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【長文】Reluxを卒業し、食卓に地域のごちそうを届ける『TASTE LOCAL』にいきます! @appsuica17

こんにちは、受田です。

2020年6月末を持ってインターンを含3年弱働いたLoco Partnersを卒業しました!7月1日からは執行役員COOとして、食卓に地域のごちそうを届けるECサイト『TASTE LOCAL』にフルコミットで働いています。

直接卒業についてお伝えできていない方もおり、この場を借りて感謝の気持ちとなぜ辞めるに至ったのか、そしてなぜTASTE LOCALに行くのかをお伝えできればと思います。また、この3年間の経験、学びを自分の備忘録としてもまとめていければと思います。

Relux入社を決めた、3部署兼務のインターン時代

大学の最後の1年、人材系のベンチャーに内定が決まっていたのですが、社会に出る前にどこか会社で働いてみたいと思い、Loco Partnersでインターンを始めたのがきっかけでした。

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▲当時のインターンメンバーとの写真

最初はマーケティングなど数値を扱うことに苦手意識があったので、克服したいと思いマーケティングチームに所属をしました。すでに入社する会社も決まっているし、半年くらいやって、その後は海外旅行でもしながら悠々自適に学生を謳歌しようと思っていました。

まあ、そんな悠々自適な学生ライフを送れるはずもなく、気づいたらマーケティング、組織デザイン(人事)、民泊事業の立ち上げ(新規事業)、そして30名以上のインターン組織のリーダーと3部署+インターンリーダーとなり、週5で働いていました。笑

もともと決まっていた人材系ベンチャーではなく、Loco Partnersを最終的に決めた理由は、上記通りの裁量権と成果をしっかり出せば機会がいくらでも掴み取れる環境、そして最後は嫌な人が一人もおらずかつみんな若くて志を持って真摯にがんばる人ばかりだったということが決め手になりました。

ホームレスで、がむしゃらに働いた新卒時代

新卒入社直後から研修等もなく、すぐにインターン時代から携わっていた民泊事業の責任者となり働きはじめました。

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▲新卒同期5名との入社式。みんな別の部署で切磋琢磨していました。

もともと民泊は法律で認められていなかったのですが、この年の6月に民泊新法という新しい法律ができ、合法化することが決まっていました。なので、Reluxとしても満足度の高い民泊施設を掲載しようということで動いていました。

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▲Vacation Homeチームで掲載している軽井沢の貸別荘にステイ体験

とはいえ、社内には誰一人民泊に精通した人がいなかったので、民泊について詳しい人がいる場所に飛び込もうと初めて電話したのが民泊大学というメディアでした。厳密に言うと、メディアにReluxの施設募集バナーを表示してほしい、かつ安くしてほしいというめちゃくちゃな電話をしていました。。。笑

そこで出会ったのが民泊大学の高野さんなのですが、それから2年近くずっと定期的に飲みに連れてってくださったり、一時期家がなかった自分を社宅に住まわせてもらったりと一生頭が上がらない、感謝してもしきれない人です。以下は今でも定期的に見返している、高野さんのブログです。

当時、民泊と同時にホステルカテゴリーの立ち上げを行っていたのですが、その中で施設の方と話すためには誰よりも民泊施設やホステルのことをしらなければならないと思い、考えたのが家を持たないということでした。

また、Reluxの現副社長の塩川さんが年間180日泊まり歩いていると言っていたので、自分は365日泊まり歩けば塩川さんのように施設のことを誰よりも理解できる人になれるのではないか、そういう単純な発想で家を持たずホステルや民泊施設を泊まり歩くホームレス生活をはじめました。笑

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▲赤坂にある大好きなゲストハウス『Kaisu』。
日本料亭をリノベした最高のゲストハウスです。

新卒時代は本当に仕事のことしか考えておらず、民泊事業を伸ばすために120%フルコミットしました。
結果として、一年を通じて600施設の民泊、ホステルの方にご掲載いただき、ありがたいことに1年目でLoco Partnersの年間MVPを受賞することができました!

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▲1年目で年間MVPを受賞したときの様子。嬉しすぎました。

2年目で新卒7名のマネジメントを経験した営業時代

今でも覚えていますが、1年目の終わり頃に来年の部署発表があるのですが、当時Relux代表の篠塚と1 on 1のミーティングが入れられそこで、

『来年新卒9名入ってくるけど、そのうち7名を営業部配属でうけに任せます。会社としても超責任重大なので、よろしく!』

まあ、『はい』としか言いようがないのですが。。。
正直今だから言えますが、1年目はインサイドセールスで直に会って話をする経験は皆無、かつ2-3名のインターン生のマネジメントはあったものの、正社員7名のマネジメントは想像がつかずどうしたものかと思っておりました。笑

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▲新卒7名の営業出陣式。2週間に研修を詰め込みました。

そこからはやるしかないかつメンバーに自分もできないんですという訳にはいかないので、必死に当時営業部の先輩方の営業や営業の録音を見て盗み、実践してを繰り返しました。マネジメントについても月1回篠塚とのミーティングがあったため毎回悩みをぶつけては、アクションに落として実践しました。

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▲初同行で蓼科へ。スーツ着たのは一年ぶりくらいでした。

週4日みんな出張にでかけて、自分は7名のうち誰かと同行をするのですが、一番過酷だったスケジュールは、1日目上高地→2日目草津→3日目東京→4日目会津。ご当地の美味しいごはんも食べられず、基本深夜に2日目の場所につき、コンビニ飯を食べながら次の日の準備をしていました。それもいい思い出です。笑

