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トーンのデータサイズ

クリスタでのトーン作成方法はいくつかあって

  1. モノクロレイヤーの透明度を変更してトーン化する

  2. レイヤーの表現色設定をグレーに変更して、グレーで塗ってからトーン化する

  3. トーンレイヤーを使用する(レイヤープロパティでトーン化しなくても最初からトーン化されている)

  4. ベタ塗りレイヤーで塗ってからトーン化する

この4種類くらいかな。
それぞれにメリットデメリットがあって、使いやすさに関してはそれこそ人それぞれ感じ方が違うと思うので、各トーン作成方法でトーン化した場合のデータサイズを比較してみた。

レイヤー全体を塗りつぶしたデータでの比較になっています。
イラストや漫画のように部分的に使う場合のデータサイズとはまたちょっと違うと思います。
ご注意ください。

トーン作成環境

  • 仕上がり:サイズ縦310mm×横220mm(商業誌用)

  • 裁ち落とし幅:3mm

  • 解像度:600dpi

  • 基本表現色:モノクロ

  • 基本線数:60

  • レイヤー全体を塗りつぶした状態で比較

レイヤー構成「用紙+トーンレイヤー」

60L/10%

60L/20%

60L/30%

60L/40%

60L/50%

60L/60%

60L/70%

60L/80%

60L/90%

100%(ベタ)

因みにレイヤープロパティのトーン化を外すとそれぞれデータサイズが小さくなるが、100%ベタについてはトーン化を外しても外さなくてもデータサイズは変わらなかった。

全てにおいてモノクロレイヤーが軽いのかなと思っていたのですが、濃さによってはトーンレイヤーが軽かったりして、予想と全然違う結果が出たのが面白かったです。
あとトーンレイヤーとベタ塗りレイヤーって一見同じようなものかと思っていたのに違いが出たのも面白かった。

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