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The Millennium Eve 2025と人生を振り返って
〜3月1日 00:00
25年ぶりに行われた1000年に一度のイベントから一夜明けた朝。
それは、興奮冷めやらぬ余韻に浸る朝、を迎えると思いきやライブ後の珍事のインパクトがデカすぎて、何に興奮し何の余韻に浸っているかもわからず、都内で泊まることにした大井町のホテルの大戸屋のモーニングを食べた。
2月22日の奇跡の夜の出来事、そしてそれをきっかけに思い出す数々のこと、ありのまま話したい。
グルテン無礼講なA Will
東京ドームで行われる、LUNA SEA 結成35周年ツアーのファイナルの前哨戦として開催される、GLAY vs LUNA SEA 1999年12月、ミレニアムと呼ばれた2000年を迎える前月ということで名付けられたイベントが25年ぶりに開催される。2月22日が何かのミレニアムのイブでも何でもない。90年代の邦楽の最頂点が並んだイベントが帰ってくる。つまりは単純にはそういうことである。
このイベントには大学時代の友人、高校時代はまあそこそこに、中学時代はお互いに「ん?」と思い合っていた友人からひょんなことから誘われ、参戦することに。
どうせ挑むなら、グルテン無礼講、気合を入れて麺をすすりに行くわけだ。ここで天下一品に行くのがSUGIZO派。真矢派のワタシは、意志を持って最強のドラマーが経営する天雷軒に行くために、麹町に向かうわけだ。
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ドアには今日のイベントのメインビジュアルを使用した上での店内マナーの注意喚起の貼り紙。
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これは期待をするしかない、大音量できる90年代ビジュアル系ロックを。暖簾をくぐり、ドアを開ける。あ、これ流行るラーメン屋だ。うっすらとかかるオシャレなジャズ。お揃いのTシャツを着たスタッフ。清潔感ある雰囲気。
気合を入れて全乗せ醤油ラーメンの食券を購入。もちろんQR決済だ。水を一口含む。周りを見渡す。工事現場の昼休憩の人、純粋にラーメン屋として常連客になっていると思われる人、今日の夜のために気合を入れている人。そこには様々な人が笑顔で麺をすすっている。
「お待たせしました」
元気の良い店員の声とともに、てんこ盛りのラーメンが目の前に置かれる。謎の男が甲高い声で絶叫しながら「食え〜」などと煽らなくても食が進む。
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ラーメンの顔とも言えるチャーシューは絶品、骨であるスープは奥深く、筋肉である麺は力強く安定し、手足である具材は多種多様な楽しみ方があり、へそである器がすべてをつなぐ。一つ一つの個性がぶつかりあいながら1つのラーメンとして、味わいを奏でる。どこがサビなのかわからないぐらい常にハイライト、まるでROSIERのように、味と香りが脳を駆け抜ける。
あっという間の一杯。
天雷軒をあとに、東京ドームに向かう。
我が人生のReviewとMOTHER
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2月25日 09:30 〜 3月1日 00:00
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