フォトスタジオに必須のあるものがないフォトスタジオ
Ordinary Studioは、写真とライブ配信のスタジオです。
フォトスタジオと動画スタジオのハイブリッドですが、フォトスタジオとしては必須のあるものがありません。
ライトスタンドのないスタジオ
それはライトスタンドです。
ライトスタンドというのは、撮影される人(被写体)にライトを当てるもので、こういうものです。
いろいろな形のものがありますが、基本的には、三本の足で支えられたスタンドの上部にライトがついているものです。
Ordinary Studioでは、このライトスタンドをあえて置いていません。
子供さんが遊ぶ場所に、ライトスタンドは危ないと思うから
ライトスタンドはその構造上、比較的、倒れやすいものになります。
スタンドの上についたライトに、ライトボックスと呼ばれるパーツなどをつけて使うことが多いので、頭が重くなります。
もちろん倒れないようにするために、三本足になっている足元に重りを追加したりして使うこともあります。
小さいお子さんに来ていただいて撮影するスタジオとして、このスタンドを置くことは、考えざるを得ませんでした。
好奇心いっぱいのお子さんがスタンドに触るかもしれないことはもちろん、スタンドから延びた電源コードにつまずいたり、ひっかけたりするかもしれない。
できるだけそういうものは無くしていく方向で、スタジオを作り始めました。
ライトは天井に。スイッチも手が届かない場所へ。
Ordinary Studioのメインの明かりは、天井のライトレールに設置したライトになりました。
台湾では美術館で使われているそうです。
とても明るくて光がきれい。
調光できるので、その日の天気や時間によって調整しています。
補助光として、一般的なLEDのシーリングライトも取り付けています。
ライトのスイッチはこちら。
リノベーションを手伝ってくれた友人が、私のリクエストに応えて、子供さんの手が届かないところに付けてくれました。
引っ張ることでオン/オフできます。
安心して楽しく過ごせるスタジオを目指して
ライトスタンドを置いていないだけで、安心安全とは言えないと思いますが、小さな工夫で少しでも安心して利用していただけるような、そんな場所を目指しています。