新卒メンバーとの営業の日々は本当に楽しく、ときにクライアントからお叱りを受け、謝罪しにいくときもあれば、温泉に入っていくよう進められたり、メンバー7名と一緒に目標を追いかけていく日々は幸せな時間でした。このとき、自分は改めて同じ志を持ってチームとして働くことは自分にとって人生を幸せに生きるための大切な要素なのだと気づきました。

チームとしても念願だった四半期でのMVT(Most Valuable Team)を受賞することができました。

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▲市場開発チーム目標達成した瞬間の写真。Q最終日に達成。。。

卒業に至った経緯

Loco Partnersは今でも本当に大好きな会社です。働いているメンバーも、Reluxというサービスもすべてが誠実で、堂々としていて誰になんと言われようと自信を持って大好きですといえる会社、サービスです。

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▲全社合宿で八ヶ岳の星野リゾートに全員で行った様子

ではなぜ卒業に至ったかというと、すごく自分勝手な理由になるかもしれないのですが『Locoで働くことに居心地の良さを覚えてしまった』というのが大きな理由です。

もちろん、居心地を悪くすることはLoco Partnersにいてもできるのですが、この2年間新卒で走り抜けたのと同じ成長曲線を描けるのかと考えたとき、再度その曲線を描くイメージがどうしても湧きませんでした。
また、自分は弱い人間なので、このまま居てしまうと居心地の良さに甘えてしまうのではないという危機感もありました。

そのため色々な方と相談したり、考えた結果、今年の2月にLoco Partnersを離れて、どこに行くか決めていなかったのですが卒業することを決めました。

これからどうしていくのか

どこに行くか決めていなかったとき、ちょうど元Relux代表の篠塚の以下Facebook投稿を目にしました。

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4月都内はコロナウィルスの影響で緊急事態宣言となり、宿泊施設は稼働できず休館に追い込まれていました。私もReluxでそうした苦しい思いをされている宿泊施設の方々と話をしていましたが、宿泊者がいない中どうすることもできず、やるせない思いをずっと抱えていました。

そんな中で篠塚の投稿を見て、緊急事態宣言中でも宿泊施設のお土産や名物料理をECサイトを通じて販売することで、少しでも貢献できるのだと気づきました。どんな形であっても関わりたいと思い、そこから、すぐに篠塚にメッセージし、TASTE LOCALにボランティアとして関わることになりました。

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▲開始早々『めざましテレビ』にTASTE LOCALが取り上げられました。

そこからは仕事が終わって、深夜までTASTE LCOALを行ってと、少しでも今までお世話になった宿泊施設の方々に恩返しできるように、大変な中でしたが充実感、やりがいを持ってやっていました。

次にやることは、自分が心からやりたいこと、今持っているすべてのエネルギーを燃焼したいと思えるものをやろうと決めていました。そんな中で、TASTE LCOALはコロナで苦しむ方々をサポートし、なにか温かい、血の通った良いサービスだと心から思えました。そして、それをより多くの困っている人、そして温かい気持ちを多くの人に届けることに自分の今持つ時間とエネルギーを使いたいと思い、この度TASTE LOCALに社員第一号として入社することを決めました!

さいごに

7月より完全フルコミットで行っており、TASTE LOCALの商品開発、マーケティング、プロダクト、デザイン、経理、法務、各種プロジェクト全部みています。毎日できないこと、やらなければならないことで溢れています。(助けてください…大事なので繰り返します…助けてください…)
久しぶりに朝起きてパソコンを開きたくないときもあります。

そういうときは、魔法の言葉があって、『日本を代表する企業になる!』とつぶやくとそういった憂鬱はすぐに吹っ飛びます。笑
ストレスは対価が見えない、もしくはストレスに対して対価が見合わないときに耐えられなくなってしまいます。なので、単純に対価を大きくすることでストレスはいくらでも耐えられるようになります。(無理はしすぎるのはよくないので、自分の許容範囲で)

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▲TASTE LOCALのオフ会で地域のごちそうをたくさん集めました!

ちょっと脱線しましたが、本気でTASTE LOCALを『日本を代表する企業』にすべくこれから全力で走っていきます!できるはずないと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、中にいる自分が心からTASTE LOCALと、一緒に作り上げているボランティアの皆さんを信じているのでいけます。なので、ただ事業と仲間を信じて、いけるところまでどこまでも突っ走っていきます!

さいごのさいごに

ありがたいことにやることが山ほどあり、自分たちのような立ち上げたばかりのサービスは毎日のように新しいことにチャレンジすることが使命でもあります。

とはいえ、社員1名だと動けることに限りがあります…
そのため、ぜひ一緒にTASTE LOCALの世界を広げてくださる仲間を募集しています!以下興味ある、やってみたいと思った方はご連絡ください!

ECサイトの0からの立ち上げ(商品開発〜サイト構築〜販売戦略)
・ブランディング・PR
・商品開発や商品販売戦略

・サイト改善やマーケティング
・デザインやコーディング
・TASTE LOCALにとにかく関わりたいという熱い思いを持っている人

もうなんでもですね!ぜひ、何かしらで関われるかもという方はまずはご一報いただけますと、即レスで日程調整します!!!(助けてください…笑)

応募フォームのリンク
※DMでもなんでも大丈夫です!
Twitter:@appsuica
Facebook:Hiroki Ukeda

それでは、長くなりましたがここまで読んでいただきありがとうございました。また、これまで多くの方にご迷惑をかけながら、お世話になってまいりました。改めて本当にありがとうございます!

引き続き、受田らしく全力で走っていきますのでどうぞよろしくお願い致します!



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