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Ordinary Studioって、どんなスタジオなの?

8月8日にプレオープンして、1か月半ほど経ちました。
この間、なにをしていたかというと、SNSやフォトブックのサンプル作成のためにモデルになってくださるご家族を募集して撮影させていただき、フォトブックの編集をしたり、また、さらなるスタジオの最適化を行ってきました。

撮影プランも決めました。12月まではこのプランで、と思っていましたが、早々にカット数の見直しを行うことにしましたので、それについては別のnoteに書きます。

そして、スタジオのことを知ってもらうために地域のFacebookグループに投稿したり、調布の歴史あるフリーペーパーさんに、掲載していただけないか連絡を取ったり、撮影した写真をInstagramに投稿したりしていました。

Facebookの調布の交流グループでは、たくさんのかたがイイネを押してくださって、Instagramも新しいかたがフォローしてくださったり、スキのボタンを押してくださっていて、とても励みになっています。

スタジオの最適化も、仕切にカーテンを追加したり、撮影につかうおもちゃを片付けやすくしたり、日々考えながら進化させていますが、ここがどういうコンセプトのスタジオなのか、それを伝えることをちゃんとやっていないと気が付いて、このnoteを書いています。

Ordinary Studioは、どんなスタジオなのか。
スタジオのコンセプトと、どうしてそういうスタジオにしようと思ったのかを書きます。

撮影って緊張しませんか?

幼稚園や小学校、またフォトスタジオと、いろいろな場所で写真を撮っていますが、どんな場所でも感じるのは、「カメラを向けられると人は緊張する」ということです。
最近のお子さんはスマホなどでカメラ慣れしているお子さんも多いので、幼稚園など通いなれた場所ではそうでもないかもしれません。

でも、やっぱり、毎年4月の入園式のときには感じます。
初めての場所でただでさえ緊張しているのに、並んで座って、初めて見る人がカメラを向けている!
泣いてしまったり、イヤだ~、となってしまうのも、無理ないと思います。

でも、4月に泣いていたお子さんも、どんどん幼稚園に慣れていきます。
そして、毎月撮影にうかがっていたり、行事のたびに顔を合わせるうちに、私のことを知ってくれます。
何か月かすると、「知らないカメラの人」から「いつも写真を撮りにくるカメラの人」に、そして年長さんになるころには「下司さん、写真撮って!」と言ってくれるようになります。

一度きりでなく、時間をかけて知り合うことで、このスタジオでもそうなっていきたいと思っています。

誰もがカメラを見て、急ににこにこできるわけじゃない

私は自分が撮るのはいいのですが、実はカメラを向けられて笑顔を見せるのがけっこう苦手です。

なんだか恥ずかしい、という気持ちと、撮られるのが苦手な感じが抜けなくて、いまだに笑顔が引きつってしまうときもあります。

大きなスタジオでは、お子さんを上手にあやしてくれるお姉さんやお兄さんがいて、リラックスさせてくれるところもたくさんあります。
そういう場所なら楽しく撮影できるお子さんもたくさんいらっしゃると思います。
私もそういうスタジオでの撮影を経験しています。
あの場所で笑顔を引き出してくれるアシスタントさんは、ほんとうにすばらしいと思います。
あんなに泣いていたのに、と思うこともしばしばです。

それでも、どうしてもイヤ!というお子さんもいらっしゃいます。

賑やかだったり、人が多いのが苦手だったり、写真を撮るのは楽しみだけど恥ずかしかったり、初めてのスタジオが怖かったり。
それぞれの理由があるんだと思います。

安心してくつろげる場所を作りたい

幼稚園や小学校などの撮影でも、難しいなというお子さんも見てきました。
でも、彼ら彼女らには、それぞれの理由があるから、そこを本人が納得できるようになるまでは、根気よく待つしかないようにも思いました。

行事のときの集合撮影で、最初は下を向いたり横を向いたりしていたお子さんも、長く撮影に通って、撮影以外のときにも話したりしていると、少しずつこちらの意図を分かってくれたりします。

写真の話に戻ると、七五三や入学入園などの記念写真は、親や祖父母の目線から見ると、「きれいに」「きちんと」残したいものだと思います。
でも、それにこだわるあまり、嫌がるのをなんとかなだめて撮影したりはしたくないのが、私の気持ちです。

できれば、どんなお子さんにも、ここが安心できる場所だと感じてもらいたい。
自分のうちや、おじいちゃんおばあちゃんのうち、近所の友達のうちみたいに、遊びにきてほしい。

緊張してカメラの前に立つのではなくて、楽しく遊んでいたら写真が残っていた。

そんなスタジオにしたいと思って、ここを作りました。

とはいえ、記念写真も撮ります

そうは言いつつも、入学入園の記念になるランドセルの写真や制服姿、七五三なども撮ります。

でも、できればそういう記念撮影は、二度目か三度目にしていただけると嬉しいな、と思っています。

できれば一度、スタジオに来ていただいて、どんな場所なのかお子さんと遊びながら見ていただいて、お子さんとお話がしたい。
一度でも来てもらえば、お子さんにとって、ここは知らない場所じゃなくなります。

一度目はここで遊んでもらいながら撮影します。
そして、次に来るときの約束を、お子さんとしたいです。

七五三だったら、「次はカッコいい袴で来てね」と。
入学だったら、「ランドセル見せてもらうの楽しみにしてるね」と。
お誕生日だったら、「次はひとつ大きくなってるね、スタジオをおしゃれにして待ってるね」と。

約束してくれたことを子供たちは忘れませんから、ちゃんとそういう気持ちで来てくれます。

急に「来週、ランドセルの撮影しにいくよ」とスタジオに来るのではなく、一度知った場所に、「次はランドセル持っていくんだ」という気持ちで来てもらう。

最終的に撮影した写真に、大きな違いはないのかもしれません。
でもそういう気持ちがきっと映るし、その時の気持ちは、いつか未来に写真を見たとき、きっと思い出してくれるんじゃないか。
そう思っています。

なので撮影プランを見直します

スタジオ見学を兼ねたお試しプランとして、1000円でワンカットのプランを用意していますが、そもそも二回来てもらって、という、私のわがままな面倒な手順に付き合っていただくために、そういうプランを用意するべきだろうと、このnoteを書きながら考えました。

なので、撮影プランを見直します。

スタジオ見学だけしてみたいかたもいらっしゃると思うので、お試しプランの1000円でワンカットのコースはそのまま残します。
そのうえで、記念撮影やバースデーの前に一度来てみたい、というかたのために、二回セットの撮影プランを作ります。

お試しプランからのプランチェンジも、もちろんありです。

今日、このあとそのプランを作ります。

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下司智津惠(GeshiChizue)
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