使いやすいカメラリュックはどれか
機材のコンパクト化で、リュックについてあまり紹介してなかったことを思い出したので、これを書いています。
カメラバッグにはいろんな種類がある
カメラを入れて運ぶカメラバッグ。
リュックタイプや、「コロコロ」と呼ぶタイヤのついたもの、アルミのスチールケースなど、いろいろあります。
持っていく機材の量や種類、また移動手段で、それぞれのカメラマンさんが自分に合うものを選んでいると思うので、あくまで「私の場合」の話です。
私の移動手段
車を持っていないのと、集中力が足りなくて危ないと自分で思うので、運転しません。
なので、公共交通機関で移動する際に使いやすいバッグを選んでいます。
私のカメラバッグ
基本的にはこれを使っています。
リュックの話するといいながら、いきなりコロコロタイプですみません。
でも、いったんこのバッグの話をさせてください。
いつ買ったのか忘れてしまったけれど、たぶんもう5,6年以上は使っているもの。
フルサイズ機が2台、ストロボが2本、レンズが長さに寄りますが3~4本、ストロボのバッテリーと予備のバッテリー、カメラの予備バッテリーなどが入ります。
フルサイズ機にストロボを付けて標準ズームを付けたセットが、2台分、まるまる入ると思っていいです。
これだけ入れば、たいていのスナップはOKです。
私はスナップカメラマンなので、カメラが二台は必要なので。
このバッグのいいところ
このバッグのいいところは、なんといっても上からも前からも、中身にアクセスできることです。
コロコロタイプのバッグは、だいたい横倒しにして、がばっとふたを開けるものが多いです。
スーツケースと同じと思えばいいです。
ですがこのバッグは、写真の状態のまま、前を開けて下の方に入れたレンズを取り出すこともできるし、上を開けてカメラを取り出すこともできる、2Wayアクセスです。
これのなにがいいかというと、倒さなくても開けられるので、場所がいらない。
年度末だったかな。
片方のタイヤが取れてしまい、修理に出したいのですが、まだ出していません…。こういうところが私のダメなところです…(--;)
なので、いまはリュックで移動しています。
あ、あとこのバッグ、飛行機の機内持ち込みサイズです。
一度だけ、シンガポールに撮影にいかせていただく機会があり、機内に持ち込みました。
帰りの飛行機、どこだったかな…トランジットのX線検査で、どうもレンズがペットボトルに見えたらしくひっかかって、中身ぜんぶ出された思い出…。
最強のカメラリュックはどれか
というわけで、最近使い倒しているカメラリュックです。
どんなリュックか
上下に部屋が分かれた、二気室のリュックです。
二気室はカメラリュックにはよくあって、リュックの内部がマジックテープなどがついた着脱式のパーティションで区切られていて、上下、別の部屋として使えるものです。
カメラを出し入れするには、背中側にあるファスナーを開きます。
サイドのジッパーは、レンズ付きのカメラを入れておいて、さっと出したいときに使います。
レインカバーが付属していました。雨にあっても大丈夫。
ざっとこんなところですが、細かい点が大事だったりします。
マジックテープがしっかりしていて、上の居室が沈みにくい
これはものを入れて運ぶのに、かなり重要だと思っています。
いままでいくつもカメラバッグを買って使ってきましたが、これが緩くて、上に入れた荷物の重みで下がってきたりすると、ほんと使いにくいです。
下の部屋にはカメラやレンズを入れるので、撮影中はほぼ空に近い状態になります。
支えになる中身がない状態で、上の部屋が落ちてくると、リュックのバランスも悪いし、すごく出し入れしにくくなります。
PCを入れられる部分が前面側
上の部屋の前面側に、PCを入れるスペースがあります。
なんだ、そんなこと、と思うかもしれませんが、前面側、というのが重要です。
背中側だと、背中のクッションにもよりますが、背負った背中に当たって痛かったり、PCの塗装がはげたりします(経験者)
使ってみると分かりますが、すごく出し入れしやすいです。
上の部屋の量が可変でいっぱい入る
上の部屋は、巾着みたいに袋状の紐をひいて閉めるようになっています。
このため、わりと荷物が増えてしまっても、ぎりぎり閉められれば大丈夫。
被せのふたのほうについている金具は長さ調整ができるので、紐を引いて締められる量なら、ちゃんと閉められる絶妙な長さです。
パンパンに詰めても、そう不格好にはなりません。
なので、ここに、撮影のときは上履き(幼稚園などで履きます)やドリンク類などを入れています。
配信のときは、ジップロックのいちばん大きい袋にいっぱいの電源ケーブル類を入れています。
背負いやすくて、軽く感じる
ここがいちばん重要かも。
このリュック、背負ってみたらバランスが絶妙でした。
手で提げたときと比べて、軽く感じるんです。
あれっ?っていうくらい、違いました。
なので、コロコロ派だった私が、リュックで移動できています。
(タイヤがとれて使えないから…とか言わないように!)
たぶん、重量バランスの設計とか、そんなことだろうと思います。
ファスナー位置、超重要
これも大事なポイント。
このリュックは背中側にカメラを出し入れするファスナーがあるので、背負っているときに万が一開いても、中身をぶちまけることにはなりません。
というか、開かないです。
リュックでファスナータイプはいろいろありますが、いちばん危険なのがこのタイプ。
Amazonベーシックに恨みはない…というか、やっぱりちょっとあるかも…。
この手のAmazonベーシックのバッグを買って、一度失敗しています。
全面にファスナーがついているこのタイプは、よく選ばないと危険です。
私が買ったものはファスナーが緩く、移動中にファスナーが中身の重みで押されて、移動の衝撃(と言っても、歩いたり、小走りくらいです)でファスナーが開いてしまったのです。
幸い、ぶちまける前に気づいて事なきを得ました。
開かないようにするこつはあって、両開きのファスナーを、どちらか片方の下までもっていってしっかり閉めておくことです。
上で合わせて閉めてはいけません。
実際、開いてしまって機材が落ちて壊れたという話も聞いたことがあります。
しっかりしたファスナーで、ロックがかかったりするものならいいと思います。
通販では分からないので(つい通販で買いがち)、選ぶときは量販店の店頭にいって見たほうがいいもののひとつかも。
在庫復活してほしい
これだけ長々書いてきて、在庫がないためにAmazonのリンクが切れていて、すごくすごく残念なのですが、いちおう元のリュックがあったリンク先を貼っておきます。
レビューもすごくたくさんついていたので、TARIONさん、ぜひ在庫復活してください。
見た目もカメラリュックカメラリュックしていないので、気に入ってます。
いままで何人かにどこで買ったか聞かれて、その都度紹介してきました。
フルサイズの一眼レフが2セット入るので、配信に使うカメラ、ミラーレスなら楽勝だと思います。
ミラーレス二台なら、スイッチャーも小さいのなら入るかと。
ケーブル類は上に入れられるので、リュックひとつで出張配信も可能かもしれません。
三脚も付けられる
そうそう、三脚もリュックの外に取り付けできます。
荷物がひとつにまとまるのでいいです。
そうそう、三脚もリュックの外に取り付けできます。
荷物がひとつにまとまるのでいいです。