音楽をお金にする-有料配信の方法まとめ
ライブハウスでの感染があったり、三密を避けるということで、ライブ活動ができなくなっているアーティストさん、ほんとうにたくさんいらっしゃると思います。
現在、多くのアーティストさんが、YouTubeやツイキャスで配信を行っておられます。
出かけなくてもオンラインでライブ配信が見られるのはとても嬉しいけれど、ずっと無料でアーティストさんが潰れてしまわないか心配になります。
一方、アーティストさん側としても、できれば有料にしたい、と思うこともあるでしょうし、応援するファンのひとりとして、私自身も、なにか課金できる方法はないの?と思ったりもします。
大好きな音楽がまたライブハウスで聴けるようになるまで、私にできることはなにかないかと考えましたが、ライターとしては情報を分かりやすくまとめるくらいなので、ライブ配信で課金する方法についてまとめました。
デジタルデータの販売方法についても、またまとめます。
チケット制の配信ーツイキャスプレミア配信
ライブ配信で課金するといえば、ツイキャスプレミア配信かなと思います。
300円〜30,000円でチケット代が設定できて、購入者は、ライブ配信当日に加えて、配信から14日間、録画を視聴できます。
まさにライブハウスをネット上に持ってきた感じかなと思うので、課金方式のライブ配信としては王道では、と思います。
初期費用は無料、手数料が5%引かれますが、「ただし、2020年5月31日までに購入決済されたものについては、手数料が0円となります。」とのこと。
詳しくは出品者向けのヘルプをどうぞ。
※2020年5月25日追記
緊急事態宣言の延長に伴って、だと思いますが、手数料無料期間が6月30日まで延長されています。
課金という視点から見た、ツイキャスプレミア配信の特徴
ツイキャスプレミア配信では、チケット購入の支払い方法が複数あります。
・クレジットカード
・ネットバンクへの振込
・Amazonのアカウントから支払うAmazon払い
・ペイジー
・コンビニ決済
といろいろあるので、視聴する側としても、これだけあればどれかで支払いできるのではないでしょうか?
銀行振込やコンビニ決済があるので、未成年など、クレジットカードを持っていない人も、チケットを購入できます。
視聴者層が若い人が多い場合などにも、利用しやすいシステムだと思います。
チケットも300円から設定できるので、初めて有料配信をする場合に、低い額から始めてみるのもありだと思います。
加えて、ライブ配信当日に見ることができなくても、14日間は録画を見られるので、配信当日、時間に間に合わなかった視聴者も、あとから見ることができます。
当日までにチケットを買えなかった場合も、決済方法によっては(クレジットカードはOKでした)配信後に購入して見ることもできるので、友達などから「あれよかったよ!」という話を聞いて、あとから購入・視聴、もありかなと思います。
実際、私は、参加したライブが配信になっていたのですが、当日行くからいいかな、と思っていたけれど、やっぱりもう一回聴きたくなって、後日チケットを買ったことがあります。
事前にチケットを購入してもらうシステムなので、配信前に収益がおおよそ分かります。
それによって、例えば、予想より収益が多ければ配信時間を長くしたり、配信に使うカメラの数を増やす、といったこともできると思います。
投げ銭で課金ーYouTubeLiveのスーパーチャット
先日M.S.S.Projectが1億円を突破したというのでニュースになっていた、スーパーチャット、通称スパチャ。
ライブ配信中に視聴者が投げ銭できるシステムで、金額は100円から50,000円まで。
ただし、一日に同じ配信者に投げられるのは50,000円までです。
課金という視点から見た、スーパーチャットの特徴
スーパーチャットのいちばんのポイントは、YouTubeLiveで配信する人が、誰でもすぐに利用できるものではない、という点がm配信する側にとっては一番のネックです。
・チャンネル登録者数が1,000名以上
・過去12ヵ月の再生時間が4,000時間以上
を越えると、自動的に審査が行われます。
また、一定金額でチケットを売る、という方法はとれず、金額は視聴する側に任されます。
完全に視聴者のお気持ちになるので、例えば場所を借りて、カメラを複数使うなどしても、配信による収益がどれくらいになるかは、終わってみるまで分かりません。
ツイキャスプレミア配信とスパチャ以外での収益化を考える
ツイキャスプレミア配信は、チケットを販売するキャスマーケットに承認が必要ですが、配信時間などの資格はないので、いままで配信したことがない人でも利用できます。
スパチャは審査に通る実績があれば実施可能ですが、それ以外に課金できる方法はないか、考えていて、有料noteやサポートを使って、限定YouTubeLiveのチケットを販売するというのも考えられるのですが、このあたりはYouTubeの利用規約に触れそうなのでダメなようです。
ただし、noteでライブ配信の告知をするというのは、いい方法だと思います。
スパチャが使えない、インスタライブしかやらない、というかたにとっては、noteのサポートから投げ銭をいただける可能性があります。
余談~私がいまやっていることについて
カメラマンなので撮影機材はいろいろありますが、いまのデジタルカメラはほとんどのものがムービー撮影可能なので、これを使ってライブ配信ができるシステムができないかと思っています。
スイッチャーなども購入して揃ってきたので、これから接続テスト、配信テスト等進めていくので、またそのあたりもnoteにまとめたいと思います。
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