ。
自死ではなく、
寿命をまっとうすべきなのだ。
しかし、
考えれば考えるほど、
「死」=「解放」
のイメージに
脳内が絡みとられている。
竜さんのことだけを
何度も循環して思い浮かべる。
うーん。このままでは、
無限に哀しいし……
自分の精神状態すら危うい。
リビングに行って
ママに相談。
「しばらく、此処で話してていい?」
キッチンに立って、
手間暇変えた料理を作ることに。
美味しい──。
三又又三からの電話。
しばし、ふたりとも号泣。
泣き疲れた後、
最後は笑い話に。
修学旅行中の
娘からLINEで写真が送られてくる。
50前後の頃、
この世界には向かないと
思いつめて、
郷里の倉敷へ帰ることを
思いつめていたが……。
故郷の両親ももう亡くなった。
今、まさに修学旅行で、
娘が倉敷の美観地区を訪ねている。
そこの隣に
60年前に生まれた。
娘が巡っている場所は
まるでボクの庭なのだ。
ただただ癒やされる。
ボクはこの世界の
競争を降りたら、
田舎へ帰れば良いのだ。
気を取り直して、
NOWVOICEの録音。
「元気が出る言葉4
加藤紀子さんに……」
と題して、
「ため息を封印する」
紀子ちゃんは30年も前に、
レギュラー番組をともにして、
一瞬すれ違っただけだ。
もう何十年も
会ったことすら無いが、
25年も前の彼女の
戒めの言葉の想い出が蘇る。
今日も、ボクもこれ以上は、
「ため息を封印する」
「今日は天気が良いから
散歩しましょう!!」
と久々に「おじ散歩」の相棒、
フルスイングの利根川さんが
来宅。
リビングへ。
ママと3人で、
珈琲を飲み、
美味しいポンデケージョを
食べながら四方山話。
この一年の想い出話を
ひとつひとつ笑いながら
ひと時を過ごす。
用意を整えて出発。
アド街ック天国
駅前の書店・文禄堂チェック。
すっかり『藝人春秋Diary』が、
ランキングから落ち、
平積みでも置かれなくなったが、
店員さんに
「これから裁判で
盛り上がるので、
プッシュしてくださいね」
と営業をかける。
ふたりで原田専門家の
家を目指す。
互いの近況報告をしながら。
利根川さんも熱狂的な
ダチョウ倶楽部のファンだ。
ふたりで
浅草キッドとダチョウさんの
数々の絡みの思い出話が、
泡沫のように浮かんでは
消える。
利根川さんは
客席でそれを見ていたのだ。
散歩の名所巡り。
吉江(チンコ)さんの、
あの夏の巌流島の戦いを思い出す。
キリンの意匠は必ず写真に収める。
中杉通り沿いの
原田専門家の家の前に集合。
清志郎の命日に
国立の多摩蘭坂までの散歩を
撮ったように、
今日から、散歩YouTubeを
撮ることにする。
利根川さんとの
「おじ散歩」ユニットは、
「朝勃ち姉妹」だ。
原田くんとボクは、
その小さな特徴から
「ツイン・ピークス」
と名付けていたが、
大きく番組の括りとして、
阿佐ヶ谷姉妹の冠番組、
「阿佐ヶ谷ワイド」
に対抗して、
「阿佐ヶ谷マイド」
と命名。
3人でブラ散歩しながら、
薀蓄やらを語り合う。
早速、交差点のポスター。
これは見に行かねば。
唐組の興行が続いていたのか!!
いまだ赤テント、童貞だ。
阿佐ヶ谷の中杉通りも南下する。
互いの街の薀蓄を語り合う。
古本屋には毎回立ち寄るが、
居島一平御用達『古書コンコ堂』へ。
撮影許可がなかったので、
外見のみの撮影。
古本を買って、
レジで店主から
衝撃的事実を打ち明けられる。
前に勤めていた古書店で、
ボクが病気の頃に、
トラック2台分の蔵書処分したのを
立ち会っていたとのこと。
知らなかった。
お目当ての
切通理作さんの
「ネオ書房」がお休みだった。
次回へ持ち越し。
ジェラート専門店へ。
ここは女子の行列店だが、
甘党ではないボクは
今まで一度も
行ったことがなかった。
「ジェラテリア・シンチェリータ」
男3人で計6種類をオーダーして
食べ比べる。
信じられないくらい美味しい。
もっと前に気が付くべきだった。
行きつけの我らの『航海屋』へ。
原田専門家は初めてとのこと。
ボクは麺を半分にして平らげる。
大満足。
陽ので接骨院 阿佐谷本院へ。
ボクが揉まれてる様子を
初めて動画に撮影。
そのまま高円寺へ向かう。
眼鏡屋・ボストン。
念願の「ジブリの森」の再現を狙うが、
先客ありで、しばし外で待っていた。
その先客が、
朝、メールのやりとりをしていた、
森女史──!!!!
こんな偶然があるだろうか!?
ボクが彼女に会うことが、
そもそも2回目なのだ。
『香川一区』のトークショーの
会場にいらして、
その日の映画館の外で、
たまたま原稿依頼された。
その一回きりなのだ。
驚いた!!!
高円寺のジブリの森。
高円寺の鈴木敏夫さんと
ヤング宮崎駿の対面が実現。
意外に淡々としていた。
行きつけのイギリス系輸入店。
モッズコートを
買うかどうかを迷う。
近所のギャラリーに
ソーシキ博士が個展中。
マキタスポーツの家で出会っている。
若い女の子で満員盛況だった。
家の近所のギター修理の工房へ。
高円寺のライ・クーダーとお話。
スズキ秘書を
俳優志願だと思っていた様子だった。
帰宅。準備を済ませて。
18時からプレミア配信。
話芸の局地、絶品で面白いと思う。
渋谷へ向かう。
高円寺駅で
楽屋の差し入れを購入。
コロナ禍の細心の注意をして。
小分けしてつまみやすい、
美味しいパンが
差し入れにベストであることを
最近、気がついた。
新宿乗り換え。
原田くんの誘導。
渋谷クアトロへ。
本日の催しは……。
物販、CD3枚で千円とな。
そりゃあ買うでしょ。
とにかく、今回、
信じがたい豪華メンバーなのだ。
スーパーミュージシャンが集結。
個人的つながりを言えば、
西寺郷太くん、
坂本美雨さんのステージが生で見れる。
会場で、
ニセ・サエキけんぞう事件が勃発。
オーガナイザーの
サエキけんぞうさんが登壇するまで、
ニセモノに惑わされた。
6月4日の『アサヤン』を控えて、
パール兄弟が見られるとは
思っても見なかった。幸運。
最高の2時間30分を体験。
どれも素晴らしい解釈なのだが、
ベストアクトは、
西寺郷太くんの
「レッツダンス」だったな。
撃ちのめされた。
そして、ギターポップは、
電気工学であることを痛感した。
一昨日、ツイキャスに書き込みがった、
石川県のファンの方と一緒に写真。
なんとこの方が、
高校時代に西寺郷太くんの後輩
だったひとだった。
なんたる偶然!!!!
渋谷駅前で、
原田くんが若い女子に
逆ナンされていた、
訝しく思っていたら、
アイドルとのこと。
帰途、電車の広告を見つめる。
帰宅後、原田くんとふたりで、
YouTubeを配信。
最大同時接続数 249。
明日は、
初めての水道橋博士の
安全保障会議の収録だ。
これは勉強が必要。
その後、ザテレテレビジョンの生配信。
寝ろ!!そして早く起きろ!!