見出し画像

奈良クラブ全試合レビュー・完走まで残り1試合

2024年シーズン、おつかれさまでした。アウェー金沢戦(第38節)が終わってませんが、残留が決まったのでもう終わった感覚です。金沢戦の記事は公開がだいぶ先になりますので、先に戦術ブログの年間まとめ記事を。

1)
リーグ戦全試合レビューは今年で2シーズン目(天皇杯で見れない試合があるので、「リーグ戦」としています)。フォーマットが固まったので、かなり書きやすくなりました。心がけたのは

  1. 最初から最後までちゃんと見る

  2. 「へー」と感心することを2〜3個入れる

  3. 毎週、時間内に終わらせる

1.「ちゃんと見てから書く」というのは批評の基本ですし、ちゃんと見て、考えて書いてるなら、選手監督からあんまり怒られません。事実関係が間違ったままの記事、たまにあるんですよ(パスを出した選手名が違うとか。ハイライトをもう一度見よう)

2.3.は、「定期更新」をゴールにして、〆切が来たらさっと公開するという意味です。説明できそうなことで、ハイライトに入ってる範囲でしか説明してないですし、現状の記事でも、素人が無料公開する質量を超えてると思います。サッカーに詳しい人はいくらでもいますが、定期的に情報発信をするのは大変です。

3)
運営の数字も出しておきます。「147」が第36節(SC相模原戦)の公開日のアクセス数。

直近1ヶ月のアクセス数

うちのブログはそれなりに浸透している、読まれている自信はありますが、数字にするとこれくらい。「影響力がある」というには1桁足りない。

直近5試合は公開日+翌日で200弱くらい、監督解任の前後でアクセス数が増え(詳細は伏せますが)非常に迷惑でした。アウェーの北九州戦が最多(2日で800)でした。アウェーサポーターの絶対数・プレー解説の需要によって、数値がだいぶブレます。

定期更新しているブログ・noteが片手で数えられる程度しかない時点で、「活字での感想・解説」にニーズがないということです。そもそも奈良クラブの平均観客数(1879人)はJリーグ60チーム中で下から10番です。

https://x.com/J_football_xxx/status/1858422767210962949

23年シーズン当初は公開日で60(=2日で100弱)でした。2シーズンで倍くらいになったことになります。3000字の記事を毎週読むのが何人いるかは分かりませんが、初対面の人(知り合いの知り合い)から「読んでます」と言われたことがあるので、J昇格時よりは定着してます。

※noteはアクセス数が見れませんし、記事を見てなくても「スキ」できるシステム。X(Twitter)のいいねも同様で、表示数(知り合いの数)」に近いです。どちらも、アクセス数(実際の閲覧数)より多めになります。

4)
ここからは「ブログ」のお話。文章を書くと、自分が書きたいことと、お客さんが読みたいこととで、どう折り合いをつけるかに悩みます。

何度か経験しましたが、趣味の個人ブログで、タイアップなしで(1記事あたりの)アクセス数50を越えるのは非常に大変です。それがテーマを「サッカー」にするだけで250を越え、自分の実力以上に多くの人に読んでもらえるようになります。

とはいっても、50を越えた分は「サッカー」要素にひかれた人のおかげで、私の人間性や作家性にひかれたわけではありません。その人達に、サッカーブログという形式で自分史を語ったり、創作活動への誘導をする人のは違うと思います。訪れた250人のうちの少なくとも200人以上は、私の撮ったペンギン画像や自作の詩に興味がありません。

サッカーが好きな200人にはサッカーの話をして、サッカーに関係がない話やペンギンの写真は、InstagramなりMLなりチラシなりでやる。サッカーに関係ない部分は、どうせ読みとばされてます。載せるだけ無駄です。話を聞いてない人に無理矢理話を聞かせるのなんて、どうせ無理です。

最後にお願いです。お気に入りの記事、作家さんを見つけたら、いいねなりスキなりコメントなり、反応をするようにしてください。ブログもnoteも、記事を書くのは孤独な作業です。やめたくなる瞬間や、できなくなるときは必ず来ます。いつ突然終わるか、なくなるか分からないものです。

スタジアムで声を出す人100人が100人、少しずつ違うことを考えているように、試合を観て、何が起こっているか、言葉で説明しようとする人も、5人いれば5人とも(もっと少ない?)少しずつ違うことを考えています。誰かの記事を読んで、内容に共感する、これはおかしい、著者がいけすかない、など感想は様々でしょう。どうしても合わない著者なら読まなければいいです。以前誰かに言われましたが、読みたい記事ないなら、自分で書いた方が早いです。このnoteを書いてみて、その通りだと思いました。

書き手は「書く」ことを通じて、チームを応援しています。自分こそ真のサポーターだ、選手の後押しをしていると自負する人はたくさん知っていますが、アウェーのFC今治戦、スコアは0ー6。試合終了「後」にもう一度前後半の映像を見直した奈良クラブサポーターは多く見積もっても数十人、その中で解説記事を書いたのは私一人です。0ー6の試合をどうしても見直したい、分析するのが楽しくて仕方がないわけじゃありません。応援です。

noteやブログで何か書きたいという人は、とても貴重です。著者を応援して、励まして、読者と一緒に前に進んでいくのは、スポーツ以外でも共通する、「サポーター」の楽しみじゃないでしょうか。

いいなと思ったら応援しよう!