青いヲタクは泣かないかもしれない。
2015年から書いていた東スポでの連載が終わり、今年の2月から新しく東スポnoteという形で我らが推しメン石田亜佑美ちゃんが連載を継続している。毎週更新してくれている中、7/14にこのnoteを更新した。
最近卒業するメンバーが多いし、気付いたら亜佑美ちゃんも24歳だし、正直5年くらい前から毎日ビクビクしながら生きている。
卒業しねえから気にすんなという意味合いの言葉を、ちょこちょこ本人が話してくれるけれど、信じられるメンバーの筆頭である亜佑美ちゃんでも、この話に関してだけは正直信じることは出来ないのが本音だ。
自身のバースデーイベントになると、どうしても今後の目標を話すことが多くなり、その際に芝居の話をすると「あゆみんお芝居やりたいから卒業すんのかな?って思わせちゃってるかもしれないけど…」と、ファンの心情を感じ取って『まだいるよッ💪』と、話してくれる優しさにファンは何度も救われたことと思う。
その都度、その都度、自分が求められていること・自分の価値を理解し、そういう振る舞いをしてくれること自体もファンとして心から嬉しく思う。
今年、亜佑美ちゃんは初めてと言えるくらいの外部の演者との朗読劇を成功させた。個人的にも「朗読劇」というスタイルが好きで、出演するということに歓喜して、当日も間近で台本に魂を込める姿を感じることが出来て幸せだった。
幸せを感じたと同時に、初めて見た朗読劇をしている姿が、妙にしっくりきていると感じたことに何故かショックを受けた。
気付いていない人もいるかもしれないが、亜佑美ちゃんはもう24歳らしい。どう考えても大人な女性だ。一応10期が加入した瞬間から石田亜佑美の応援をさせてもらっているけれど、加入した当時は14歳。それ以来10年になるが、ここまでくると年齢という概念が無くなる(なぜだ)
人それぞれ価値観が違うのでなんとも言えないが、ロッキンから好きになりました~!とか寝起きドッキリがきっかけです!とか、ある程度の時が経ってから出会った人の方がメンバーを取り巻く環境・状況というものをしっかりと把握できるんじゃないかと感じることがある。
だって、15歳で楽天のユニフォーム着ながら・・・
おにぎりハフハフしてる子がモーニング娘。というグループからひとりで朗読劇って意味わかんなくない?????いや意味はわかるけど…え?大丈夫????ひとりだけど大丈夫????ねえ???あゆみちゃん????寂しくない????ってならない????(あ、ちなみにこのおにぎり食べてる亜佑美ちゃん僕が亜佑美ちゃんの写真の中で1番好きな写真です)
Hello!Projectという狭い村の中かもしれないけれど、その中で10年もの時間を懸命に捧げてくれ、何があってもどんなときも「モーニング娘。が~」「ファンの方が~」と話していた亜佑美ちゃんが、初めてと言えるくらい自分だけの欲望を有料コンテンツではあるが、そこで発信したと言うことは、僕の中では結構衝撃的なことだった。
僕はモーニング娘。至上主義的なところがある。メンバーの卒業も理解はできても納得ができない部分がどのメンバーでも感じていたのが今までも本音ではあった。
が、
今回亜佑美ちゃんのこんな姿(文章だけど笑)を初めて見て、嬉しいとか寂しいとかそういうことではなく、もう僕の中の理想に留めておくことは不可能だと思い、初めて卒業に関して「納得」ができそうな気がした。
自分でもこの感情になったことが信じられなくて驚いている。こういうのが本当のファンというのだろうか。そしてこの決心に応援という曖昧なものではなく支えたい・サポートしたいと心から思った。
2021年1月、9期が10周年を迎えた。
2021年8月時点で考えると、あと1ヶ月でガキさんの在籍日数を超えるらしい。同じ期間を活動しているのに、9期はついこの間加入してきた気がするのは加入初日から見ているからだろうか。
もちろん10期にも同じで、次期に超える。
ただ、時間は平等に経過していき、着実にメンバーは大人になっていて、僕の想像が追いつかないくらいに大きな存在としてソコに存在している。
この東スポnoteを更新したその日までは、いつまで経っても加入してきたまんまのイメージで僕の中に存在していた気がする亜佑美ちゃんだけど、ひとつ見方が変わるときが来たのかもしれない。
亜佑美ちゃんに対する見方が変わる/変わらないの2つが頭の中で渦巻いていてよくわからなくてちょっと苦しい。いや結構しんどい。
ただ「叶えたい夢が出来た」を見た瞬間の自分を感情を信じるならば、亜佑美ちゃんの卒業式では、モーニング娘。のファンを長いことやってきた中で、もしかしたら初めて泣かないかもしれない。
それは、卒業というものに納得しているから。
今まで、なぜ卒業が悲しくて寂しくて涙が出てくるのだろうと考えたら、頭で理解は出来ても納得できていなかったからかもしれない。
ただそれが今は…
人生初の感情を与えられたことで、亜佑美ちゃんにモーニング娘。至上主義である僕は、人生で初めてグループ(モーニング娘。)の存在をメンバー(石田亜佑美)が超えたと思わせる経験をさせられようとしている。
推しメンがこんなにもすごいヤツだとは思わなかった。
いつどんなときも、どんな場所でも東北の星として輝き続けていて欲しい。ステージを愛し、ステージに愛され、ステージに立つべくして立つ人、それが石田亜佑美。
石田亜佑美は間違いなく俺の自慢の推しメンだ。
今すぐにも卒業しても大丈夫的な雰囲気ビンビンで書いているけど、娘。のリーダーだけは何としてでもやってほしいけどねええええええええええええ頼むぜええええええええええええええええええええええ。(完)