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アメリカ発祥の移動式ハウス『Tinys Hostel』に泊まってきました!

今回泊まりに行ったのは、最近ちまたで噂のYADOKARI株式会社が運営しているタイニーハウスのある『Tinys Yokohama Hinodecho』に宿泊しました。

タイニーハウスとはそのままで『小さな家』です。
発祥はアメリカで、2008年のリーマンショックが起きた際に長期のローンを抱えて家を持つのではなく、低コストの小さな家でシンプルに暮らしていくことが見直されはじめました。

また、タイニーハウスには大きく分けて2種類あり、小屋やツリーハウスのような固定型のものと小さいなタイヤがついたトレーラーハウスと呼ばれる移動式のものがあります。

今回宿泊したものは、移動式のもので、新木場でタイニーハウスを作り、日ノ出町までトラックでけん引して運んできたそうです。

イメージはこんな感じ?もし自分が車で走っていて見かけたら驚きますね笑

それでは、体験をレポートしていきます!

東京の大門から電車に乗り、横浜で乗り換えて、『Tinys Yokohama Hinodecho』のある日ノ出町に到着しました。

駅から歩いて徒歩5分ほどで、『Tinys Yokohama Hinodecho』に到着しました。本当に高架下にありました。大阪のBon Hostelぶりです。笑

タイニーハウスがならんでる!!(・∀・)

このときはちょうど、イベントスペースで映画鑑賞会をやっていました。
宿泊者以外も大勢きております。
こういったイベントを頻繁に行っているとのこと。

早速、チェックインをしにフロントへ。
ハンバーガーを作っておりいい匂い。。。(高架下は火事で電車が止まる危険性があり火気厳禁なため、IHで調理しているとのこと)

チェックインを済ませ、3棟あるタイニーハウスを案内してもらいました。
それぞれ1棟あたりドミトリーが4床あります。一棟は貸切用で、残り2棟は女性専用、男性専用としています。

タイニーハウスにはタイヤとけん引用の器具が付いています。
本当に引っ張ってきたんですね。

中はこのようになっています。
ドミトリーのベッドは中板を外せるため、ダブルベッドにもなります。

YADOKARIの社長のオススメの本が机の上に置かれています。
これをわざわざ読みに来る人もいるのだとか。

コーヒーも豆を挽くところから行います。タイニーハウスならではなのゆっくりしたひと時を味わってほしいとの思いからだそうです。

トイレとシャワーもハウス内にあります。

歯ブラシなどのアメニティも引き出しの中に入っています。
高架下ということで電車の音があるからか耳栓も入っています。(防音になっているため電車の音もほとんど気になりません。)

タイニーハウスの女性棟と男性棟の間にはテラススペースがあります。
高架下なので雨が降っても使うことができます。

今日はせっかくなので、日ノ出町付近の町で飲むことにしました。
塩もつ煮が有名な居酒屋に行ってきました。飲み屋街が近くにあるのもいいですね。

次の日は、朝起きてコーヒーを挽きゆっくり過ごしました。
(写真がおしゃれに撮れずつらい。。。笑)

また日ノ出町は昔、風俗店などが立ち並ぶような治安の悪い場所だったそうです。それを、平成17年のバイバイ作戦によって規制を強化し、そうった治安を乱すような施設等を一掃したのだそうです。
しかし、そうしたものの逆に人気がなくなってしまったとのことで、町や京急も含め日ノ出町を盛り上げていこうということでYADOKARIに声がかかり、高架下を利用して『Tinys Hostel』を始めたとのことです。

今回宿泊してみてタイニーハウスとはどういったものなのか、どういった暮らしなのか、その一部ですが体験することができました。テレビなどもない最低限のもの、最低限のスペースのみで暮らすことは一見すると窮屈で退屈に思うかもしれませんが、逆にゆっくりとした自分の時間を過ごすことができ、一緒にいる人とよりコミュニケーションを取るようになるように感じました。

都内から近く、気軽に非日常の体験を味わえる空間だと思うので、ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。

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