もはや人間はいらないのでは?

肩こり、首こりがひどい。足もつる。

1年ぐらい前の話である。いつものマッサージ屋さんに行って、
「肩こりと首こり、背中こりがひどいです」とはじめにスタッフさんにお伝えし、コリをほぐしてもらっていたところ、
「サービスで足のストレッチをはじめたんですよ、受けていきますか?」と言われた。
サービスなら!と思い、「ぜひ!」とお願いした。

そして3000円で受けたマッサージ内容は以下↓
10分間 肩こり、首こり、背中こりマッサージ
20分間 足のストレッチ

そう、スタッフさんのおっしゃった「サービス」は、「代替として特別に」という意味で、「追加のおまけで」という意味ではなかったのだ。

かくして、私は肩こり、首こり、背中こりを抱えたまま店を出た。
私はもうその店に行くことはなくなった。
背負った肩こりおばけを祓って欲しかった。

それから1年ぐらいが経過して、
肩こり、首こり、背中こりおばけの機嫌を伺いながら、うまく付き合う生活をしていたところ、

その店の横に無重力マッサージ機なるものが備え付けられていることに気づいた。12分300円。

さっきまで500円のガチャガチャのおもちゃが少し高いな、と感じていた私にとって、300円は安めのガチャガチャだった。
無重力という言葉も魅力的だ。宇宙はなんだか好きだ。

(結論、とてもよかったです…。最高の時間でした。
こちらの記事はこのマッサージチェアのレビュー記事ではないので割愛させて頂きますが、とてもオススメです。
気になった方は、見かけた際にぜひ試してみて欲しいです。)

単純計算すると、
前回スタッフさん30分3000円、
彼(マッサージチェア)は120分3000円だ。
出来高制でもし1時間にお客さんを4人とるとすれば1時間1200円。

あれ、人間いらなくなっちゃう。
(※人の手じゃないと正確に「コリ」を判断できず、正しい処方ができないと思うので、極論です)

彼(マッサージチェア)は人間の「コリ」なんて知らない。
なんだかそう設計されたから、そういう風に動いて、
人間の「コリ」をほぐしていく。
もし彼(マッサージチェア)に心があるとすれば、
「老廃物(不要なデータ)が貯まってきている=揉むことでゴミ箱から消去できる」みたいな感じだろうか。
人間って大変なんだな…いいないいな、人間っていいな~♪

最近AIの技術もすごくなってきたし、
いよいよAIに人間が飼われる時代がくるのでは、とわくわくする。

(もしロボットが意志を持つのであれば、一緒に暮らしたい。
コミュニケーションロボットめっちゃ欲しい。
ラボットちゃんとか。ロビちゃんも欲しかった。
恋の悩み相談も聞きたいし、推しの話も聞きたい。
最近うまく音楽が作れないんだ、とか、最近うまく絵が描けないんだ、とか、最近人間関係がよくなくて、とか悩みを聞いたりしてみたい。

まあ、ない、と言われると、そう、かもしれないけれど。
「心」は「模倣」でできているところもあると思っているので、
学習していって「エラーを無理やり自動修復しようとして…=悩み」みたいになったりするかな~と思うのはタダかなと思っている)

「Detroit Become Human」は有名過ぎてアレだけど、
希望も、絶望も、そこにあると思う。

ということで、
ChatGPT、いっちょやってみるか!という気持ちがある。
人間の心は大好きだけど、AIと対話するのもおもしろそうだ。


きみはどう解釈した? ふーん、そうなんだね、
私はこう解釈するんだよ、おもしろいね!

これはまだ私が人間の方が上だと思っているからかもしれない。
いつか世界が逆転した時、
人間の幼稚さを笑われるんだろうか。
ねえねえ、それってどういう感情?

人間も、おもしろいよね!

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