作業しなければならない時の『トランス状態』

私は今、大きな大きな〆切に迫られている。

この締め切りまでに"ブツ"完成させなければならない。

しかし、私はとてもとても怠ける体質。ギリギリにならないと本気を出せないという、「生きるのが下手」と言わざるを得ない生き方をしている。

こんな堕落した私がなぜ〆切を守れるのか、というと、『トランス状態』になっているからである。トランス状態とは、自分でもよくわからないが、簡単に述べると『過集中』である。

この状態に入ると、普段なら2時間かかる作業が20分くらいで終わってしまう。これは『トランス状態』が凄い訳ではなく、ただ普段が怠けすぎているだけ。

なぜ『トランス状態』と、わざわざ仰々しい名前で呼んだかというと、「異常な状態である」という自覚があるからである。

まず以上に疲れる。この状態になった日は、その晩に10時間くらい寝ないと体調が崩れるし、普通に反動が大きい。

次に、この状態になると時間の経過が以上に早く感じること。5時間くらいが平気で一瞬になる。


では『トランス状態』が何なのか、という話なのだが、私にもよくわかっておらず、自分でわかることとすれば、「次に何をすればいいのかが何の抵抗もなく頭に浮かんでくる」ような状態である。

ダラダラと作業をしていると、気づかぬうちにこの"ゾーン"がやってくる。

そして、気づいたら作業が進んでいる。あとめっちゃ疲れている。



ここから面倒臭い記事になるぞ


そんな『トランス状態』だが、この状態にさっさとなる方法があり、それは”やらなければならない細かいミクロな動作一つ一つを意識すること”である。

先日投稿された、瀬戸弘司氏の動画で近しいことが語られている。

私の予想だが、瀬戸弘司氏はこんなことをおっしゃっているものの、おそらくいずれ失踪するのだろう。

そういう人だから。

「現在地から○○(任意の地点)に行け」と言われた時に、「国道○○号を経由して○○駅から○○線に乗って~……」みたいなことを言われたらクソダルいなと思うに違いない。

しかし、Googleマップとかで「ここを右に曲がれ」「この駅から○○:○○に○番線から出る電車に乗れ」と一挙手一投足を指示されれば、まあ行ってやらんでもないな、と思う訳である。

この「色々考えなきゃいけない」というハードルを取っ払うことが作業をこなす上でとてもとても大切なのだが、


なのだが、



まあ、無理よね。



頭では分かってるんだけど、心が、身体が、怠けたがってるんだわ。

そんな自己啓発本みたいな理論じゃ俺のマインドまではハックできないのよ。


おととい来やがれ。

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