スタジオの名前を決めた話
西調布スタジオ(仮)と、少しのあいだ呼んでいたのですが、先日、名前を決めました。
決めたというか、もらったのです。
スタジオの名前は「Ordinary Studio」
Facebookで、名前どうしようかな、と呟いていたら、シンガーソングライターの広沢タダシさんが、「Ordinary Studio」とレスをくださいました。
広沢タダシさんは、私も参加している「シンガーソングライター研究会」を主催されているかたです。そのご縁で、先日、東京でのライブを配信させていただいたりしています。
「スーパーオーディナリー」という曲があります。
この曲は広沢タダシさんと縁のある馬場俊英さんの曲で、私も大好きな曲のひとつです。
スタジオの名前をどうするかという私のつぶやきに、広沢さんは馬場さんを思い出して、私のスタジオのテーマにはこれしかないでしょう!、と思って「Ordinary Studio」と書いてくださったそうです。
私のスタジオのテーマ、それは「ふつうの日」です。
ふつうの日、日常がいちばん輝いていると思っています。
ふつうの日がいちばん輝いている
幼稚園や学校で撮影をしていますが、多くは行事の撮影です。
いわば晴れ舞台の撮影です。
スタジオの仕事では、七五三やバースデー、いまの季節なら入園・入学の亜撮影があります。これもまた、特別な日です。
そんな特別を残すのも、写真の仕事です。
特別な日を残したいと思うのは、あたりまえのことだと思います。
でも私は、そんな特別な日ではない、ふだんの日を撮影したい。
ふつうの日常、あたりまえの日々のなかに、たくさんの笑顔や輝きがあり、いつか振り返ったとき懐かしい思い出になると、写真を撮りながら感じています。
Ordinaryは、ふつう、とか、ふだんのとか、ありふれた、とか、そんな意味の言葉です。
だから広沢さんが選んでくださった「Ordinary」というこの言葉を、スタジオの名前に決めました。
自分でも、Ordinaryという言葉を使いたい思いは、実はありました。でも、馬場俊英さんのファンでもあるので、少し気恥ずかしかったというのが正直なところです。
ですが、思いがけず、広沢さんが「Ordinary Studio」という名前を出して名付け親になってくださったことで、いただいた名前という感じがして、よりいっそう、大切に育てていきたい場所になりました。
だからOrdinary Studioは、日常の延長線上にあるスタジオです。
ふだんのまま(ちょっとおしゃれしたりしてもいいけれど笑)、そこで遊んだり、絵本を読んだり、眠ったり、お菓子を食べたり、そんなたわいもないかもしれない日常を、写真と、そして動画というかたちで残すスタジオです(動画についてもまた書きます)。
次は、スタジオの内装をどうやって作っていくかについて書きます。
いまは空っぽのアパートの一室を、どうスタジオに変えていくのか。
そんなことを書く予定です。
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